Tuesday, 09 January 2018

やめどきかな

この連休は、芝居見物に行つて幕間などにちよこちよこタティングレースをしてゐた。

ちよこちよこなのでほとんど進まなかつたが、手持ち無沙汰のときにはちやうどよい。
がま口の財布にシャトルを二つ入れて持ち歩く。
荷物にもならないし、いい感じだ。

作つてゐるのは栞だ。
もともと栞はあまり使はない。
ゆゑに必要ではない。
いま編んでゐるミトンはこれといつて編み図を見なくても編めるものなので、あみものの本にはさむ栞も必要ない。
ゆゑにのんびり結んでしまふ。

のんびり結ぶのはいいことだ。
とくにここのところタティングとはご無沙汰してゐた。
勘を取りもどすにはゆつくり気をつけながら結ぶのが一番いい。
と、わかつてはゐるのだが、外で結ぶと気をつけてゐるつもりで注意力が散漫になつてゐたりするんだよなあ。
やはり家でのんびりした気分のときに結ぶしかないか。

ところでタティングレースで作りたいものといふのが思ひつかない。
これはやめ時といふことなのだらうか。
作りかけのポーチはなんとか仕上げたいと思つてゐる。
そのあと作りたいものがないんだよなあ。
円形の大きなドイリーを一度は作りたいと思つてゐるけれど、それには整形するための場所が必要である。
その場所がないんだよなあ。
広げられるだけの大きさのドイリーとなると、それほど大きくはならない。

ドイリーはそんなに好きではないけれど、レースといふとドイリーといふ気がする。
それで一度は作つてみたいのだつた。
大きいのをね。

大きいものを作る際の問題点として、「途中で飽きる」といふのがある。
また、あまりにも修復不可能な失敗をしてしまつて、「やる気が削げる」といふこともある。
それを乗り越えても作りたいドイリーを探さないとな。
まづはそこからか。

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Tuesday, 02 January 2018

タティング初め

タティングレースは久しくしてゐない。
といふわけで、今日歌舞伎座の昼の部を見にいくにあたり、幕間にでもちまちま結ばうと、久しぶりにシャトルに糸を巻いてみた。
糸は Lisbeth #40 の Col.134 Mountain Breeze だ。
まつたく季節を無視した色だが、たまたま手元にあつた。
なんとなく秋枯れの山といつた感じがする色合ひである。

作つてみたのは Jane's Bookmark だ。

Jane's Bookmark in progress

すでに何度も作つたことのあるパターンである。
何度も作つたことはあるものの、スプリットリングとかあつてなかなか作りづらい。
久しぶりなんだからもつとかんたんなものにすればよかつたと思つても後の祭りである。

でも何度も作るやうな模様なので作つてゐて楽しかつた。
幕間がもつと長ければいいのにと思つたほどだ。
今月の歌舞伎座は高麗屋三代同時襲名といふことで大変賑はつてをり、演目も配役も華やかで見てゐて楽しかつたにも関はらず、だ。
なにがよくてそんなに何度も作つてしまふのか。
リングだけでできてゐるといふところがいいのかな。
どうもさういふモチーフやエジングを好む傾向にある気はする。

この年末年始の休みには栞でも作つてタティングのリハビリをしやう。
さう思つてゐた。
リハビリにするにはちよつとむつかし過ぎるものを選んでしまつたやうだが、また幕間にでもちまちま結びたいと思つてゐる。
今月はまだ国立劇場、浅草公会堂、歌舞伎座夜の部と都合三回は芝居を観にいく予定だしね。

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Tuesday, 26 December 2017

さえんなぁ

今年タティングレースではこれといつたことをしてゐない。

ショールはつなぎ間違へ多発ではふつてある。たぶん、続きは作らない気がする。うまく使へさうなところまでを完成として、またランナーとかかな、と思つてゐる。

その後作りはじめたポーチにするつもりのものは途中でとまつてゐる。
立体につながうとしたところまで、かな。
夏のあひだ昼休み後半になると照明が消へてしまふといふ難事があつて、やめてそのままだ。
これはつづけるかな。
しかし立体につなぐと整形が大変といふことに気がついてしまつたので、もしかすると放置してしまふかもしれない。

