Friday, 19 January 2018

kakuno 用ペンケース

コクヨのネオクリッツフラットを買つた。

NEOCRITZ FLAT

以前から kakuno などの廉価な万年筆を持ち歩ける筆入れがほしいと思つてゐた。
これまではナガサワ文具センターの五本用や七本用のペンケースに一、二本ほど入れてゐた。
持ち歩く荷物削減にともなつて、ペンケースは七本用だけを持ち歩くことにした結果、kakuno などはすべて家で使ふやうになつた。
ちやうど Moleskine を使ひ終へたから、といふこともある。

kakuno にはプラチナ萬年筆のインキであるシトラスブラックとラベンダーブラックとを入れたペンがあつて、Moleskine に書き込むのに重宝してゐた。
裏抜けすることがないからだ。
それが、Moleskine を使ひ終へ、LEUCHTTRUM 1917 を使ふやうになり、裏抜けの心配をする必要がほぼなくなつた。
それで持ち歩く機会が減つた。

持ち歩く機会が減ると使ふ機会もおのづと減る。
起きてゐるあひだ大半の時間は職場で過ごしてゐるからだ。
これではいかんといふので、せめて kakuno だけでも持ち歩きたいといふので、軽量かつ小さなペンケースを探してゐた。
そこで、NEOCRITZ FLAT である。

もつとも薄い形で持ち歩かうとすと、ネオクリッツフラットに入れられるカクノの本数は五本までだ。
いろいろ考へて、カクノは四本にし、あと三菱鉛筆はuniのStyle Fitの三色ボールペンとエルバンの万年筆とを入れた。

NEOCRITZ FLAT

最初はStyle Fitかエルバンかどちらかにしやうと思つてゐた。
修正テープとしてPLUS の whiper petit を入れたところ、ペンが五本でもそれなりに厚みが出てしまふことが判明し、Style Fitもエルバンも両方入れることにした。
薄さはそれほど損なはれてゐないと思つてゐる。

開いて筆立て状態にしたときはなんとなくスカスカしてさみしいけれど、なに、入れすぎないことがいいのだ。

ネオクリッツはこれで三つめだ。
最初のはいただきもので、職場で使用してゐる。
二つめは自分で買つたもので、家で使用してゐる。
さう、両方とも現在は筆立て状態になつてしまつてゐるのだつた。
あれこれつめこんでゐるうちに、ファスナーがとじなくなつてしまつたといふのがひとつ。
また、それまで使用してゐなかつた筆立てがあると便利といふことに気がついたからといふのがひとつだ。
どちらか、できればどちらとも筆箱として使ひたいと思つてゐるのだが、ほかに筆立てを用意しないとムリな状況である。またはペンを捨てるか、だ。

そのせゐで、ネオクリッツを買ふことには躊躇する気持ちがあつた。
買つてもどうせまた筆立てになつてしまふに違ひない。
さう思つてゐたからだ。

今回買ふに至つた理由は、ネオクリッツはやはり使ひやすいといふことと、フラットなら荷物もそんなに増えないし、入れすぎないやうに使へばなんとかなるのではないかと思つたからだ。
なんとかしたいと思つてゐる。

ネオクリッツは、かぎ針入れにもいいなあと思つてゐる。
そのうちまた増えてゐるかもしれないな。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Thursday, 21 December 2017

今年入手した萬年筆 プラチナ萬年筆のラヴァンド

プラチナ萬年筆のラヴァンドも、当初買ふつもりのないペンだつた。

Platinum Lavande

なぜ買つたのかといふと、丸善の文房具・洋書用ポイントカードが廃止になつたからである。

ポイントカードが廃止になつたといふので、それまでたまつてゐたポイントを丸善の商品券に替へた。
そこそこの金額があつたので、「ぢやあラヴァンドを買はう」といふことになつたのだ。

ラヴァンドも、発売されることは知つてゐて、きれいなペンだなと思つてゐた。
でも買ふことはないかなと思つた。
アウロラのネブローザを買つたばかりだし。
でも棚からぼた餅の商品券を手にして、「ぢやあ買つてもいいかな」と思つたのだつた。

