Wednesday, 15 November 2017

kamiterior の memottala+を使ふ

情報カードを使ふことにした。

といふわけで、二年前に文房具カフェのイヴェントで見かけた kamiterior の memottala+(メモッタラプラス)を買ふことにした。

memottala+

memottala+は5x3カードをたくさん持ち歩けるジョッターである。
kamiterior のカードであれば50枚入れることができるといふ。

文房具カフェで見たとき、これはいいなと思つた。
情報カードを使ふ際の問題のひとつに、如何にして情報カードをたくさん持ち歩くか、といふのがある。
リヒトラブからいい感じのケースが出てゐるし、Moleskine ポケットサイズのポートフォリオにはさんで持ち歩くのもいいかもしれない。
memottala+のいいところは、カードをたくさん持ち歩けるし、ジョッターでもあるから即メモを取ることができる点だらう。

赤にしたのは、かばんから取り出すときにぱつとわかりやすいだらうと思つたからだ。
実際、目にも鮮やかな赤で、即取り出せるのがよい。
色はほかに黒・紺・白無地・白模様とあるようだ。

memottala+は紙製ではあるものの、頑丈な作りで、ジョッターとして使ふときも安定して書き込むことができる。
ジョッターを使用する際裏側に回るカード入れからカードが出てきてしまひさうな不安はあるが、指で押さへれば問題なささうだ。
どちらかといふと、書いてゐるときよりもジョッター面を開くときにカードが落ちないやうに注意する必要がある。

サイズは Moleskine のポケットサイズよりちよつと小さいくらゐだらうか。
携帯しやすい大きさである。
内側にクリップのあるペンを収納することも可能で、パイロットのデシモやユニボール・シグノのRT1などをはさんで持ち歩いてゐる。

memottala+

実際に使つてみて困つたのは、情報カードを取り出しにくいかな、といふことだ。
これはカードを入れすぎなければいいのかもしれない。今後検討していくつもりだ。
もうひとつは、使用前のカードと使用後のカードとの区切りがわかりづらいこともある。
これも仕切を入れるとかなんとか工夫してゆきたい。

使用後のカードはできれば一週間くらゐは持ち歩きたいんだけどな。
未使用のカードと使用後のカードとでは違ふ入れ物に入れるべきだらうか。
これも要検討課題だな。

kamiterior の情報カードは、インキの吸収がよいやうだ。
中字のペンで書いても細字かと思ふくらゐ細い線が書ける。
どちらかといふと、もうちよつとすらすらと書ける紙が好みなので、情報カードは今後は別のものを使ふつもりでゐる。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Friday, 10 November 2017

5x3カードとの出会ひ

情報カードとの出会ひは高校の国語の授業だつた。

教師が指定したのは5x3のカードだつた。
当時は京大式カードが主流だつたのぢやあるまいか。
後にさう思つた。
なにしろ情報カードといふものがはじめてだし、教師からこれにしろといはれたので5x3カードを手にした。
Meadのものだつたと記憶する。

学校で習つたのは、参考文献と引用の書き方だつた。
著者名、書名など記述する順番から句読点の打ち方など厳しく教へられた。
実際に作文をすることはなかつたが、書くつもりで主題を選び、その主題に関する文献の名前を集めるといふところまでやつた。
生徒は図書室につれていかれて、雑誌目録で主題を探し文献を書き出すやう云はれた。
主題はリシュリューにした。

さきにも書いたとほり、採点は厳しかつたし、なんの役に立つのかさつぱりわからなかつたが、とつても楽しかつた。
雑誌目録なんてものがあるのもはじめて知つた。
調べたいことがどの雑誌の何年何号の何ページに出てゐるとか一発でわかつてしまふのだ。
いまだとネット検索でわかるのかもしれないけれど、分厚い本をめくつて知りたい情報に出会ふといふのが異様に気に入つた。

この授業の後しばらくは、読んだ本の情報やその中の気に入つた文章などを5x3カードに書き出してゐた。
そのうち、情報カードにも蔵書管理用のフォーマットがあることを知つて、一時は使つてゐたこともある。
でもまた単に罫線の引いてあるカードに戻つた。

二十歳を少しすぎるくらゐまではさうしてゐたと思ふ。
いまでも探せばそのとき使つてゐたカードが出てくるはずだ。捨てた記憶はない。
ただ、腐海の底に沈んでゐて取り出せない。捨てたも同然か。

