Tuesday, 23 May 2017

Mindless Tatting

タティングレースのモチーフつなぎは現在23枚めをつないでゐるところだ。

タティングレースについてはまづはこのモチーフつなぎをなんとかしやうと思つてゐる。
Lisbeth #40 1玉で Mary Konior の Masquerade といふモチーフを何枚作れるか、といふ experiment なので、正確に云ふと糸を使ひ切るところまでやつてみるつもりだ。

ところで、この土日にあみものをしてゐて、手が機械的に動く感覚がとてもこころよかつた。
ひたすらメリヤス編みをするあひだなにも考へなくても動く手の感覚に「久しぶりだなあ」と思ふと同時に、自分の意思と関係なく動いてゐるやうな感じに脳内麻薬の出る思ひがした。
世に Mindless Knitting といふそれだ。

あみものにしてもタティングレースにしても、基本的にはつねに作つてゐるものに注意をしてゐる状態だと思ふ。
手加減はどうだとか糸の張り具合は適切かとか、目が乱れてないかとか次の模様はどこに入れるのか、だとか。
でもそれを超えてとにかく手が動く、といふことがある。
土日のメリヤス編みがまさにそれだつた。
無になつてひたすら編んでゐる感じ。
悪くない。

タティングレースはどうだらうか。
メリヤス編みのみの mindless な境地に達することができるのか。
うーん、やつがれにはできてゐないやうに思ふ。
タティングは何目に一度ピコを作るとか何目に一度別のピコとつなぐとか、結構しよつ中やることがある。
なかなか mindless といふわけにはいかない。

いかないけれど、ここのところのやうにひたすらひとつのモチーフを作りつづけてゐるとときになにも考へてゐないことに気づくことがある。
さういふときはつなぐところなどを間違へてゐることが多いので注意が必要だ。

シャトルを動かす手については、でも結構 mindless かな。
一目一目に糸の引き具合とか気にしないし。
#だからダメなのか。
タティングシャトルを操る手の動きといふのは実に楽しいものだ。

Mindless Knitting といふことばには、ちよつと揶揄するやうな響きがある。
編み図と首つぴきで編むやうな大作を編んでゐるわけぢやないんですよ、といふやうなね。
でもこのなんにも考へない感じ、一種 zone に入つてしまつたやうな感じがいいと思ふんだよねえ。
タティングもスティッチとピコとのパターンを覚えてしまつてなにも見ずに作れるやうになつたあたりからが楽しい。

まあ、やうするに、今後もつづける、といふことだな。

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Tuesday, 16 May 2017

断捨離のビーズタティング

去年のいまごろ、ビーズタティングをしてゐたやうだ。

タティングレースをしてゐると、ときに狂ほしくビーズを使つてタティングしたくなるときがある。
あみものもビーズを入れるのはちよつと楽しい。
かぎ針編みだとがま口なんか作つたなあ。
方眼編みの巾着の長編み部分にビーズを入れたこともあつた。
棒針編みでもリストウォーマとかネックウォーマとか作つたことがある。ネックウォーマの方はローワンのキッドシルクヘイズにスワロフスキーのビーズを通すといふなんだか贅沢なものだ。

あみものやタティングレースにビーズを取り入れるのはとてもいい。
毛糸だとビーズを通して移動させてゐるときに糸がすりきれさうな心配があるが、綿などのレース糸ならその心配もあまりない。
そんなわけで我が家には一生かかつても使ひきれないだらう量のビーズがある。

毛糸同様、ビーズも「かういふものを作らう」と思つて買へばいいのだが、「きれいだから」とか「なかなか見ないビーズだから」といふので買つてしまつて収拾がつかなくなつてゐる。
買ふときには考へる。
このビーズでこんなものを作つたらどうか、とか。
でもさういふときのイメージは曖昧なものが多く、結局買つてそのままになつてしまふ。

萩尾望都も書いてゐたよね、「新作のビーズはとにかくほしくなる」とか。

糸もビーズもふんだんにあるのだから、あみものやタティングレースにどんどんビーズを取り入れたらいいのだが。
さうならなのは、なにを作つたものやら思ひうかばないからだ。
デザインする能力に乏しいんだよね。
勢ひすでにある作品を参考にすることになる。
このときに「これが作りたい!」といふ作品になかなか出会へない。
それまでは「これが作つてみたいなー」と漠然と考へてゐるのだが、いざ作る段になると「それほど作りたいわけでもないなー」に変はることもしばしばだ。
また、ビーズタティングの作品には大仰なものが多く、「作りたいのはこれぢやない」と思つたりもする。