商品券なら、別段あせつて使はなくてもいいぢやあないか。
さう云ふ向きもあらう。
この商品券には使用期限が設定されてゐた。
発行から一年と一ヶ月だつたと思ふ。
「期限までに使はなくちや」と思ひつづけるのがイヤだつた。
だつたらポイントと交換なんかするなよ、といふ話だが、そこはそれ、人並以上に greedy なやつがれである。
正直云つて、ラヴァンドを求めたときに商品券を全部使つてしまつて、気持ちがすつと楽になつた。すくなくともそんな気がした。
これでもう使用期限について悩まなくて済む。
それに、もともとほしかつたものを買つたのだ。
ほしかつたけど、さまざまな理由であきらめてゐたものを買ふきつかけができた。
かういふこともあるのだなあ。

ある時点から透明軸にはあまり惹かれなくなつた。
と書きながら、今年はKAKUNOの透明軸を入手してゐるが、それはそれ、だ。
でもラヴァンドのやうにうつすらと色がついてゐるのはいい。
とくに、ラヴァンドの紫色は主張しすぎないところがある。

試し書きをして、中字を購入した。
プラチナ萬年筆のペンは書き味が硬いといふ印象がある。
でも、やつがれのラヴァンドはそれほどでもない。
中屋万年筆の昇竜は中軟で、軟といいながらも硬いところがある。
それとあんまし変はらない気がするんだなあ。
中字だからかもしれない。

インキはほんたうはプラチナ萬年筆の古典インクを入れたかつた。
しかし、ラヴァンドに合ふと思へる色がなかつた。
ラヴェンダー・ブラックとか、名前はいいけれど、ラヴァンドに入れるにはちよつと赤みが強い。
いろいろ悩んで、パイロットの色彩雫は紫陽花を入れてゐる。

ところで、ポイントと商品券との交換の際、ポイントの端数が一定の数に達してゐると、丸善のレトルトカレーと交換することができた。
いいこと考へたな、丸善。
思はず対応してくれた店員の方に「いいですね」と云つてしまつた。
カレーはこの年末年始にでも試してみることにしたい。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Wednesday, 20 December 2017

今年入手した萬年筆 アウロラ ネブローザ

久しぶりに萬年筆を買つた。
アウロラのネブローザである。

Aurora Nebulosa

「久しぶりだなんてまたまた」と云はれるかもしれないので確認してみた。
一万円を超える、いや、五千円を超える萬年筆は、ここ四年ばかり一本も買つてゐない。
その間、Pilot の KAKUNO は何本か買つてゐるが、それくらゐだ。
今年はエルバンのヴィオレ・パンセも買つた。
でも、KAKUNO もエルバンのペンも「万年筆」ではあつても、「萬年筆」と呼ぶにはちよつと気が引ける。
といふわけで、久しぶりに「萬年筆」と呼んでもいいかなといふペンを購入したのだつた。

ネブローザは最初から買はうと思つてゐたペンではなかつた。
発表されたのは知つてゐたし、きれいなペンだなとも思つたし、自分の好みにぴつたり合ふ色だなとも思つた。
でも買ふつもりはなかつた。
最後に「萬年筆」と呼ぶにふさはしいと思ふペンを買つたのは、2013年のこと。ペンは中屋万年筆の昇龍だつた。
昇龍は、現在手元にあるペンの中でおそらく一番自分らしい字の書けるペンだ。
もうしばらく萬年筆は買ふまい。
買つたときさう思つた。

ところでネブローザに先立つてアウロラからシガロといふ萬年筆が発売された。
これはほしいと思つた。
やつがれは煙草は吸はない。
いまだかつて吸つたこともない。
家族はみんな吸ふか吸つてゐたかなので、受動喫煙はさんざんやらかしてゐると思ふが、つひぞ煙草を口にしたことはないのだつた。