このころアルバイト先で Macintosh に出会ひ、FileMaker といふものを知つて、「これだ!」と思ふのだが、いまに至るまで FileMaker を持つてゐたことはない。
Macを買つたらハイパーカードがついてゐたからそれで十分かな、と思つた、といふのはまた別の話。

5x3カードでは小さすぎると思ふときもあつて、京大式カードも使つてゐたことがある。
京大式カードは大きすぎた。
情報カードのよいところは、書いたものをシャッフルして並べ替へたりひろげたりして見ることができるところだと思ふ。
5x3カードだとつねに携帯してメモとして使ふのも容易だし、手の小さいやつがれでも取り扱ひやすい。
京大式カードはたくさん書けるけど、携帯性はさほどよくないし、取り扱ふのも大変だ。
一枚のカードには一内容だけ書くといふのが鉄則だしね。

いまでも5x3カードはポケットサイズの Moleskine に常時四、五枚はさんでゐる。

5x3カードが手放せないのは、主に持つたときの心地よさによる。
何枚か重ねてトランプのやうにパラパラとやるのがとても楽しい。
意味はない。
意味はないのだが、そこがいいんぢやない、といふ気もする。

ここのところ手帳の補助としてしか使つてゐなかつたが、またちよつと5x3カードを使つてみやうかな、と思つてゐる。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Wednesday, 18 October 2017

使用済手帳でふり返り

手帳にいろいろと書き込むのはいいけれど、見返す機会がなかなかない。

見返さない手帳に意味はない。
さう思ふのだが、なかなか、ね。
「起きてゐるあひた一番長い時間を過ごすのは職場だ」といふことに気がついて、使ひ終へた手帳を職場におくやうにしたこともあつた。
でも、やつぱり自宅におくのがいいやうである。

そんなわけで、昨日これまで使つた手帳をぱらぱらと見返してみた。
三月この方自分の書く文字が劣化してゐるなと思つてゐたけれど、過去の手帳を見返してみるとさうでもないことがわかる。
そのときによつて波があるのだ。
比較的読みやすい字で書いてゐることもあれば、なにをそんなに慌ててゐたのかと思ふやうな字で書いてゐることもある。
ペンと紙との相性もあるやうで、相性のいい同士で書いたときはよく、さうでもないときはそれなりだつたりもする。
「さういへばこのときペンクリニックで見てもらつて、書き味が断然よくなつたんだよなあ」などと思ひ出すこともあつた。

使つた手帳で一番多いのは Moleskine のポケットサイズで、次が Smythson の Panama だ。
ほかにMDノートや旭屋紙文具店の文庫サイズのものが数点、満寿屋のMONOKAKI B6が一冊、トラベラーズノートが数冊といつたところか。

ぱらぱらとめくつてみて、自分にとつては Moleskine のポケットサイズや Panama がちやうどいいサイズなんだな、とあらためて思ふ。
いはゆる預金通帳サイズだ。
これより小さいと書くのに不便だし、大きいと持ち歩きづらい。

現在、バイブルサイズのシステム手帳を Bullet Journal として使つてゐる。
ここにもたまに「全部システム手帳に集約しやうか」と書いたり「やつぱやーめた」と書いたりしてゐる。
「これが使ひやすい」といふ手帳があると、やつぱり集約するのはムリなのかな。

手帳を使つてゐるあひだは、前日分、一週間前の分、一ヶ月前の分などをあれば見返すやうにはしてゐる。
使ひ終へた手帳のことも見返す機会を設けるやうにしたいが、さて。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Wednesday, 30 August 2017

かばんの中身を数へえみれば

かばんが重たい。

もともとかばんは重たい。
必要最低限のものだけ入れてもなぜか重たいのだ。

財布も定期券入れもかなり minimum なものを使つてゐる。
財布は Abrusus の薄い財布だし、定期券入れは裏と表とに一枚づつカードを入れる部分のある極々薄くて軽いものだ。
それに加へて iPhone7、充電池、キーケースその他もろもろを入れると、重たくなるといふ寸法なのらしい。
なんだか納得がいかないが。
ものが増えればかさも重量も増える、といふのは納得できる。
ひとつひとつはちいさくて軽いのだから、総重量ももうちよつと軽くてもいいんぢやあるまいか、と思ふんだよなあ。

そこにバイブルサイズのシステム手帳とポケットサイズの Moleskine、さらに筆記用具が加はる。
筆記用具を数へてみたら、ペンが22本あつた。
うちボールペンが3本で、あとは万年筆である。

