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Tuesday, 03 April 2012

GR DIGITAL IV

猫に小判。
豚に真珠。
そして、やつがれにGR DIGITAL IV。

といふわけで、六年振りくらゐにデジタルカメラを新調した。

ここのところRICOH GR DIGITALを愛用してゐたが、ズーム機能がきかなくなつてしまつた。
ほかに不具合はないので、ズーム機能を補ふ安いデジタルカメラでも買ふか。
そんな風に思つてゐた。

だが、店頭でGR DIGITAL IVを手に取つて気が変はつた。

これがほしい。

問題は、高価だといふことだ。

悩んで、やつぱり買つた。
買つて、意味もなく毎日持ち歩き、意味もなくシャッターを切つてゐる。

ほんと、やつがれ風情にはもつたいないカメラなのだが、ほしかつたのだから仕方がない。

昔、Nikon F がほしくて、買つてしまつた父の血を引いてゐるんだらうなあ。
当時、同じ金額でいい土地が買へたといふ。
宝の持ち腐れといふアレで、まつたく手入れされてゐないのだが……Nikon Fも復活させたいなあ。重たいけど。

Tatted Doily in Progress

Saturday, 11 June 2011

7notes mini を使ふ

7notes miniを入れてみた。
iPadでは7notesを使つてゐる。ただしやつがれはATOK信者ではない。ATOKについてはどちらかといふと懐疑的である。たとへば、MacをはじめiPhoneやiPadでは、「おうぎし」を「王羲之」、「しょかつこうめい」を「諸葛孔明」と変換してくれるが、LifetouchNOTEでは、「おうぎし」はおろか「しょかつこうめい」でさヘ漢字一字単位に分割しなければ変換できないからである。ゆゑに、ATOKをもちあげる向きは、単にATOKに慣れてゐるだけのことなのではないかと思つてゐる。

それはさておき。

そんなわけで、7notes miniを購入したわけは、7notesが氣に入つてゐるから。多少、起動に時間がかかるとか、書式を決めるところからはじまるとか、ひつかかるところもないではないが、とにかく手書文字の変換効率がすばらしい。
かな入力で、しかもかういふかな遺ひをしてゐると、iPadでの入力はかなりstressfulである。基本、iPadで文字入力する場合はローマ字入力の上、ー々現代かな遺ひで打つては、打ちなほすからだ。
それが7notesだと、ほぼ書いたまま入力できる。
誤変換のせゐで苛々することもないとはいはないが、ローマ字入力かつ打ちなほしとどちらがましかと問はれたら……うーん、時と場合による、かな。
いづれにしても、7notesでの文字入力は楽しい。だつたら7notes miniも、いいのではないか。
さう思つた。

使つてみた印象は、といふと、7notesよりも変換効率はいい感じがする。iPadのときはスタイラスで入力してゐるが、iPhoneでは指先を使ふ。それでこの変換率といふのがすばらしい。

iPhoneにはiPadとちがつてフリック入力といふすぐれた入力方法がある。正直、iPhoneを使ふことにしたのは、フリック入力があつたからといつても過言ではない。
そのフリック入力と7notes miniと、どちらを選ぶか、ときかれると……少々迷ふが、やはりこれもケースバイケースといふところか。

7notes miniには、TwitterやFacebookへ入力した内容を送る機能もあるし、e-mail送信もできるやうだ。
まづはいろいろやつてみたい。

といふわけで、これは全部7notes miniで入力してみた。

Sunday, 27 July 2008

遅ればせながらiPhone

iPhoneがはじめて発表されたとき、「こいつぁほしい」と思つた。
もちろん本邦で使へるはずもないのだが、だからよけいに物欲がつのる。実際、電話として使へないにもかかはらず、本邦でも入手する人が少なからずゐた。皆WiFi利用だけだが、とてもとても楽しんでゐるやうに見受けられた。
SO902i以降、これといつてほしい携帯電話がない。SO902iだつて、「ちいさいから」「折りたたみぢやないから」くらゐの理由しかなく、そんなに積極的にほしいわけぢやなかつた。