ゆゑにシガロがほしかつた。

シガロは葉巻に着想を得たペンである。
ゆつたりと手にしてのんびりとなにごとかしたためる。
ときに葉巻を吸ふかのやうに口元に近づけてもいい。
そんなペンだと思つた。

それがなぜ突然ネブローザになつたのか。

理由のひとつは実相寺昭雄である。

購入当時、渋谷ユーロスペースで「実相寺昭雄の光と闇」といふ特集を組んでゐた。
見に行くうち、ネブローザの惹句の中に「光と影」といふ文言があることを知つた。
ネブローザとはイタリア語で星雲のことだといふ。
星雲の織りなす光と影とを表現したペン軸、とでもいつたところか。

光と闇。
光と影。

いいぢやあないか。

さう思つて文房具屋に赴くと、ネブローザとシガロとが陳列してあつた。
どちらもこの店舗では最後の一本であるといふ。
試し書きさせてもらつた。

ネブローザの書きやすさといつたらどうだらう。
一方のシガロは高級感のある重厚さで、ずつと持つて書き続けるのはチトつらさうであつた。
しかも、書き味がいまひとつであつた。
これがふたつめの理由である。
ネブローザは圧倒的に書きやすかつた。
そして最後の一本であつた。

そんなわけで、とても書きやすいと思ひつつ使つてきたのだが、ここのところ首軸からインキが漏れてきてゐるやうだ。
修理に出すやうだ。
保証期間内だからなんとかなるんぢやないかと思つてゐる。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Thursday, 07 December 2017

持ち歩くペンを減らしてみたものの

持ち歩くペンを二十二本から十一本に減らしてみた。

半分になつたのに、荷物の重さは変はらない気がする。
減らした甲斐がないので、そのうちもとに戻るかもしれない。

内訳はこんな感じだ。
ナガサワ文具センターの七本差しペンケースに七本と丸めてできたところにもう一本で八本。
あとは手帳のペンホルダに一本、ペンサムに二本はさんでゐる。こちらの三本はあまり持ち歩いてゐるといふ意識がない。手帳についてゐるからだらう。

ペンを減らすことの第一目的である「荷物を軽くする」は達成できてゐない。
物理的には達成できてゐるはずだが、体感的に達成できてゐない。そこが重要なのに。

持ち歩かないペンの使用も減つてゐる。
起きてゐるうち一番長い時間を過ごしてゐるのは職場だ。
そこにないペンはなかなか使ふ機会がないのだ。

あと、いままで「かういふときにはあのペンを使つてゐたのに」といふペンが手元にないことがある。
持ち歩いてゐないのだから、そりや当然だ。

といふわけで、結局もとに戻すかなあ、と考へてゐる。

まあ、いいこともないわけぢやない。
机の上のスペースが広くなつた。
これまでは七本差しのほかにおなじくナガサワの五本差しペンケースと、あと三本差しのペンシースを持ち歩いてゐた。
それが机上に出てゐる状態だつた。
うまいことおいてゐるつもりでゐたけれど、なくなつてみると使へるスペースがひろがる。
バイブルサイズの HIRATAINDER を広げたまま置いても邪魔ではなくなつた。
これはいいことだ。

それで作業効率があがつたか、といふと、それはさうでもない気もするけどもね。

持ち歩くペンは日々入れ替へればいいとは思ふが、なかなかそれをしてゐる余裕がない。
なにを持ち歩くか決めるといふことは、そこで決断力を使ふといふことだ。
朝一番にしたいことではない。
できれば寝る前に明日持ち歩くペンを用意する時間がとれればいいのだが、夜になるとなけなしの決断力が底をついてゐる。

むつかしいねえ、歌さん。
と、つひつひ成田三樹夫の声でひとりごちてしまふ。

以前考へた「七人の侍」フォーメーションとかで持ち歩いてみるかなあ。
それには七郎次や平八にインキを入れる必要があるのだが、さて。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Wednesday, 06 December 2017