……そんなに使はないだらう?
さう思うつて確認したところ、昨日は使はなかつたのが2本だけだつた。
赤いインキの入つたペンで、赤字を使ふ場面がなかつたからである。
それ以外のペンはなにかしら一通り字を書くのに使つてゐるのだつた。

なんでそんなにたくさんペンを使ふのかといふと、書く内容が変はるとペンも変へるからだ。
あとからみたときにわかりやすいからさうしてゐる。
ペンが多すぎるから、といふこともないわけぢやない。
もつといふと、お気に入りのペンが多すぎるから、だな。

Moleskine にはプラチナのポケット万年筆をさしてゐる。
Moleskine のポケットサイズにぴつたりだからだ。
常時使つてゐる中屋の万年筆の予備といふ性質もこのペンにはある。
中屋のペンのカートリッジを切らしてしまつても、ポケット万年筆にさしてゐるカートリッジを差し替へればよい。
ポケット万年筆を持ち歩いてゐるのは一種の危機管理ともいへる。
カートリッジは自宅と職場と双方に用意してゐるので、早々切らすといふことはないんだけどね。

持ち歩かないと使はなくなるといふ話もある。
平日は職場で過ごしてゐる時間が長い。
全体的に見れば、自宅にゐる時間の方が長い。でも大半は睡眠時間だし、残りは出勤の支度や食事とそれにまつはる雑事、その他の雑事で字を書いてゐる時間はほとんどない。

そんな自宅には自宅で常時使用の万年筆がいま頭の中で数へただけで12本くらゐある。
書く時間などほとんどないのに。
をかしいよ。

こんな状況なのに、またぞろセーラーのクリアキャンディにインキを補充しやうかな、なんぞと考へてゐる始末だ。
をかしいよ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Friday, 25 August 2017

来年の手帳 2017

来年の手帳のことを考へる時期である。

残念ながらやつがれにはその楽しみがない。
来年もこのままシステム手帳で Bullet Journal をつづけるつもりだからだ。
リフィルは5mm方眼とスライド手帳できまりだ。
リフィルについては、ほかになにかよささうなものがあれば使ふ。
いま使つてゐる筆文様の9mm横罫と水玉罫とは手持ちの分は使ふ気でゐる。

Bullet Journal 方式についていふと、今年は綴じ手帳とおなじやうにシステム手帳を使つてきたけれど、来年はシステム手帳らしい使ひ方にしやうと思つてゐる。
スケジュールははスケジュール、まとまつたメモはまとまつたメモにわけることを考へてゐる。

Bullet Journal は、Index Page が肝だと思つてゐる。
ここにも何度か書いてゐる。
各ページにページ番号を記す。
なにか書き入れるときは、まづ題名や主題になるものをすこし大きめに書き入れる。
そして、その題名または主題をページ番号とともに Index Page に記す。
これでなにがどこにあるかあとでわかりやすくなるといふ寸法だ。

綴じ手帳だとこの手法はとても有効だ。
システム手帳も同様なのだが、しかし、システム手帳はページの入れ替へが容易である。
すなはち、別のことが書きたくなつたら、次のページに書かなければならないといふことはない。
綴じ手帳だつて、「このページからこのページまではスケジュール」「このページからこのページまではメモ」と決めればいい話ではある。
ただ、この方法だと、片方のページが先に尽きてしまふ可能性がある。

来年からは次のページに書くといふことにこだはらずに書いていかうと思つてゐる。
なぜいまからさうしないのかといふと、一年分のリフィルをまとめて製本するつもりでゐるからだ。
別にいまからはじめてもいいぢやあないかといふ話もあるのだが、めんどくさいからしない。

Bullet Journal をはじめて、administration に関することはかなり楽にできるやうになつてきた。
administration に関することといふのは、「きまつたゴミの日にきまつたゴミを捨てる」とか「期限までに書類を提出する」とか、さうしたことどもだ。
まだしたいことや目標を定めそれを達成するために日々を送るといふところまでは到達できてゐない。
予定をたてることについては、スライド手帳を使用することでだいぶ身についてきたとは思ふ。

今後は adminstration の先を目指していけたらなあと思つてゐるが、さて。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Wednesday, 23 August 2017

