5月の読書メーター
5月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1516
ナイス数:40
The Eyre Affair: Thursday Next Book 1 (English Edition)の感想
クリミア戦争がまだ続いている世界の1985年。ディケンズやブロンテのオリジナル原稿が盗まれ、小説の世界に入ってゆける機械によって内容が書き換えられてしまう。主人公はそれを阻止するとともに通常の手段では死なない犯人を追う……とあらすじを書くと重要なことをいくつも落としているんだよなあ。『リチャード三世』はもちろん題名にもある『ジェイン・エアー』も読み返したくなる。続きも気になるし、危険な小説だ。最終巻となる第八巻が発売されると聞いて読み返した。
読了日:05月11日 著者:Jasper Fforde
Lost in a Good Book: Thursday Next Book 2 (English Edition)の感想
いよいよ本の中の世界で活躍するようになる主人公サーズデイ。現実世界での仕事が退屈に感じるの、わかる。サーズデイは『大いなる遺産』のミス・ハヴィシャムの弟子になるんだけど、このミス・ハヴィシャムがまたいいキャラクタなんだわ。前作よりつらい展開になっていて、この先さらにつらい展開が待っているとわかっていつつもやめられないおもしろさ。以前読んだ時は未履修だった『ドクター・フー』、主人公のお父さん、ドクター・フーだよね。タイムロード。名前がわからないところとか。
読了日:05月21日 著者:Jasper Fforde
フラワーズ・カンフーの感想
句作りに迷うことがあって読み返したはずだが楽しく読んでしまった。早く次の句集が出ないかなあ。
読了日:05月23日 著者:小津夜景
田中裕明の百句 (百句シリーズ)の感想
俳人は長命な人が多いという。田中裕明をはじめて知ったホトトギス(系)の俳人とその句とを紹介した本を読んだ時、八十歳はあたりまえといった様子に喫驚したものだった。田中裕明がいまも生きていたら、と「たられば」を考えても仕方がないのだが、どんな句を作っていただろう。「はじめに」で岩田奎は「本書の想定読者は、俳人ではない」と記している。書店で俳句の棚にあったら、そっと平積みの新刊書のあたりに並べかえたい。そんな本である。
読了日:05月30日 著者:岩田奎
The Well Of Lost Plots: Thursday Next Book 3 (English Edition)の感想
一番思い出したくない記憶とはなんだろうか。一番思い出したくない、恐ろしい記憶。主人公サーズデイはこの試練のほかにさらに本の世界から追放されるかもしれないという試練と戦う。そう書くと重たい内容のように感じられるが、そして実際そうなのだが、きちんとエンタテインメントなんだよなあ。スピンオフのNursery Crimeシリーズにつながる部分もあって、次に四巻を読むかNursery Crimeシリーズを読むか、悩む。
読了日:05月31日 著者:Jasper Fforde
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