その後の情報カード

情報カードを使ひはじめてもうすぐ一ヶ月がたつ。

5×3サイズのカードに一枚につき一内容と決めてなにか書く。
それが百五十枚ほどたまつたところだ。
PoICを参考にしてゐるが、予定やToDoなどは Bullet Journal に書いてゐるのでカードにはそれほど書かない。
出先で情報カードしか手元にないときに書くくらゐか。
ToDoに関しては、長期にわたつてすることや達成に時間のかかることはカードに書いて持ち歩いてゐる。

目下の悩みは「自分のカテゴリ分けはこれでいいのだらうか」といふことだ。

PoICでは記録・発見・GTD・参照と四種類のカードがある。
このうちやつがれのよく使ふのは記録だ。
記録も Bullet Journal に書いてゐるのだが、「これはカードに書いてもおもしろさうだ」と思つたことはカードにも書く。
この「これはカードに書いてもおもしろさうだ」といふ判断が入るあたりに、なかなかカード数が増えない原因があるのだが、それはまあいいかな、といふ気がする。

参照も多い。
本を読み、TV番組を見、気になることばなどを書き出してゐる。
読書記録も参照に含めてゐる。
「記録」なのだから読書記録は記録かなとも思ふが、最初に書いたのが参照だつたのでそのまま参照として残してゐる。

「これは記録なのか発見なのか参照なのか」と悩むことは多い。

本を読んでゐて思ひついたことは発見なのか。本を読まなければ思ひつかなかつたことだし、本にも半ば書いてあるやうなことだからやはり参照なのか、とか。

あることを体験して思ひついたことは記録なのか発見なのか。
思ひついたんだから発見ではないのかと思ふ一方で、でもそのあることをしなければ思ひつかなかつたのだからやはり記録なのか、とか。

悩んだときは、より近さうなカテゴリにわけることにしてゐる。
ここにまた判断が入ることによつてカードを書く機会が減るのだと思ふ。

発見したと思ふことでもきちんと裏付けを取りたいものもある。
さういふものはGTDに割り振つてゐる。
調べたら「Done」にする。

これはしばらくつづけてやうすを見るしかないな。
自分がわかればいい、自分で使ひやすければいいはずなので、あまり悩む必要はないのかもしれないし。

もうひとつの悩みは、情報カードが入手しづらいことだ。
たまたま入手できた方眼罫のカードがコレクトのものだつた。
ところが、これがなかなか見つからない。
先日飯田に行つたときにキング堂に寄つてみたが、ライフの情報カードがあるだけで、それも5×3は無地だけだつた。

その後、ライフの方眼罫のカードは見つけることができたのだが、方眼のサイズがコレクトとは違ふのだといふ。
コレクトは5mmだがライフは6mmなのださう。
さうすると、PoICでやつてゐるタグ付けの位置が変はつてきてしまふ。
仕方なく機会を見てはコレクトの情報カードを探し回つてゐる。

問題点もないわけぢやあない情報カード生活だが、楽しいのでつづいてゐる。
結局楽しいかどうかなんだよなあ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Wednesday, 15 November 2017

kamiterior の memottala+を使ふ

情報カードを使ふことにした。

といふわけで、二年前に文房具カフェのイヴェントで見かけた kamiterior の memottala+(メモッタラプラス)を買ふことにした。

memottala+

memottala+は5x3カードをたくさん持ち歩けるジョッターである。
kamiterior のカードであれば50枚入れることができるといふ。

文房具カフェで見たとき、これはいいなと思つた。
情報カードを使ふ際の問題のひとつに、如何にして情報カードをたくさん持ち歩くか、といふのがある。
リヒトラブからいい感じのケースが出てゐるし、Moleskine ポケットサイズのポートフォリオにはさんで持ち歩くのもいいかもしれない。
memottala+のいいところは、カードをたくさん持ち歩けるし、ジョッターでもあるから即メモを取ることができる点だらう。