うつくし過ぎるペン

なにを血迷つてゐたのだらうか。
このペンを見てゐるとつくづくさう思はずにはゐられない。

このペンとは、モンテグラッパのピッコラである。
七、八年前、Pen and message. の店頭で求めた。

Piccola Montegrappa

万年筆については、旧枢軸国産のものが好きである。
ほとんどは日本製だ。
次いでドイツ製。
ああ云つておいてなんだが、イタリア製は四本しか持つてゐない。
アウロラのオプティマとネブローザ。
デルタのドルチェ・ヴィータ。
そしてこのモンテグラッパのピッコラである。

最初に買つたのはオプティマで、次がドルチェ・ヴィータだ。どちらも書斎館で求めた。
ドルチェ・ヴィータを買ふときにお店の人が「イタリアのペンはむつかしいですよ」と暗にほかの国のペンにしませうよ、と勧めてきたのが忘れられない。

イタリア製のペンはうつくしい。
オプティマもドルチェ・ヴィータもネブローザも、そしてピッコラも、見てゐるだけで惚れ惚れするやうなペンだ。
ゆゑに、その外見に惹かれてイタリアのペンを買つていく人が多かつたのではあるまいか。
あとになつて「こんな書き味のつもりぢやなかつたんだけど」と戻つてくるお客さんがゐたのではあるまいか。
さう邪推してゐる。

ピッコラは、購入当初いいペンだつた。
日々楽しく使つてゐたのだが、あるとき書きづらくなつた。
どうやらインキづまりらしい。
ペン先を水につけておき水道水で流すといふのを何度かくりかへしてみたが、そのうちなにをしてもインキが出なくなつてしまつた。

先月上方へ行つたをりに Pen and message. にお邪魔して見てもらつた。
お恥づかしいことに、ほんたうにただのインキづまりであつたらしく、ほどなくしてペンはまた従来の書き味を取り戻した。
インキの粘度のせゐだらうか、ちよつとねつとりした書き味で、官能的ですらある。

細字ではあるものの、ペン先がちよつと平たいのではないかと思ふ。
ドルチェ・ヴィータ(細字)もさうだ。
スタブといふほどではないものの、丸研ぎではなささうだ。
この、微妙に縦の線と横の線との幅の違ふ感じがまたいい。
しかも細字であるといふのがさらにいい。

写真では軸に細かくキラキラしたものがうつつてゐるやうに見えると思ふ。
これは実際にさういふ軸なので、ぱつと見ると単に紺色だが、よくよく見ると夜空に星屑をまいたやうな柄になつてゐる。

ちいさいペンではあるけれど、手にすると重みがあつて書きやすい。
書くときに握るあたりの軸にはそれなりに太さがあつて、ゆつたり持つて書くたちなのでやはり書きやすくできてゐるなと思ふ。

いいペンなのに、なぜ「血迷った」などと云ふのかといふと、やつがれ向きではない気がするからだ。
なんでこんな洒落たペンを買つてしまつたのか。
自分でもさつぱりわからない。

インキが出なくて書きづらい時期が長かつたので、これから使つていくうちに「血迷つた」などと思はなくなるといいなと思つてゐる。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Wednesday, 16 August 2017

筆文様の水玉罫

バイブルサイズのシステム手帳ようリフィルである筆文様の水玉罫を使ひはじめた。

筆文様のリフィルについては以前もちよこつと書いた
水玉罫の使ひ方については迷つてゐた。
店頭で使用例をいくつか見ることができたし、筆文様のWebサイトでも使用例が紹介されてゐる。
だから使い道に困ることはないだらうと思つて買つたものの、使ひあぐねることほぼ一ヶ月。

ふと思ひたつて、ぼんやりと頭に浮かんだことばを書き付けてみた。

筆文様

メモは役に立たないと書いてゐたのは森博嗣だつたらうか。
断片的な文は、あとで見ても役に立たないといふやうな内容だつたと思ふ。
一言メモのやうなものを残すくらゐだつたら、ある程度まとまつた文章を書いておく方がいい、と。

自分もノートになにか書くときは、たいていは一ページ丸々使って書き留めるたちだ。
一ページといつても、Moleskine のポケットサイズていどだから大した量にはならない。
大した量にはならないが、一行だけのメモよりはあとで見たときに役に立つ。
ずつとさう思つてきたけれど、でも、ちよつとだけ書きたいと思ふこともあるのだつた。
そこで、筆文様の水玉罫にちよこつと書きつけてみたといふわけだ。

Bullet Journal からシステム手帳にうつつてきたこともあつて、いまのところシステム手帳を綴じ手帳とおなじやうに使つてゐる。
リフィルの各ページにページ数を打てば、毎ページ全然違つた内容を書いてもかまはない。
Bullet Journal は Index Page が肝になるので、それで十分なのだ。