タティングレースをしないでなにをしてゐるのかといふと、ノールビンドニングだ。
ノールビンドニングをしてゐるとニードルタティングをしたくなることがある。

どうも世の中にはシャトルタティング派とニードルタティング派といふものがあつて、互ひに相容れない感じのするところがある。
たまたま反発し合ふ人々が目立つてしまつてゐるだけだとは思ふけれど。

以前ここにも書いたやうに思ふが、やつがれはシャトルもニードルも好きだ。
どちらも手の動きが好きなのだつた。
ニードルは針に糸のかかつてゐるあひだはほどきやすいのもいいと思ふ。シャトルだとかうはいかない。
ただ、ニードルの場合、スティッチの中に芯糸が二本とほることが多く、シャトルに比べると繊細さに欠ける場合があつたりはする。
それと糸の太さによつて針の太さも変へる必要がある。シャトルだとシャトルに巻けるならどんな太さの糸でもひとつでまかなへるんだよね。

それと、やつがれの手加減の都合だと思ふけれど、シャトルにくらべて仕上がりがやはらかい気がする。これは好き好きで、ものによつてはニードルの方がよかつたりシャトルの方がよかつたりするんぢやないかな。

と云ひつつ、ニードルタティングとはご無沙汰してゐる。シャトルタティングだつてやつてゐないのだもの、当然といへばさうなのだが。
針は外ではちよつとやりづらい気がして、な。
そんなことないかな。でもレース糸を使ふと針もそれなりに細くなるし、気にする人も多いかと思つて。

こんな調子で来年はどうなるのだらうか。
とりあへず、休みのあひだになにか小さいものでも作つてみやうかなあ。

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Tuesday, 17 October 2017

時間はないけど

昼休みの空いた時間に、ノールビンドニングに挑戦することにした。
以前から興味はあつて、五年前に北欧に行つたときにも、三年前に行つたときも針を買つてきた。
写真は三年前に行つたときに買つてきたものだ。

ノールビンドニングとボスニアンクロシェット

左の二本がノールビンドニング用の針、右の一本はボスニアン・クロシェットの針だ。
ノールビンドニング用の針のうち、左の方はスウェーデンはストックホルムの北方民族博物館で写真がたくさん掲載されてゐる薄い手引書と一緒に求めた。素材は……なんなのだらう、これは。骨? 歯?
右の方はボスニアン・クロシェットの針と一緒にストックホルムのヘムスロイドで購入した。どちらもとてもスムースで使ひやすさうな針である。

入手したはいいものの、放置したまま三年がたつた。
手引書を見ながらはじめてもよかつたはずなのに、買つて満足してしまつた、とでも云ふべきか。

「さういへば自分はノールビンドニングの針を持つてゐるな」と思ひ出したのは、「はじめてのノールビンドニング」といふ本が発売されたからだ。
それまでもWebなどでノールビンドニングをしてゐる人やその作品を見かけることはあつたけれど、その時ではなかつたのだらう。

「はじめてのノールビンドニング」では、「作り目が大変」「作り目の作り方が覚えられなくて挫折する」などといふことが書かれてゐる。
思ひ出すなあ、タティングレースをはじめたときのこと
周囲にタティングをしてゐる人はなく、本だけが頼りだつた。
あのときも、目を作つたはいいものの、その作つた目が芯糸を自由に行き来するはずなのにさうならず、さんざん悩んだものだつた。
ちよつとやつてみてはうまくいかず、またやつてみて目が動かないといふ状況が数日つづいた。
懲りずにつづけてゐたとき、突然ひらめくことがあつて、やつと目を動かすことができた。
今回もそんな感じかなと思つてゐる。

タティングレースをはじめたときには時間があつた。
ほんたうはなかつたのかもしれないけれど、時間があると思つてゐた。
いまはない。
それがタティングレースをはじめたときとの一番大きな違ひかな。
いまの方がWeb検索などで情報も手に入れやすからうといふのも違ひのひとつだらう。

昨日ノールビンドニングをはじめてみたところ、まづ、目が正しく作れてゐるのかどうかがよくわからない。
本のとほりに目を作つて、しかし輪のできる場所が違ふ気がする。
糸は極太に近いやうな太いものを選んだのだけれど、色が暗いのが敗因かなあ。
とりあへず、今週はノールビンドニングの作り目に挑戦してみるつもりでゐる。