心の中では、PalmOSのTreoがいつでも一番。
これにデータ定額でreasonableな料金がつけばそれで十分。
問題は、たつたそれだけのことだといふのに本邦ではかなへる方法がないといふことだ。

そこへiPhoneである。

キーボードがつかないのはどうよ、といふ気持ちはあつたが、そこはそれ。それを差し引いても非常に魅力的な端末だ。
なにしろ本邦の携帯電話にはこんなの、ないんだよ。
それだけでかなほしい気がする。
しかもアップル。

電話として使へなくても買ふか……
さんざん悩んでゐたところ、今年、本邦でも発売されるといふではないか。キャリアはソフトバンク。

iPhoneゲットだぜ、といふ気分になるかと思ひきや、なぜか気持ちが萎えてゆくのを感じた。
そのときは、キャリアがソフトバンクだからだらうといふ気がしてゐた。DoCoMoなら機種変更ですむ。それにソフトバンクつて…………。
だが、よくよく考へてみたら、DoCoMoだとしても同じことのやうな気がしてきた。

たとへキャリアがDoCoMoだつたとしても、ほしいといふ強い気持ちは急速にしぼんでしまつてゐただらう。
夢が現実になるときには、往々にしてさういふことがある。
夢の中では、「あれもできる」「これもできる」と万能のマシンも、現実ののもとなればあれやこれやの制約の方が目につくやうになるからだ。

曰く、使ひ邦題を謳ひながら、あまり利用するやうなら使用制限をかけられるといふデータ定額だ、とか。
並ばないと入手できない、あるいは並んでも入手できないだらう、とか。
アップルの初期ロットにはいつでも問題がつきまとふ、とか。

夢の長ては「使へるのだつたらどんな障碍にも耐へてみせる」と思つてゐるのに、それがいざ現実のこととならうとしてゐる今、些細なことが足かせのやうに感じられる。

さうして「もう自分はiPhoneユーザになることはないだらう」とまで思ひこんでゐたものだつた。

だが、ヴィデオを見て気がかはつた。
「画期的」だとか「革命的」だとか、如何にも翻訳調の惹句はともかく、さうして紹介されるiPhoneに、Newton MessagePadに似たものを感じたからだ。

Newton. My beloved.

さう思つた瞬間、やはりiPhoneは自分のための携帯電話であり、自分向きの電話であり、「ヲレが買はずしてたれが買ふ」といつた電話である、と、とつさにさう感じたのである。

まあ、未だに手に入れてはゐないがね。

いつ入手できるか定かではなけねども、ひよつとすると32Gとかが公開されてからになるかもしれないけれども、おそらく手に入れることだらう。
My One and Only iPhoneを。

Monday, 21 August 2006

触つてしまつた

NikonFに。

NikonF

しかし。
いやはや、ひどい状態だつた。
たまの休みといふことで、親戚宅に押しかけて念願のNikonFを見せてもらつたはいいが。
まづなかなか出て来ない。どこにしまつたか忘れたといふ。待つてゐるとやがてたんすの奥からあらはれた。
世の中にはこんな仕打ちを受けてゐるNikonFもあるのだらうか。

フィルムが入つてゐない状態でまづ持つてみる。
重たい。
手にずしりとくる。
これはブレが心配だなあ。
それにあちこち汚れてゐる。メカニカルな部分は問題なささうだが、レンズも、汚い。
さう指摘するも老眼の人にはよく見えないらしい。むう、これはもし使はせてもらふことになつたらなんとかするか。

フィルムを入れて撮影。
まづ、シャッターを切つた時の音がいい。
うーん、さういへばカメラつてこんな音がしたかも。最近はデジタルカメラや携帯電話のカメラばかりであの音を再現した音しか聞いたことがなかつたけれど、実際に聞くといいね。
問題は、重たさでシャッターを切つた時にブレてるんぢやないかといふこと。これは現像してみないとわからないな。
かまへてみて思ふが、ほかにはなにも持てない状況だ。必ず両手のあいてゐる時に写真機をしつかりかまへてシャッターを切る。さうしなければ絶対にブレる。さうしてもブレるかも。

シャッタースピードや絞り値の具合はわからなかつたので、フィルムのパッケージに書いてあるとほりに設定。フォーカスも最初はファインダを覗いていぢつてみたが、だいたいの距離をみてあはせて撮ることにした。

うーん、どう撮れてゐるのかさつぱりわからない。

とりあへずヴェランダから外を写してみた。同じものをGR DIGITALでも撮つてみたのであとで比べてみたい。

さうさう、NikonFの写真を撮つたのもGR DIGITAL。

やつぱり買ふかな。

Monday, 14 August 2006

前哨戦?