しかし、使つてゐるのはシステム手帳である。
もつと自由にページを展開してもいいのではないか。

今年はもうこのまま綴じ手帳のやうにシステム手帳を使つていくつもりだが、来年からは予定用のページと見た芝居や読んだ本などの感想メモのページとはわけやうと思つてゐる。

この水玉罫のリフィルは Bullet Journal の中に組み込んでしまつたけれど、これだけはづしてずつとシステム手帳にはさんでおくのもいいな。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Thursday, 27 July 2017

筆文様 システム手帳リフィル

先日、神戸は元町の Pen and message. に行つた。

もともとオリジナルインクの冬枯れは買ふつもりでゐた。
ほかにもなにか、と思つて購入したのが筆文様といふシリーズのシステム手帳のリフィルである。

筆文様

リフィルをデザインしたかなじいさんのことは Pen and message. の店員さんのblog DRAPE で知つた。
こんな字で紙を埋めてみたいよねえ。
しみじみさう思つた。

blog もしばしば拝見してゐて、ノートの使ひ方や文房具に限らず着るものなどのものづくりなど、「すごいなあ」と眺めてゐるのだが。
システム手帳のリフィルは買はないだらうと思つてゐた。

なぜかと問はれると答へに窮する。
かなじいさんのデザインした筆文様が発表された時点では、まだシステム手帳リフィルの大海に溺れてゐて、すぐ手に入るものでいつぱいいつぱいだつたから、かもしれない。

システム手帳のリフィルは、スライド手帳と5mm方眼紙に落ち着いた。
ほかに買ふとしたらカレンダーとか年間予定表だらう。
5mm方眼紙は Bullet Journal として使用してゐる。
リフィルはこれできまりだらう。

さうは思ふものの、この5mm方眼といふのが問題なのだつた。
一行に書くには小さすぎ、二行使ふと広すぎる。
一行おきに書いてもいいが、それだとなんとなくすかすかする。

筆文様には、3mm方眼と3mm罫とのリフィルがある。
3mm方眼なんてほかの会社でも出してゐるぢやあないか。
さういふ向きもあらう。
さはさりながら、ちよつと大きい文房具店に行かないとなかつたりはする。
それに、Bullet Journal は Bullet Journal でつづけていくつもりでゐるものの、自分には方眼よりも罫線の方があふのではないかといふ気もする。
筆文様の3mm罫は三行ごとに太い線になつてゐて、三行を一行として書けるやうになつてゐる。
二行に字を書いて一行はふりがな用に使つてもいい。
昔、こんなノートを使つてゐたなあ。
英字も書きやすいノート、とかいはれてゐたやうな気がする。

そんなわけで、まづは3mm罫を買ふことにした。

早速モンテグラッパのピッコラで書いてみる。
紙はちよつと厚めですこしざらつとした印象がある。書いてゐてわづかに抵抗を感じる、そんな紙だ。
どちらかといふとするするした書き心地の方が好きだが、わづかな抵抗によつてペン先を制御しやすい感じがするのもまたいい。

水玉罫ははじめて見たときから気になつてゐた。
でも使ひ道が思ひつかなかつた。
今回、Pen and message. の店頭で使用サンプルを見せてもらひ、使ひ道にいろいろな可能性のあることにさらに惹かれ、結局買ふことにした。
まだ使つてゐないが、マンダラートのやうな3×3で使つてみやうかと思つてゐる。

あまり「これがないと暮らしていけない」といふものは増やしたくはない。
さう思つて生きてゐるけれど、筆文様のシステム手帳リフィルは「これがないと書いても楽しくない」ものになりさうな予感がしてゐる。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Wednesday, 19 July 2017

エルバンのヴィオレパンセ あるいは仏蘭西色

最近またエルバンのヴィオレパンセを愛用してゐる。

エルバンのインキではじめて買つたのがヴィオレパンセだつた。
ヨーロッパタイプのカートリッジの入る万年筆を手に入れたので、それでなにかいいインキはないかと探して手に入れた。

のちに、ウルトラマン放送開始の年まではフランスの全小学校でエルバンのヴィオレパンセが指定インキだつたと聞いた。
森茉莉が「仏蘭西色」と呼んだのは茶色だつたやうな気がするが、やつがれにとつて「フランス色」はそのときからヴィオレパンセの色になつた。
すなはち、すみれ色、だ。
「すみれの花咲く頃」など聞くとぼんやり「フランス色だなぁ」などと思つたりする。
白いリラ? なんのことですか?