赤にしたのは、かばんから取り出すときにぱつとわかりやすいだらうと思つたからだ。
実際、目にも鮮やかな赤で、即取り出せるのがよい。
色はほかに黒・紺・白無地・白模様とあるようだ。

memottala+は紙製ではあるものの、頑丈な作りで、ジョッターとして使ふときも安定して書き込むことができる。
ジョッターを使用する際裏側に回るカード入れからカードが出てきてしまひさうな不安はあるが、指で押さへれば問題なささうだ。
どちらかといふと、書いてゐるときよりもジョッター面を開くときにカードが落ちないやうに注意する必要がある。

サイズは Moleskine のポケットサイズよりちよつと小さいくらゐだらうか。
携帯しやすい大きさである。
内側にクリップのあるペンを収納することも可能で、パイロットのデシモやユニボール・シグノのRT1などをはさんで持ち歩いてゐる。

memottala+

実際に使つてみて困つたのは、情報カードを取り出しにくいかな、といふことだ。
これはカードを入れすぎなければいいのかもしれない。今後検討していくつもりだ。
もうひとつは、使用前のカードと使用後のカードとの区切りがわかりづらいこともある。
これも仕切を入れるとかなんとか工夫してゆきたい。

使用後のカードはできれば一週間くらゐは持ち歩きたいんだけどな。
未使用のカードと使用後のカードとでは違ふ入れ物に入れるべきだらうか。
これも要検討課題だな。

kamiterior の情報カードは、インキの吸収がよいやうだ。
中字のペンで書いても細字かと思ふくらゐ細い線が書ける。
どちらかといふと、もうちよつとすらすらと書ける紙が好みなので、情報カードは今後は別のものを使ふつもりでゐる。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Friday, 10 November 2017

5x3カードとの出会ひ

情報カードとの出会ひは高校の国語の授業だつた。

教師が指定したのは5x3のカードだつた。
当時は京大式カードが主流だつたのぢやあるまいか。
後にさう思つた。
なにしろ情報カードといふものがはじめてだし、教師からこれにしろといはれたので5x3カードを手にした。
Meadのものだつたと記憶する。

学校で習つたのは、参考文献と引用の書き方だつた。
著者名、書名など記述する順番から句読点の打ち方など厳しく教へられた。
実際に作文をすることはなかつたが、書くつもりで主題を選び、その主題に関する文献の名前を集めるといふところまでやつた。
生徒は図書室につれていかれて、雑誌目録で主題を探し文献を書き出すやう云はれた。
主題はリシュリューにした。

さきにも書いたとほり、採点は厳しかつたし、なんの役に立つのかさつぱりわからなかつたが、とつても楽しかつた。
雑誌目録なんてものがあるのもはじめて知つた。
調べたいことがどの雑誌の何年何号の何ページに出てゐるとか一発でわかつてしまふのだ。
いまだとネット検索でわかるのかもしれないけれど、分厚い本をめくつて知りたい情報に出会ふといふのが異様に気に入つた。

この授業の後しばらくは、読んだ本の情報やその中の気に入つた文章などを5x3カードに書き出してゐた。
そのうち、情報カードにも蔵書管理用のフォーマットがあることを知つて、一時は使つてゐたこともある。
でもまた単に罫線の引いてあるカードに戻つた。

二十歳を少しすぎるくらゐまではさうしてゐたと思ふ。
いまでも探せばそのとき使つてゐたカードが出てくるはずだ。捨てた記憶はない。
ただ、腐海の底に沈んでゐて取り出せない。捨てたも同然か。

このころアルバイト先で Macintosh に出会ひ、FileMaker といふものを知つて、「これだ!」と思ふのだが、いまに至るまで FileMaker を持つてゐたことはない。
Macを買つたらハイパーカードがついてゐたからそれで十分かな、と思つた、といふのはまた別の話。

5x3カードでは小さすぎると思ふときもあつて、京大式カードも使つてゐたことがある。
京大式カードは大きすぎた。
情報カードのよいところは、書いたものをシャッフルして並べ替へたりひろげたりして見ることができるところだと思ふ。
5x3カードだとつねに携帯してメモとして使ふのも容易だし、手の小さいやつがれでも取り扱ひやすい。
京大式カードはたくさん書けるけど、携帯性はさほどよくないし、取り扱ふのも大変だ。
一枚のカードには一内容だけ書くといふのが鉄則だしね。