とりあへず本を買つてみた。
GRデジタルワークショップ」を、である。

とりあへず本から入つちやふのがやつがれの短所である。

GR DIGITALの本は何冊か出てゐて、実際にGR DIGITALで撮つた写真をまとめたものとかカメラ雑誌のムックなんかがある。
この本を選んだわけは、適度に文章もあることと、「チョートク」といふ名前に見覚えがあつたからだ。
♯以前も書いたがやつがれ、写真機の世界に疎い。
♯まちがつても「カメラ小僧」とかではない、まつたくの門外漢である。

多分、パソコン雑誌に連載を持つてゐたやうな気がするのだが……それはまた別人かもしれない。
いづれにしてもその時の気分によつて写真を眺めたり文章を読んだりする。また楽しからずや。

考へてみれば、「写真集」といふものもこれまで買つたことがないかもしれない。
うーん、ますますGR DIGITALは自分には過ぎた写真機に思へてきたなあ……。

身の程を知らねばとは思へども、ほしいものはほしいのだつた。
ううーん。まゐつた。

Friday, 11 August 2006

GR DIGITAL、買つちやはうかな

普段撮るのは自分で編んだり結んだりしたものの写真である。
「芸術的」な写真を撮る必要はない。どちらかといへばのつぺりと至るところがよく見えるやうな写真が望ましい。編み物はもちろん手芸の本に掲載されるのはさうした写真がいい写真だからだ。どこか影になつてゐたりよく見えないやうに撮つてある写真は「よくない写真」すなはちその作品になにがしかの瑕疵がある証拠なのである。

そんなやつがれにGR DIGITALは必要ないな、といふのが正直なところなのだが。

その次によく撮るのが夕焼けの写真なのだつた。
iBookのiPhotoにつめこまれてゐるのはほとんどが夕焼けの写真。自宅のヴェランダから西の方角を撮つた写真ばかりだ。時に朝のこともある。

さうなつてくると、GR DIGITAL、いいよな、と思つたりするのだつた。
ただやつがれ、別段「カメラ小僧」つてわけぢやないんだよなあ。写真機の世界つてよくわからないことばかりである。時々カメラ屋で一般の人にとつてはマニアックな写真機を見てゐると「これ、いいですよ」とか聲かけられるけど、よくわからないのだつた。

でも、かるい気持ちで買ふにはちよいと高価な買物である。

そんな感じでためらひつつ、帰宅途中に寄り道して店頭のGR DIGITALをいぢるやつがれなのだつた。

Tuesday, 08 August 2006

W-ZERO3を使ひこなせない云ひわけ

W-ZERO3[es]を触つてきた……つもりだつたがモックだつた。
しかし[es]にはあまり惹かれない。このことについては以前もちよこつと書いたが、別段W-ZERO3に電話の要素を求めてゐないからである。W-ZERO3はとても気に入つて使つてゐるけれど、「これで通話機能がなかつたらもつとバンバン使へるのになあ」と思ふことしきりなのだつた。
[es]はバッテリの持ちもよくなつてゐるらしくて、そこらへんはいいなあと思ふのだが、形としてはW-ZERO3の方が好きなのだつた。

しかし、そのW-ZERO3も実はあまり使ひこなせてゐない。
結局予定などはTungsten|Cで管理してしまふからだ。
Tungsten|CにはPalm IIIからの資産(?)も多いし、バッテリは持つし、なんといつても使ひやすい。
W-ZERO3は、どうも……今ひとつ使ひ勝手が悪いのである。
そんなやつがれの理想の携帯電話(PHSでも可)はやはりTreoなのだが……うーん、でももうPalmOSもかはつてしまつたといふ話だし、どんなもんだらう。
それにW-ZERO3のよさつてマシン自体のよさもあるけど、絶対通話料のよさが大きいと思ふのだ。