ビーズタティングは気力の充実してゐるときでないと始められない。
糸にビーズを通すのに根気がゐるからだ。
デザインにしたがつて順番にビーズを入れる場合はなほさらだ。
「んー、今日は気力が満ちてゐない」といつて、ビーズタティングをあきらめることもある。

糸にビーズさへとほしてしまへば、あとはシャトルに糸を巻いてタティングをはじめるだけなのだが。
なかなかそこにたどりつかない。
かくして糸もビーズも減らないといふ次第だ。

ものを片づけるためにもビーズタティングをはじめるかなあ。

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Tuesday, 09 May 2017

明日はどつちだ タティングレース篇

昨日のエントリで、「あみものに時間がかけられなくなつてどんどん劣化してゐる。明日はどつちだ」と書いた。

タティングレースについてもおなじことが云へるか、といふとさうでもない。
タティングレースにかける時間も明らかに減つてはゐるが、それほど劣化したといふ感じはしない。
タティングをまともにできたためしがないからだらう。

なにをもつて「まとも」といふか。
きちんとした完成品を作れてはじめて「まとも」といふ。
これまで完成までこぎつけて「まとも」と思へるタティングレースなんて数へるほどしかない。
栞などもかなりしつこく作つてゐるけれど、毎回「あー、ここがダメ」「ここで気が抜けてる」といふ点が必ずある。

あみものにはないのか、と訊かれると「ない」とは云ひきれない。
でもあみものの方が完成にたどりつけて、しかも編みはじめる前の想定とそんなに違はなないものを作れてゐる。

やつがれの作るタティングレースのなにがダメなのだらう。

先にも書いたとほり、途中で気が抜けるところがある点だ。
inconsistent だから、ともいへる。
リングのサイズがまちまちだとか。
ピコの長さがそろつてゐないだとか。
ダブルスティッチの大きさや手の加減がそろつてゐないだとか。
つねに気を遣つて作れてゐるものがほとんどない。

いま、Mary Konior のデザインした Masquerade (Tatting with Visual Patterns 掲載)は、できるだけ最初に作つたモチーフに近づけやうとしてほかのモチーフを作つてゐる。
それでもうまくリングの芯糸を引けなくて力まかせに引いた結果小さくなりすぎることもあるし、ダブルスティッチを作るときの手の加減のせゐでチェインの長さがそろはなくなることもある。

モチーフつなぎだけではない。
おなじく Mary Konior の Tatting with Visual Patterns に掲載されてゐる Black Magic といふ栞ひとつとつても、一度としてまともに作れたことがない。
きちんと作ることができると花びらの中のリングがきれいに円を描くやうにならぶはずだ。
これができない。
いつも「確かに作り方どほりに作りはしたけれど」といふ出来になつてしまふ。

タティングレースに関しては、以前と比べて劣化したといふ意識があまりない。
それであみものほどには明日を見失つてゐないのだらう。

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Tuesday, 02 May 2017

箱型にする予定

タティングレースのモチーフつなぎは、二十一枚目をつないでゐるところだ。

結局、Lisbeth #40 一玉を使ひきつて何枚 Masquerade を編めるかを確認するといふ目的は目的として、いまつないでゐるものは最終的に箱型になるやうにするつもりでゐる。
4列×7列になるやうにつないで、両端をモチーフでつなぐつもりだ。
底と脇とのマチがそれぞれモチーフ一個分になるやうにつなぐ予定である。

Masquerade は、Mary Konior のデザインしたモチーフで、Tatting with Visual Patterns といふ本に掲載されてゐる。
四角いモチーフで、正方形になるやうに四つつなぐとまんなかにモチーフとは別の模様があらはれる。
四隅に工夫をしてつながつたときに模様ができるやうになつてゐるのだ。
通常このタイプのモチーフはシャトルをふたつ遣ふものが多い。
四隅のチェインの外側にリングがくるやうなデザインだ。
さういふのも好きなんだけど、Masquerade はシャトルひとつとレース糸の玉だけで作れるといふところがいい。
チェインの外側にリングがくるデザインも SCMR にすればシャトルひとつとレース糸の玉だけで作れるけどもね。

Masquerade は何度も作つてゐるし大好きなモチーフだが、ここにきてほかのモチーフを作りたい気もしてゐる。
これが終はつたら、あのモチーフを作らうかそれともそちらのモチーフがよからうか、などと考へてゐる。
Lisbeth #40 一玉で Masquerade がいくつ作れるかを確認する意味が薄れてきてゐる。

