Tuesday, 09 November 2021

クリップは手芸道具である

在宅勤務をしてゐると思はぬ文房具が必要になることがある。
セロテープとか。
セロテープつて最近使はない気がする。
とはいへ、実はやつがれの手元にはある。
なぜといつて、マクラメをする時に使ふことがあるからだ。
テーブルなどに仮止めするときに用ゐる。
そんなわけで、セロテープはいまや自分の中では手芸用具のひとつだ。

さうはいつても筆記用具とかはさみ、のりといつたものは自宅にもある。
筆記用具も考へてみたら油性のマジックはないなあ。あつてももう書けなくなつてゐるだらうと思ふ。
あとホチキスは芯がまだあるかなあ。ホチキスの中に入つてゐればあるけれど、なかつたら芯は買つてくるやうかもしれない。

ところで今回は突然クリップが必要になつた。
社として提出する書類をクリップでまとめよ、といふことだつたからだ。
クリップ。
普通のお宅にはあるのだらうか。
我が家にあつたらうか。

そこで、古の記憶が蘇る。
小学生のときのことだ。
図画工作だつたか理科だつたかの授業でクリップが必要だつた。
それも一箱くらゐ。
クリップを骨組みにして周りに紙粘土をつける、とかだつた気がするから図画工作かもしれないが、錘を作るといふので理科だつたかもしれない。
いづれにしても、翌日クリップが必要だといふことをやつがれはすつかり失念してゐた。
親にも一言も云はなかつた。
翌日学校に行つて、はじめてクリップが必要だつたことを思ひ出した。
小学校と自宅とは目と鼻の先だつたので、家に取りに戻つたが、当然そんなクリップなどあるわけがない。
結局学校に戻つて、周りの子からおあまりを頂戴したんだつたと思ふ。

今回もクリップと云はれて、買ひに行かねばならぬかと出かけやうとしたところ。
待てよ。
タティング用具の中にあるかもしれない。
そのことに思ひ至つた。
いや、きつとある。
なぜといつて、チェインからはじまる作品を作る時に必要だからだ。
或はチェインの下にピコなどをつなぐ時にも必要だ。
そんなわけでタティング用具入れを探したら、無事に三つのクリップを発見した。
よかつたよかつた。
タティング用にはクリップは一つあれば十分なので、といふのはそんなに複雑な大作を作ることはないからだが、めでたしめでたしといつたところだ。

そんなわけでクリップはタティング用具なのである。

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Tuesday, 02 November 2021

極細毛糸を探しに行くか

綿のレース糸でうまくタティングができないと、毛糸のレース糸でタティングしたくなつてくる。
極細毛糸でタティングすると、なにしろ毛糸なので問題点もいろいろある。
なにより伸縮性のある糸で結ぶので、大きさが揃へづらい。
モチーフ一枚一枚もさうだが、スティッチ一つ一つも揃ひづらい。
ピコなども伸び縮みする気がする。
また、糸がS撚りだつたりすると結んでゐるうちに撚りがほどけてきてしまひ、ピコの部分など糸がわかれてしまつたりしてきれいに見えなくなることもある。
#綿のレース糸は基本的にはZ撚り。

さういふ問題点を抱へつつも、この「伸び縮みする」といふ毛糸の特色が下手な自分を許容してくれるといはうか、容れてくれる部分があるやうにも思ふ。
結んでゐて伸び縮みする感触にやさしさを感じるといふかね。
きつちりしてゐるとどうしても度量は狭くなるでせう。

しかし手元に毛糸のレース糸はない。
いや、ないわけぢやないが、使ひ道が決まつてゐるので……といつてもう長いことそのままになつてゐるのだが。
買いに行くか或は。
買いに行くとしてもなあ、最近は極細毛糸を置いてゐる店も少なくなつてしまつたからなあ。

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Tuesday, 26 October 2021

タティングシャトルの思ひ出

くつ下を編んで残つた毛糸を探してゐたらタティングシャトルが出てきた。
発掘したところ十年ほど前の編みかけのくつ下やネックウォーマと一緒に入つてゐた。
基本的にあみものとタティングものとは一緒にしないので、なにかの拍子に落ちて入つたとかさういふことなのかもしれない。