それにしても、こんな状態でTungsten|Cが使へなくなつてしまつたらどうしやう。替へもないしなあ。

すでに同じやうなことを書いたエントリがあるけれども、何度か書くとほんとになつたりしないかな、と思つて書く。
バカだな、やつがれ……

Sunday, 02 April 2006

携帯電話で撮つた写真

昨日、SO902iに機種変更した。
SO902iは発表当時から気になつてゐた。ストレート端末だからである。
どうも折りたたみ式が好きになれない。理由はない。
docomoで使用した携帯電話はこんな感じ。
NM502i -> P900i (Nokia 7600) -> SO902i。
P900iだけ折りたたみ式だが、これはNokia 7600を使ひたくて機種変更したものだつた。折りたたみ式だけれども、ワンタッチで開くやうになつてゐるので、まあ譲歩したといつたところである。
かうしてみると、北欧系に弱いやうな感じがするなあ。

変更日が昨日といふことで、世の中は「ワン・セグ」でもりあがつてゐたが、とりあへずそちらは見ないでSO902i。
普段はW-ZERO3を使用してゐるので、SO902iの用途としてはちよつとした通話と月に最低一度は行う芝居の席抑へといふことになる。テンキーはWX310Jの方が押しやすいやうな気がする。すなはち、SO902iのテンキーは今のところ押しづらいやうな気がするが、まあこんな用途ならそんなに問題にはならないはずだ。電話やメールはアドレス帳に登録してあるものを使ふだらうしな。

ひとまづ写真を撮つてみた。
待ち受け画面サイズで撮つたが、携帯電話で見るならこんなもんだらうと思ふ。
曇り空の夕まぐれ、毎年花が咲くのを楽しみにしてゐる桜の木を撮つた。高校生のころから見てゐるが、この木は帰り道にあるのでほとんど夜しか見たことがない。街灯の下、ぼんやり青白く光る花がよい。







「あと何度この花を見られるだらう」と思うやうになつて久しい。

Sunday, 12 March 2006

At a Glance

先日JRの遅延・運休情報が見づらいといふやうなことを書いた。

電光掲示板で「どこそこ線が遅れてゐます」と情報が出るのだが、表示幅が短く見るタイミングによつてはどの線がどうなつてゐるのかわからず、立ち止まつてもう一度くり返されるのを待たなければならないことがしばしばある。

別に「なぜ」は知らなくてもいい。何線のどの駅とどの駅の間がどうなつてゐるのか。それを一目で見られれば「なぜ」はアナウンスでもしてくれれば済む話だ。

そこでなぜやつがれがW-ZERO3でなくTungsten|Cを手に取つてしまふことが多いのかわかつた気がする。

画面が小さいため、一目で全貌がわかるから、だ。

以前どこかでたれかが書いてゐたのだが、画面は大きければいいといふものではない。必要な情報を一望できるサイズといふのがある。
おそらく、W-ZERO3の画面はさういふ意味では大き過ぎるのである。

しかし、大きい画面が悪いわけではない。
じつくり読む場合にはやはり大きい方がいい。

このあたりに使ひわけの道がありさうだ。

Sunday, 05 March 2006

電池が足りない

やはりどうもW-ZERO3を使ひこなせてゐない。
日々持ち歩いてゐて大変満足はしてゐる。使つてゐて楽しいし。
しかし、どうにもAH-K3001Vを使つてゐた時とやつてることがかはらないのである。

いや、それはそれでいいのかもしれないが。
以前は「あんまりソフトとか追加してないせゐかなあ」と思つてゐた。
Operaをダウンロードしてきたくらゐで、あとは素のままである。
ここはひとつソフトでも、と思つたのだが。

「でも電池がもたないしな」とあきらめ気分になつてゐることに気がついた。

さうか、W-ZERO3 を思つたほど使つてゐないのはこのせゐだつたのか。

しかし。
これつて実は如何ともし難い部分が大きいのではないか。

とは云ひつつも、これから少しあれこれ導入してみるつもりではゐる。