世の中、さういふものだよな。
でも一玉使ひ切りは一度はやつてみたかつたのでこの先もつづけるつもりだけれどね。

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Tuesday, 25 April 2017

計画を練り直しつづける

タティングレースのモチーフつなぎは21個めのモチーフを作つてゐるところだ。

Masquerade

モチーフは Mary Konior がデザインしたもので、Tatting with Visual Patterns に掲載されてゐる Masquerade だ。

かうしてつなげたものを見ると「もうここでやめていいんぢやないか」といふ誘惑にかられる。
このまま4×5のドイリーにしてしまつてもいいんぢやないか。
これ以上モチーフをつなぐとバランスが悪くなるのぢやあるまいか。

今回の目的は、Lisbeth #40 一玉で Masquerade を何枚作れるか確認することだ。
ここでやめるわけにはいかない。

だが待てよ。
これはこれとして、新たにモチーフをつないだものを作ればいいのではあるまいか。
4×5にはならないかもしれないけれど、おなじやうなドイリーもどきをもう一枚作る。
それでも目的は達成できる。

と、毎度おなじことで悩んでゐる。
理由はかんたんだ。
作るものが決まつてゐないからである。
最初から「かういふものを作らう」と思つてゐないので、作りながら悩むわけだ。

脇をつなぐやうにモチーフをつないで袋ものにしてみたらどうかな、とかね。
袋ものはいいけれど、内袋をつけなければならないのでおそらくやらない。
苦手なんだもの、お裁縫。
内袋用の布の目当てもないしな。
でも、内袋をフェルトにして切つたり縫つたりを最小限にすればやつがれにも作れるかもしれない。

今からだとまちができるやうにつなぐので、袋ものといふよりは箱のやうなものになるだらう。
さうしたらフェルトでもいいよな。多分。

かくのごとく毎回いふことが変はつていくのが今回のプロジェクトのいいところなのかもしれない。
と、日記には書いておかう。

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Tuesday, 18 April 2017

ドイリーと呼ぶかあるいはランナー

タティングレースのモチーフつなぎは20枚目をつないでゐるところだ。
いまのところ4列×5列になつてゐる。
これをこの先どうしたものか、やはり悩んでゐる。

一度は4列でいくと決めたはずだつた。
しかし、かうしてみると正方形に近い形の方がいいやうな気がしてくる。

今回のモチーフつなぎは Lisbeth #40 一玉でモチーフがいくつ作れるかを調べるために作つてゐる。
それには、細長い形にするのが無難なのではあるまいか。

それで、もうこの先モチーフの数の少ない方は4個で決めた、そのつもりだつた。
悩むねえ。

細長いとランナーになるのだらうか。
ドイリーとちがつて、ランナーは置く場所を決めてから作るもののやうな気がする。
blogなどを見てゐるとランナーを作る人は「ここに飾る予定」「だからこれくらゐの長さにする」と決めてから作りはじめてゐるやうに思ふ。

ドイリーがなぜさうならないのかといふと……なぜだらう。
端が外に垂れてゐてもいいものだから、かな。
円形のテーブルに円形のドイリーを置くとして、小さければいくつか置けばいいし、もうちよつと大きければテーブルセンターにすればいい。巨大ならばテーブルクロスになる。

一方ランナーはといふと、あまり端が外に垂れ下がつてゐるやうなものを見た記憶がない。
ちやんとカバードのやうなものの上に乗つてゐる。
さういふ印象がある。

ドイリーなのかランナーなのか、そんなのは自分で決めればいいのかもしれない。
そもそもドイリーだらうがランナーだらうが家の中に置く場所がないし。

モチーフの数さへわかればいいのだから、できあがつたあとのことをそんなに気にする必要もないよな。

やはり最初に決めたとほりに4列で行かう。

ほんたうかな。

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Tuesday, 11 April 2017

オリムパスのタティングレース糸を使ふ

オリムパスからタティングレース糸が発売された。
糸には太・中・細・ラメの四種類がある。

オリムパスのタティングレース糸各種

一色づつ買つてみて、まづはタティングレース糸 中を試してみた。

先日購入したクロバーのカセット式タティング シャトル・ボビンに糸を巻いて、Jane の Bookmark を作ることにした。

写真の上がタティングレース糸中、下がオリムパス金票40番だ。
ほぼおなじやうなサイズだ。

Clover's Tatting Shuttle Bobin

タティングレース糸の中についていふと、結び心地はいい。
ただ、リングの芯糸を引くのがちよつとつらい。もうちよつと引きやすい方が好みだ。
あと思つたよりも光沢がない。これは好きずきだらう。やつがれは悪くないと思ふ。
ただ、光沢がすくないので糸が引きづらいのかな、といふ気もする。
結び心地や糸の引き加減は染料によつても微妙にことなる場合がある。
別の色だとまた違ふ感触を覚えるのかもしれない。