シャトルは二つあつて、どちらもクロバーの角付きだ。
片方は五色入りの白でもう片方は茶色。
どちらも角の部分はしつかりしてゐる。

タティングシャトルは、好みでいへばボビンタイプで先は角の代はりにかぎ針がついてゐるものが好きだ。
でもクロバーの角付きシャトルは特別で、大変気にいつてゐる。
初めて使つたシャトルがさうだつたからだらう。
鼈甲風と呼ばれてゐたと思ふ。
初めて手にしたときは、ちやうどマイナーチェンジがあつたころだつた。
それまではシャトルの真ん中に「Clover」と入つてゐたやうなのだが、自分が買つたのはその部分が滑り止めのやうに縞の模様にでこぼこしたものだつた。
マイナーチェンジする前のシャトルはとてもよかつたと聞いたことがある。
たくさん糸を巻いてもほどけてこなくて、とか。
あのころ、地方の手芸店を探して歩いたらまだそのシャトルもあつたのかもしれないが、さういふ発想がなかつた。
まだまだ「百貨」店だつたころのデパートの手芸店にもなかつたしね。
エアロのかぎ針付きボビンタイプのシャトルは使ひやすかつたころのシャトルを模したものが販売されたりしてゐるやうだけれども、クロバーは聞かないし、そもそもほんたうにいまのシャトルよりよかつたのかどうか定かではない。

ただ、個人的には、最近の角付きシャトルは角の部分が折れやすいやうに感じる。
初めて使ふやうになつたころはそんなこと感じたこともなかつた。
初心者だつたからずいぶんとムリな使ひ方もしたらうに。
さういや当時Niftyの手芸フォーラムでタティングをもつぱらにしてゐる人が角付きシャトルは先が鋭すぎるので紙やすりなどで使ひやすいやうに削つてゐるとか云つてゐる人がゐたなあ。
それにならつてみるか。

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Tuesday, 19 October 2021

AIはタティングをするやうになるか

機械編みといへば棒針編みだ。
かぎ針編みをする機械といふのはないと思つてゐる。
需要がないのだらう。
以前職場で一緒に働いてゐた人が云つてゐた。
米国に住む親戚の家に行つたら、家族みんなでかぎ針編みの内職(おそらく)をしてゐて、それを手伝つたのだと。
なぜかぎ針編みなのかといふと、棒針編みだと機械で編んだものだと思はれて買ひ叩かれるからだといふ話だつた。

タティングレースを作る機械といふのも寡聞にして聞いたことがない。
市場に出回るタティングレースの品々は、みな手作りと考へていいだらう。

ラッダイト運動は最初編み物を生業にしてゐる人々がはじめたと、『どこにもない編み物研究室』に書いてあつた。
ここでいふ「編み物」は「knit」、すなはち棒針編みだ。
だつたらかぎ針編みに切り替へればいいぢやない、といふのは日本的な考へ方で、といふと語弊があるかな、少なくとも「棒針編み」も「かぎ針編み」も等しく「あみもの」と呼ぶ人間の考へることで、「棒針編み」には棒針編み、「かぎ針編み」にはかぎ針編みをさす単語があるとそこに壁が生まれたりもするのだらう。

閑話休題。

AIは棒針編みには対応するかもしれないが、かぎ針編みやタティングには対応しないのではないかといふ気がしてくる。
AIが対応するつてどのやうにどうやつて、といふ話もあるが、なんかかう、AIの進む先にあみものはないな、といふ気がするのだ。
たとへば、料理ならなにかありさうだ。
冷蔵庫にある材料を入れたら作れるものを提示してくれるとか。
そのうちロボットと連携するやうになつて選んだ料理を作つてくれるとか。
そんなことはできるやうになつたりするのではないか、と想像はできる。

しかし編み物はどうだらうか。
持つてゐる毛糸や針のサイズを入れたらAIがその材料で編めるものを提示してくれる、そんな未来がやつてくることがあるだらうか。
あるかもしれないが、なんかあまり想像がつかない。
そもそも需要があつたとしても少なさうだ。
さうか。やはり問題は需要なのか。