いまでも5x3カードはポケットサイズの Moleskine に常時四、五枚はさんでゐる。

5x3カードが手放せないのは、主に持つたときの心地よさによる。
何枚か重ねてトランプのやうにパラパラとやるのがとても楽しい。
意味はない。
意味はないのだが、そこがいいんぢやない、といふ気もする。

ここのところ手帳の補助としてしか使つてゐなかつたが、またちよつと5x3カードを使つてみやうかな、と思つてゐる。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Wednesday, 18 October 2017

使用済手帳でふり返り

手帳にいろいろと書き込むのはいいけれど、見返す機会がなかなかない。

見返さない手帳に意味はない。
さう思ふのだが、なかなか、ね。
「起きてゐるあひた一番長い時間を過ごすのは職場だ」といふことに気がついて、使ひ終へた手帳を職場におくやうにしたこともあつた。
でも、やつぱり自宅におくのがいいやうである。

そんなわけで、昨日これまで使つた手帳をぱらぱらと見返してみた。
三月この方自分の書く文字が劣化してゐるなと思つてゐたけれど、過去の手帳を見返してみるとさうでもないことがわかる。
そのときによつて波があるのだ。
比較的読みやすい字で書いてゐることもあれば、なにをそんなに慌ててゐたのかと思ふやうな字で書いてゐることもある。
ペンと紙との相性もあるやうで、相性のいい同士で書いたときはよく、さうでもないときはそれなりだつたりもする。
「さういへばこのときペンクリニックで見てもらつて、書き味が断然よくなつたんだよなあ」などと思ひ出すこともあつた。

使つた手帳で一番多いのは Moleskine のポケットサイズで、次が Smythson の Panama だ。
ほかにMDノートや旭屋紙文具店の文庫サイズのものが数点、満寿屋のMONOKAKI B6が一冊、トラベラーズノートが数冊といつたところか。

ぱらぱらとめくつてみて、自分にとつては Moleskine のポケットサイズや Panama がちやうどいいサイズなんだな、とあらためて思ふ。
いはゆる預金通帳サイズだ。
これより小さいと書くのに不便だし、大きいと持ち歩きづらい。

現在、バイブルサイズのシステム手帳を Bullet Journal として使つてゐる。
ここにもたまに「全部システム手帳に集約しやうか」と書いたり「やつぱやーめた」と書いたりしてゐる。
「これが使ひやすい」といふ手帳があると、やつぱり集約するのはムリなのかな。

手帳を使つてゐるあひだは、前日分、一週間前の分、一ヶ月前の分などをあれば見返すやうにはしてゐる。
使ひ終へた手帳のことも見返す機会を設けるやうにしたいが、さて。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Wednesday, 30 August 2017

かばんの中身を数へえみれば

かばんが重たい。

もともとかばんは重たい。
必要最低限のものだけ入れてもなぜか重たいのだ。

財布も定期券入れもかなり minimum なものを使つてゐる。
財布は Abrusus の薄い財布だし、定期券入れは裏と表とに一枚づつカードを入れる部分のある極々薄くて軽いものだ。
それに加へて iPhone7、充電池、キーケースその他もろもろを入れると、重たくなるといふ寸法なのらしい。
なんだか納得がいかないが。
ものが増えればかさも重量も増える、といふのは納得できる。
ひとつひとつはちいさくて軽いのだから、総重量ももうちよつと軽くてもいいんぢやあるまいか、と思ふんだよなあ。

そこにバイブルサイズのシステム手帳とポケットサイズの Moleskine、さらに筆記用具が加はる。
筆記用具を数へてみたら、ペンが22本あつた。
うちボールペンが3本で、あとは万年筆である。

……そんなに使はないだらう?
さう思うつて確認したところ、昨日は使はなかつたのが2本だけだつた。
赤いインキの入つたペンで、赤字を使ふ場面がなかつたからである。
それ以外のペンはなにかしら一通り字を書くのに使つてゐるのだつた。