まだ中しか使つてゐないが、この感じだと太はエミーグランデとおなじやうな感じなのかな。細は金票70番くらゐだらうか。ラメは中とおなじくらゐに見える。
追々使つてみることにしたい。

このタティングレース糸にはグラム表示がない。
あるのかもしれないけれど、見つけてゐない。
おそらく10gくらゐだらうと思つてゐる。
大きい作品を作ることは念頭にないといふことだらう。
中やとくに細くらゐなら一玉でもタティングレースのちよつとしたドイリーくらゐなら作れるんだらうけれど。

新製品が発売されるといふことは、タティングレースは人気があるのだらう。
周囲にタティングレースをするといふ人が皆無なのでまつたく実感はないが、人気がなければ新製品なんて開発されることもない。
さういへば関連書籍も増えた気がする。

風の噂では、タティングレースでアクセサリを作るのが流行してゐるといふ。
なるほど、ピアスの先にぶらさげるモチーフやネックレスくらゐならこのくらゐの量で十分足りるのだらう。十分過ぎるくらゐだらう。

大きいものが作りたい一方で、今後しばらくは栞ばかり作らうか知らん、と思つたりもしてゐる。

とりあへず、作りかけのこの栞を仕上げるところからはじめるか。

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Tuesday, 04 April 2017

クロバーのタティングシャトル・ボビンを使ふ

クロバーのカセット式タティングシャトル・ボビンを買つた。
よくぞここまで従来のシャトルに近い使用感に仕上げたものだ。
感服することしきりだ。

Clover's Tatting Shuttle Bobin

ご覧のとほり、長さは従来のシャトルとほぼ一緒だ。左が従来のシャトル、右がボビン付シャトルである。

Clover's Tatting Shuttle Bobin

ボビンのある分厚みはある。

Clover's Tatting Shuttle Bobin

ボビンに糸を巻く場合、付属のボビンストッパを使ふと楽に巻ける。

Clover's Tatting Shuttle Bobin

糸を巻くだけならミシンを使ふこともできる。
その場合、ボビンの上下にこのワッシャをつけるのださう。

Clover's Tatting Shuttle Bobin

タティングシャトルに付属してゐるボビンをミシンに使ふのはムリとのこと。

ボビンに糸を巻いたあとストッパに入れておくと、糸がボビンからほどけてきたりしない。
これはすばらしい。
タティングシャトルを使はなくてもボビンとこのストッパだけ使ふといふ手はある。
持ち歩くときに予備の糸を巻いておいたりとかね。
シャトル一つに糸玉一つの作品を作るときに、糸玉側をこのボビンで代用するとかね。
予備のボビンだけのセットもある。ストッパもついてゐるので、これだけ買つてもいいかもしれない。

使ひ心地は、といふと、最初に書いたとほり「よくぞこれまでのシャトルに近い感じに仕上げたなあ」といふところだ。
使用してゐてあまり違和感がない。
厚みもやつがれはそんなに気にならない。
普段もつと厚みのあるボビン付シャトルを使用してゐるからかもしれない。

ただ、あまりにも従来のシャトルの使用感に近すぎて、糸をシャトルから出すときにうつかりシャトルを回してしまつたりするんだなあ。
糸は、クロバーの説明によれば引つ張ればいいのらしい。
これもほかのボビン付シャトルを使ふときの癖でうつかりボビンを回してしまふ。
ボビンを回すとボビンの位置がズレることがあるので、説明どほり糸を引くのが正しいのだらう。

クロバーのタティングシャトル・ボビンを使つてみて、普段自分がボビン付シャトルを常用してゐるのは、ボビンだけが理由ぢやないんだな、といふことに気がついた。
愛用してゐるシャトルは GR-8 Tatting Shuttle にしろ、Pop-A-Bobbin Shuttle にしろ、先にかぎ針がついてゐる。
かぎ針だとピコでつなぐときにやりやすい。
先端のとがつたシャトルだととがつたその先でピコから糸をすくひがちになる。
別にかぎ針を用意すればいいのにね。

ボビン付シャトルはいい。
糸を巻くのもほどくのも楽だ。
シャトルがひとつあればあとはボビンをいくつか用意すれば大抵の用は足りる。
クロバーのタティングシャトル・ボビンは大きさも従来のシャトルとそんなに変はらないし、ボビン付シャトルをちよつと試してみるにはとてもいいシャトルだと思ふ。
もしシャトルが気に入らないことがあつても、ボビンとストッパとは有用だしね。