AIはすごいらしいが、「かういふことをしてほしい」と思ふやうなことはあまりしてくれない。
AIは、囲碁とか将棋とか、実にすごいなと思ふんだけど、でもなんか違ふんだよなあ。
それぢやないんだよなあ。
おそらく日々自分たちが無意識のうちにしてゐることつて、とても複雑でむつかしいのだ。
わからないだけでさ。

と、かぎ針編みやタティングをしてゐると思つたりする。
単にAIに関はる仕事をしてゐる人たちはそんなことには興味がないだけなのかもしれないけれど。

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Tuesday, 12 October 2021

人気ないのかな

少し涼しくなつてきた……ともいへぬ日が続いてゐたが、いい加減10月も中旬をすぎたこともあつてか100円ショップの毛糸の棚が賑はつてきたやうに感じる。
そんなわけで、近所にあるセリアやダイソー、それと少し離れたところにあるダイソーとキャンドゥとに立ち寄つてやうすを見たりした。

タティングシャトル、店頭にありませんね。
以前はあつたやうに思ふ。
サイズと形とはクロバーの角付きシャトルによく似た透明のシャトルを、少なくともセリアとキャンドゥとでは見かけたし、ダイソーにもあるといふ話を聞いた。
セリアのものが使ひやすいといふ話だつたがなあ。

人気がなくなつたのかなあ。
タティングレースの、だけどさ。
新しい本は出てゐるやうに思ふのだが、もうタティングレースの本は追はなくなつてしまつたのでよくわからない。
シャトルはいくつも欲しくなつたりするものだから行き渡つたとは思ひ難いのだが、やはり行き渡つたのかなあ。
それとも100円ショップのシャトルが人気がないだけで、みんなクロバーやその他入手可能なシャトルを購入するやうになつたのだらうか。

かくいふやつがれは100円ショップで売られてゐたシャトルを持つてゐない。
買ひそびれてしまつた。
あるうちに買はないとダメなのね。

とはいへ、使ひにくかつたらイヤだなあと思ふんだよね。
110円としてももつたいないぢやあないか。
お金が、といふよりは、やつがれの元にやつてきて「使ひづらい」といふので使はれないタティングシャトルが、だ。
ほかの人の元に行つてゐれば使ひこなしてもらへたのかもしれないのに。

タティングレースには在宅需要はなかつたのかなあ。
最近どうもさういふ事情に疎すぎる。

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Tuesday, 05 October 2021

紡ぐか紡がぬか

タティングレースに使ふ糸はいつまで手紡ぎのものだつたのだらう。
タティングレースの発祥をいつにするかにもよるが、ごく初期には手紡ぎの糸で作つたものもあつたのではあるまいか。

ごくまれに糸を紡ぐ。
実際今日も羊毛を紡ぎはじめたところだ。
でも、自分で紡いだ糸でタティングをしやうとは思はない。
タティングで使ふ糸には滑りよくなめらかであることが求められる上に、ある程度は許されるかもしれないけれど、均一な太さでなければならない。
そんな糸を自分で紡げるとは思へないのだ。

紡ぎ機があるとしたら、それもある程度は可能なのだらうか。
ある決まつた量の素材(タティングだと綿とか絹とかかなあ)をある決まつた回数紡ぎ機を踏んで紡げばそれなりに均一な糸ができるとは思ふ。

でもそれにはそれなりの熟練を要するし、そもそも紡ぎ機は持つてゐない。
あれは自分には向かない道具だ。
大きいし持ち運べない。
JourneyWheelならもしかしてといふ気もするがもう作つてゐないやうだし、ガンジーのやうにチャルカを使へばいいのかなといふ気もしないではないがでもチャルカだと短い繊維のものでないと紡げないのぢやあるまいか。そんなことはないのかな。

そんなわけで、博物館などでタティングレースをはじめ昔作られたレースを見るとしみじみしてしまふ。
この糸は手紡ぎだらうか。
手紡ぎだとして、こんなに細い糸をこんなに均一にこんなに長く紡いだ人がゐたのか。
ゐたんだよな。すごい手練れだ。