なんでそんなにたくさんペンを使ふのかといふと、書く内容が変はるとペンも変へるからだ。
あとからみたときにわかりやすいからさうしてゐる。
ペンが多すぎるから、といふこともないわけぢやない。
もつといふと、お気に入りのペンが多すぎるから、だな。

Moleskine にはプラチナのポケット万年筆をさしてゐる。
Moleskine のポケットサイズにぴつたりだからだ。
常時使つてゐる中屋の万年筆の予備といふ性質もこのペンにはある。
中屋のペンのカートリッジを切らしてしまつても、ポケット万年筆にさしてゐるカートリッジを差し替へればよい。
ポケット万年筆を持ち歩いてゐるのは一種の危機管理ともいへる。
カートリッジは自宅と職場と双方に用意してゐるので、早々切らすといふことはないんだけどね。

持ち歩かないと使はなくなるといふ話もある。
平日は職場で過ごしてゐる時間が長い。
全体的に見れば、自宅にゐる時間の方が長い。でも大半は睡眠時間だし、残りは出勤の支度や食事とそれにまつはる雑事、その他の雑事で字を書いてゐる時間はほとんどない。

そんな自宅には自宅で常時使用の万年筆がいま頭の中で数へただけで12本くらゐある。
書く時間などほとんどないのに。
をかしいよ。

こんな状況なのに、またぞろセーラーのクリアキャンディにインキを補充しやうかな、なんぞと考へてゐる始末だ。
をかしいよ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Friday, 25 August 2017

来年の手帳 2017

来年の手帳のことを考へる時期である。

残念ながらやつがれにはその楽しみがない。
来年もこのままシステム手帳で Bullet Journal をつづけるつもりだからだ。
リフィルは5mm方眼とスライド手帳できまりだ。
リフィルについては、ほかになにかよささうなものがあれば使ふ。
いま使つてゐる筆文様の9mm横罫と水玉罫とは手持ちの分は使ふ気でゐる。

Bullet Journal 方式についていふと、今年は綴じ手帳とおなじやうにシステム手帳を使つてきたけれど、来年はシステム手帳らしい使ひ方にしやうと思つてゐる。
スケジュールははスケジュール、まとまつたメモはまとまつたメモにわけることを考へてゐる。

Bullet Journal は、Index Page が肝だと思つてゐる。
ここにも何度か書いてゐる。
各ページにページ番号を記す。
なにか書き入れるときは、まづ題名や主題になるものをすこし大きめに書き入れる。
そして、その題名または主題をページ番号とともに Index Page に記す。
これでなにがどこにあるかあとでわかりやすくなるといふ寸法だ。

綴じ手帳だとこの手法はとても有効だ。
システム手帳も同様なのだが、しかし、システム手帳はページの入れ替へが容易である。
すなはち、別のことが書きたくなつたら、次のページに書かなければならないといふことはない。
綴じ手帳だつて、「このページからこのページまではスケジュール」「このページからこのページまではメモ」と決めればいい話ではある。
ただ、この方法だと、片方のページが先に尽きてしまふ可能性がある。

来年からは次のページに書くといふことにこだはらずに書いていかうと思つてゐる。
なぜいまからさうしないのかといふと、一年分のリフィルをまとめて製本するつもりでゐるからだ。
別にいまからはじめてもいいぢやあないかといふ話もあるのだが、めんどくさいからしない。

Bullet Journal をはじめて、administration に関することはかなり楽にできるやうになつてきた。
administration に関することといふのは、「きまつたゴミの日にきまつたゴミを捨てる」とか「期限までに書類を提出する」とか、さうしたことどもだ。
まだしたいことや目標を定めそれを達成するために日々を送るといふところまでは到達できてゐない。
予定をたてることについては、スライド手帳を使用することでだいぶ身についてきたとは思ふ。

今後は adminstration の先を目指していけたらなあと思つてゐるが、さて。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

より以前の記事一覧