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Tuesday, 10 October 2017

やめた方がいいのかもしれない

タティングレースの栞は糸端の始末はできた。
昼間も明るくなつたからだ。
どうやら十月に入つた途端、昼休みに照明を消す儀式がなくなつたのらしい。
自主的に決してゐる部署もあるやうだが、少なくともやつがれなどのゐるあたりの照明はついたままになつた。
それでなんとか糸端の始末をした、といふわけだ。

栞は Mary Konior の Black Magic で、糸端を始末したはいいものの、やつぱりなんだかいびつな形になつてしまつた。
Black Magic はマーガレットのやうな花を一列につないだやうな形の栞だ。
花と花とのあひだは6-9-6のブリッジがつないでゐる。
このブリッジの形がどうもいびつになつてしまふのだつた。
Black Magic はいくつも作つてきたけれど、毎回さうなのだつた。
花と花とのあひだの形が悪いことはわかつてゐるので気をつけてはゐるつもりなんだがなあ。
はじめて作つたときよりはマシになつてゐるとは思ふけれども。
といふか、さう思はないとやつてらんないよ、といふのが本音である。

あるいはやらない方がいいのかもしれない。
いつまでたつてもそんな調子なわけだからね。

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Tuesday, 03 October 2017

仕上げの技能向上策

タティングレースの栞は糸端の始末を忘れたままになつてゐる。

Mary Konior の Black Magic を作つたはいいが、職場では昼間照明を消すので暗くて糸端の始末がおぼつかないからだ。
家でやらうと思つていつも忘れてしまふ。

その間、昼休みになにをしてゐるのかといふと、タティングシャトルに残つた糸でおなじく Mary Konior の Curds & Whey を作つてゐる。
シャトルに一定量の糸があまつてゐると、つひ Curds & Whey を作つてしまふ。

理由はふたつある。
ひとつには、シャトル一つでできるものであるといふこと。
またひとつには、スティッチの結び具合やリングの締め具合などの調整の練習になること。

一応、なにに使ふかは不明だが、ちやんと糸始末まで行ふ。
さうしないと上達しない気がするからだ。
あみものも同様で、作り目や普通に編むことはわりとすぐに上達する。
伏せ目やセーターの脇などのとじやはぎはなかなか上達しない。
最終段階に進むことが少ないからだ。
はじめるにははじめられても、終はりまでいけない。
それで仕上げに必要な技術がいまひとつ上達しない。

一時、自分でもをかしいんぢやないかと思ふくらゐくつ下ばかり編んでゐたことがある。
「Sockknitter に俺はなる!」と思つてゐたからだ。
使ふことなくしまはれたくつ下は数知れず。
でもそれでもよかつたのだと思つてゐる。
編みはじめから仕上げまで、何度もくり返すことができたからだ。

タティングレースでもちいさいモチーフをいくつもいくつも作つてみるかなあ。
ちやんと整形するところまで手がければ、それなりに上達しさうな気もする。
かんたんなモチーフを基本的なことを確認しながら作るのもいいかもしれない。

と、日記には書いておかう。

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Tuesday, 26 September 2017

太くてもいい

タティングレースの栞は、あとちよつとといふところまで来た。

Mary Konior のデザインした Black Magic を淡い水色の糸で作つてゐる。
あと花びら(だらう、たぶん)を一枚作つたらおしまひだ。
これが終はると昼休みにすることがなくなつてしまふ。
昼休みのあひだはあひかはらず暗いので、もうタティングレースはあきらめやうかなあといつたところだ。

だが待てよ。
なにかとても太い糸で作ればいいのぢやあるまいか。

これまで一度だけ行つたことのあるホビーショーではえらく太い糸で作つたタティングレースのモチーフをつなげて着るものを仕立ててゐたのを見たことがある。
実際にそれを身につけてゐる人もゐた。

なるほど、細い糸で作るばかりがタティングレースではない。

だがなあ。
手持ちの糸で暗くても問題のなささうな太さでタティングレースにも向いたもの、といふのがぱつと思ひ浮かばない。
中細や合細くらゐの毛糸を使つてもいいが、さうした糸はたいていなにを作るかおよそのところは決めてゐる。
うーん。どうしたものかー。