自分にはいはゆる手作り信仰がない。
手作りしたものこそ最高、といふ信仰だ。
手芸に携はる人には往往にしてある信仰だが、自分の周囲には存在しないのでさうでもないのかもしれない。
ただ、国によつてはさういふ信仰のあるところもあるので注意が必要だとは思ふ。

いづれにせよ、さういふ信仰がないので、糸を紡ぐとしたら市販されてゐないものか入手するのがむつかしいものといふことになる。
タティングレースに用ゐる糸はいまのところ入手困難といふことはないし、在庫もたくさんある。
まづ手紡ぎの糸でタティングしやうとは思はないだらう。

あー、棒針編みのレースものは手紡ぎ糸で編んだことがあるが、それはまた別の話。

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Tuesday, 28 September 2021

不恰好なモチーフ

タティングレースのモチーフを一枚作つた。
Jon YusoffのChinese Coin Bookmarkのコインを一枚だけ作つてみた。
この栞はコインの形のモチーフを一列につなげたものだ。
スプリットリングでどんどんつないで一度も糸を切ることなく作ることができる。
それが気に入つて何度か挑戦してゐるのだが、いつもどこかで間違へてしまひ、糸もほどけなくなつて一度も成功したことがない。
でも一枚だけならできるかなと思つて作つてみた。

一枚だけ作つたわけはほかにもある。
色を変へてコインのやうな丸い形のモチーフをつなぎたかつたからだ。

モチーフ自体はどうもうまくできなかつた。
糸の撚りがキツすぎたり、そもそも下手だつたりして、しつくりこない。

でもできあがつたモチーフはなんだか可愛い形をしてゐる。
さうか、だから作つてみたかたつんだなとはじめて気がついた。
ほかの色でも作つてみて、よささうならつないでみるかな。
つないでみたらアラもそんなに目立たないのではないか……
そんなことないか。

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Tuesday, 21 September 2021

求む中級者向けのタティングレースの本

季節なので書店に行くとあみものの棚などを見る。
「若くてスタイルのいい人が着るにはいいけど……」といふものが多くて、ちよつと引いてしまふ。
でも、なんですか、今年は脇を綴ぢずに腰のあたりで結ぶだけのヴェストが流行りなんですか?
それは編んでみやうかなあ。ストールを二枚編んで背中でつなげればできるし。

もちろん、タティングレースの本も見る。
見るのだが……うーん。
新しい本も出てはゐる。
出てはゐるのだが、どうも一日千秋といはうか、いづれを見ても初心者向けといはうか、モチーフを一枚作りませう、といふ、そのモチーフもまたそんなに手の込んだものではなかつたりするといふ、まあ、そんなやうな本が多い。
モチーフを一枚作つてどうするのかといふと、イアリングにしたりブローチにしたりペンダントヘッドにしたりする。
時にモチーフを何枚かつないで作品を作るやうなものもあるが、そんなにものすごく引かれない。

もうせん、タティングレースの本については、もうちよつとむつかしいもの、せめて中級者向けの本が出てもいいのではないか、といふ話がある。
たとへばシャトルに糸を巻いたりスティッチを作るところからはじめたりといつた説明はもう省いて、そこらへんのことはもうできる人向けの本を出してはどうだらう、と思ふのだ。
さういふ説明があるから悪いといふのではないけれどね。
昔の本、それこそ「タッチングレース」と呼んでゐたころの本などはさうした説明があつてもそれなりに手の込んだ作品が載つてゐたりする。

本を期待するからいけないのかな。
独創性がないから自分で作品を創造することはできないけれど、既存のモチーフをたくさんつないで大きいものを作ればいいのかもしれない。
或はエヂングを長く作つてつなぐとかね。