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Tuesday, 28 March 2017

新製品はうれしいけれど

タティングレースのモチーフつなぎは17枚つないだところだ。
これから18枚めに着手する。

Masquerade

モチーフは、Mary Konior の Tatting With Visual Patterns に掲載されてゐる Masquerade だ。
短い列を何列にするか悩んでゐたけれど、しばらくはこのまま4列でいくつもりだ。

昨今タティングレースに使ふ新製品が発売されてゐる。
クロバーからボビン形式のタティングシャトルが発売された。
ダルマはすこし前から出してゐたのかな、オリムパスではタティングレース用と銘打つて新たなレース糸を送り出してゐる。

気にはなるが、実物はどこで見られるのだらう。

以前は、自宅の周囲に手芸屋が二軒あつた。
どちらもいまはもうない。

三つ先のバス停のあたりにも手芸店が二軒あつた。
一軒は店長ご夫婦の高齢化のため閉店した。
もう一軒は店は残つてゐるものの、手芸用品はあつかはなくなつたと人づてに聞いた。

最寄り駅には本店のほか駅周辺に二軒の支店を持つ手芸屋があつた。
駅前再開発で支店の二軒がなくなり、本店も去年店じまひをしてしまつた。

最寄り駅から電車に乗つて一番最初にある大きな駅の手芸屋もなくなつた。
ユザワヤの支店はできたけど。
百貨店にはホビーラ・ホビーレが入つてゐるけれど、ここつてなんか違ふんだよなあ。

池袋にはキンカ堂があつたけれど、なくなつて久しい。
池袋といへば、西武百貨店の手芸店も以前はいろんな毛糸を売つてゐた。
はじめてロピーの毛糸を買つたはのこの店だつた。

一時は名古屋駅周辺の河合塾とどちらが多いかとふ勢ひだつた蒲田駅周辺のユザワヤもだいぶ数が減つた。
オカダヤはどうなんだらう。
神戸のドヰ手芸もテンポを縮小したのだつたか。

人はどこで手芸材料を買つてゐるのだらう。
こんなに店がなくなつてゐるのに。
それとも行くところへ行けばあるのだらうか。

いまモチーフつなぎに使つてゐる Lisbeth #40 はネット通販で買つたものだし、タティングシャトルもネットで注文した。モチーフの載つてゐる本だつてさうだ。

みんなネット通販で買つてゐるのだらうか。
その方が安売りしてゐることもあるしね。

でもできれば実物を見たい。
とくに糸の手触りや色などは実物を見てみないとわからないからだ。

クロバーのボビン形式のタティングシャトルは注文した。
ダルマやオリムパスのタティング用レース糸は見つけたら多分買ふだらう。
見つけることがあるとはチト思へないのが残念である。

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Tuesday, 21 March 2017

「作りたい」の目的語がない

日中、寒さを我慢せずに窓を開けてゐられるやうになると、レースの季節が来たな、と思ふ。

Mary Konior の Tatting with Visual Patterns に掲載されてゐる Masquerade といふモチーフを延々つないでゐる。
いまのところ16枚つなげてゐて、17枚めを作りはじめたところだ。

Masquerade は、ど紫とでもいひたいやうな色で作つてゐる。
紫は好きな色ではある。
でもこれはちよつとあまりにも紫すぎる気がする。
「レースの季節」にはそぐはない色だ。

レースの季節のレースは、やはり白だらう。
あるいは生成り。
もしくは白に近いくらゐ淡いパステルカラー。
黒もいいかもしれない。
オリムパスやダルマの40番手のレース糸をかぎ針編みで編む。
さういふイメージだ。

ここのところ、かぎ針編みはほとんどしてゐない。
レース糸、毛糸に関はらず、だ。
時折狂ほしくかぎ針で編みたくなるときがあるけれど、なにもしないうちに時間が過ぎていく。
「編みたい」といふ気持ちだけで、「なにを」といふ気持ちがないからだ。

かぎ針のレース編みをしたいと思ふ一方で、タティングレースも作りたいと思つてゐる。
ここにも何度か書いてゐるやうに、白とか生成りの糸でタティングをしたい、といふ気分になることがある。
とくにレースの季節にありがちだ。
問題は、白い糸を意外と持つてゐないことだ。
オリムパスの40番の100gを手つかずで持つてゐて、それくらゐしか思ひつかない。

「作りたい」と思ふときに「これを」といふのがくつついてきてくれるといいのだけれど。
なかなかうまくいかないのは、かぎ針にしろタティングにしろ、手の動きが好きだからなんだらうな。
オリムパスの100gは、今年もそのまま手つかずでゐるやうな気がしてならない。

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