最初にヴィオレパンセのカートリッジをさしたペンはあまり使はないうちにペン先からインキが出なくなつてしまつた。
ペンが悪かつたのかもしれない。
さう思つて、ペリカーノJr.やその他の会社の似たやうなペンに使つてみたところ、同様の状態になつた。
比較的粘度が高いインキなのかもしれない。
ファーバー・カステルのこども用の万年筆だけは大丈夫で、大丈夫となるとよく使ふやうになるからますますインキはかたまることもなくよく使へてゐた。

しかし、である。
いくら過去にフランスの小学校で指定インキだつたからといつて、この色を常用できるだらうか。
常用するのはいい。
でも、個人的なメモやノートにしか使へないのでは?
そんな気もして、またよく行く文房具店からエルバンが消へてしまつて、使はなくなつてしまつた。

それが使ふやうになつたのは、紫色のペンを買つたからだ。
パイロットの色彩雫の紫式部にしやうかな。
さうも思つたが、人のblogでそのペンと紫式部とは相性がよくないといふ話を読んだ。

ペン先は中字でとても書きやすい。
たまに Moleskine にも使ふ。裏抜けもするが、まあ、やつがれには許容範囲だ。

ペンの方はまだ手になじんでゐないので、もつと書かないとなー、と思つてゐる。
書きやすいうへにうるはしい色の線がかけるので、どんどん使つていきたい。

J. P. Erbin Viollete Pensee

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Thursday, 22 June 2017

方眼罫のノートを使ふ

無地の Moleskine ポケットサイズを使ひ終はり、方眼罫のおなじものを使ひはじめた。

方眼罫は次からはもう使はないかもしれないな、といふ気がしてゐる。

方眼罫は人気がある。
成績優秀な人は方眼罫のノートを使つてゐるといふやうな題名の書籍があつたやうに思ふし、Moleskine の中でも一番人気があるのは方眼罫なのではあるまいか。そんなことはないかな。

現在、システム手帳でも方眼罫のリフィルを使用してゐる。
Bullet Journal 用には方眼罫が都合がいいからだ。
一時普通の罫線のリフィルの先頭部分にだけ縦線を入れて Bullet Journal を試して見たことがある。
これでもいい気がしたけれど、なんとなくしつくりこなかつた。

方眼罫のなにが苦手なのか。
まづ、すべての方眼罫が苦手なわけではないかもしれない、といふことをことはつておく。
5mm方眼は、ちよつと使ひづらい。
一行に字をおさめるには狭すぎるし、二行使ふには広すぎる。
帯に短し襷に長しとはこのことだらう。
おそらく三行の中に二行書くのがいいやうな気がするが、さううまくできた試しがない。

無地の場合、罫線がない分字の大きさも行間も好きなやうにとれる。
「好きなやうに」と書いたが、多少滅茶苦茶でもなんとかなる。
ガイドとなる罫線がないから行がななめになつていくこともある。
でも全体がななめになるなら、たいした問題ではない。

5mm方眼は絵やグラフなどを描くときにむいてゐるといふ。
小学生のころ、理科には方眼罫のノートを使つてゐた。
絵やグラフを描き入れるのに向いてゐるなあ、と思つた。

成績優秀な人に方眼罫のノートを使用してゐる人が多いといふのは、ノートの中の文字と絵とのバランスがとれてゐる人に成績優秀者が多い、といふことなのかもしれない。
本も読まずに(そして本の存在を確かめもせずに)書いて恐縮だが、そんな気がする。

やつがれのノートの使ひ方はといふと、とにかく一ページびつしり字で埋め尽くすやうな感じだ。
以前は絵なども入れてみやうと試みたこともあつた。
そのうち自然となくなつた。
いまこの瞬間この光景をかんたんにでも絵に残せたら、と思ふこともないわけではない。
でも気がつくと「ここがかうで、あそこがああで」と文字をつらねてゐる。

以前ほぼ日手帳で3,3mmだか3,4mmだか方眼といふのがあつたやうに思ふ。
使ひづらいといふ意見が多いやうに見受けられたが、二行に一行書き入れるのならちやうどいいサイズだつたんぢやあるまいか。

5mm方眼の一行に文字を一行書き入れるのなら、ペン先の細いペンを使へばいいのかもしれない。
このあとしばらく方眼系とのつきあひがつづくので、いろいろと試してみるつもりだ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

より以前の記事一覧