タティングにさういふものを求めてゐる人が少ないといふことなのかな。

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Tuesday, 14 September 2021

やる気はどこからやつてくるの

昨日は思はぬ色合はせのことを書いたが。
考へたみたらタティングレースでも『ドクター・フー』の10代目ドクター風色合ひでなにか作るつもりでゐたのだつた。
だがまつたく進んでゐない。
これも昨日かいたとほり、なにもやる気がしないからだ。
編んだぢやん、と云はれるかもしれないが、編んでゐるときも「なにもしたくない」と思ひながら手だけ動いてゐたやうな状況だつた。
これ、あまりいい編み方ぢやないかもしれないね。
やる気はないけれど、とりあへずできあがつたら使へるもの、役に立つものができるから編んでゐる。
そんな感じ。
タティングだとできあがつたものが役に立つといふことがあまりないのでますます遠ざかつてしまふのかも。

それにしてもこの「なにもやる気がしない」気分といふのはどこからやつてくるのだらう。
それまでもやる気があつたわけではない。
なにもしない状態がつづいてゐたりはするわけだ。
なのに、突然「なにもしたくない」とか思ふ。
どうかしてるよ。

でも、色合はせとか考へるとちよつと楽しい。
ほんたうは人形劇三国志の人形の色合ひでもなにか作つてみたいと思つてゐる。
関羽とか、と書いて、関羽は紫と緑なのでよく作つてゐるといへる。
タティングだつたら曹操とかもいいかもなあ。
赤と黄色とのバランスがむつかしさうな気がするけど。

かうやつて楽しいことを考へるうちにやる気が戻つてくるといいんだけどな。

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Tuesday, 07 September 2021

使へるものなら

あまりにもやる気がなくて、アクリル毛糸を買つてきてしまつた。
近所のスーパーマーケットに行く必要があつたので、おなじ建物にあるセリアに寄つてしまつたのだつた。
セリアは百円均一の店の中では手芸ものに定評があると思つてゐる。
タティングシャトルなどもほかの百円均一の店のものよりいいと聞いてゐる。
そんなわけで一度は使つてみたいと思つてゐるのだが、ここのところ近所のセリアにはあみもの用具が見当たらない。
編み針さへないほどだ。
いづれ気温が下がつてあみものの季節がくればもしかすると店頭に並ぶのかもしれないけれど。

ところでアクリル毛糸はアクリルたはしを編むために買つてきた。
アクリルたはしはいづれ使ふので、編んでゐてもあまり罪悪感にかられずにすむ。
「これで掃除するんだもーん」といふ云ひ訳がきくからだ。
実際、これまで編んできたアクリルたはしはいづれもちやんと台所や風呂場で役に立つてきた。
今度のたはしもさうなるだらう。
さう思ひながら編んでゐる。

アクリルたはしはなんとなくアフガン編みで編みがちだ。
編み地がでこぼこしてゐる方が汚れを取りやすいのだといふ。
アフガン編み、うつてつけぢやん。
そんなわけで、普段はあまり使はないアフガン針など出してきてせつせと編んでゐる。
糸のすべりさへよければ、タティングといふのもありなのかもしれない。
タティングだとスティッチがわりとでこぼこしてゐるので汚れが取れるのぢやあるまいか。
一度やつてみるかな……と思つたが、いま使つてゐるアクリル毛糸はあまり表面がすべすべしてゐるとは云ひ難く、またお世辞にも編みやすいとはいへない。
百十円だからな。文句はいへない。

そんな状態で、ぢやあタティングはどうしてゐるのかといふと、先週書いた間違ひは無事解消できた。
あのあと、やる気の波の高くなるのを待つて、間違へたリングをほどいてみたのだつた。
無事解けた。
芯糸をきれいに引くことができた。
よかつたよかつた。
思つたよりずつときれいに解けたので気が抜けたほどだ。

そんなわけで、リングを正しく作りなほしたところでとまつてゐる。
なんでかなあ。
やる気が出ないんだよなあ。
タティングだけでなくて、全体的に。

タティングに関してはいま作つてゐるものが全体的になんだかあまりうつくしいできではないから、といふのも理由のひとつだ。
なんでだらうなあ。
糸に撚りがかかりすぎてゐるのかな。
そんな気はする。
撚りを少し戻しながら結んだらもうちよつと結びやすいかもしれない。

いづれにしてもやる気の到来を待つた方がよささうだ。

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