といふわけで、ここはやはりおとなしくあきらめて糸紡ぎでもするかなあと思つてゐる。
さうするとタティングをする時間がなくなつてしまふんだよなあ。
バスで座れたときにタティングをすることにしやうかなあ。

その前に、タティングレースで作りたいものがいまあるだらうか。

考へるとしたらそこからかなあ。

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Tuesday, 19 September 2017

糸を持ち歩く

タティングレースの栞は、あとすこしでできあがるところまできてゐる。

Mary Konior の Black Magic を作つてゐる。
前半は終はり、後半に入つて五個中四個めの外周を作つてゐるところだ。

ここにきて、糸が足りない。
あとすこしだといふのに。
最初から足りない気はしてゐた。
クロバーのタティングシャトル・ボビンのボビンに糸を巻いて持ち歩いてゐる。
これがすこぶるよい。

クロバーのボビン式タティングシャトルは、従来のシャトルの形状に近く、使用してゐて違和感が少ない。
さすがクロバーだ。

では普段遣ひにしたいか、といふと、ちよつと微妙だ。
たぶん、やつがれがタティングシャトルに求めるのはボビン式といふだけではないのだ。
できればかぎ針も装備してゐてほしい。
だから GR-8 Tatting Shuttles を愛用してゐるんだな。
このことに、クロバーのボビン式タティングシャトルを使つてはじめて気がついた。
それまではボビン式のシャトルが好きだくらゐにしか考へてゐなかつた。

しかし、それでもクロバーのボビン式タティングシャトルはいい。
なにがいいといつて、ボビンとボビンのストッパとが実にすぐれてゐる。
予備の糸をボビンに巻いてストッパをつければ持ち歩きに便利なことこのうへないからだ。
ストッパにはボビンをさせるやうになつてゐる。ボビンに糸を巻くときに至極都合がよい。

そんなわけで、今回も外周用の糸をクロバーのボビンに巻いて持ち歩いてゐたわけだ。
でも、Black Magic を作るにはちよつと足りなかつたんだなあ。
惜しい。
もうひとつ予備に持つてゐればよかつた。

昼間の職場は相変はらず暗い。
明るくなつたら Masquerade をつなぐプロジェクトを再開する予定なんだがなあ。
もしかしたらこのまま明るくならないのだらうか。

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Tuesday, 12 September 2017

タティングレースのリングをほどく

タティングレースの栞は、うまいことほどくことができて現在もちまちまと作成中である。

先週、痛恨の大失態を犯した翌日、ダメでもともとと思ひつつもリングをほどいてみた。

昔はほどけなかつた。
タティングレースをはじめたばかりのころのことだ。
おそらく手がきつすぎたのだらう。
リングの締め具合がわからず、あまりゆるくすると芯糸が見えてしまふこともあり、きりきりと締めてゐた。
また、糸のすべりがよくなくて、つひ力任せに引いてしまふこともあつた。これはいまもある。

リングをほどかうとして、芯糸をムリに逆方向に引つ張ると、最後の目が裏返つてしまふことがある。
目が裏返るといふのは、芯糸に巻き付いてゐた糸が芯糸になつてしまひ、芯糸が巻き付く現象をいふ。
タティングレースでは、シャトルから出てゐる糸を芯糸に巻き付けて目を作る。このとき芯糸は自在に動く状況にある。
シャトルから出てゐる糸に芯糸にするはずだつた糸が巻き付いてしまふと、シャトルから出てゐる糸は巻き付かれたまま動かなくなる。芯糸も同様だ。
それで芯糸を引けなくなつてしまふ。
この罠によくひつかかる。

いまは以前よりもリングの芯糸の引き加減が弱くなつた。
また、ほどかうとして芯糸をムリに引くと目が裏返つて糸を引けなくなつてしまふといふ現象も理解してゐる。
今回も最後の目が裏返つてしまつて、なほしながら芯糸を引き出した。
裏返つた目をなほすときにはクロススティッチ針を使ふやうにしてゐる。
ときに二本使用して、なんとか目をもう一度ひつくり返す。

いづれにせよ、リングを閉じるときには気をつけねばならない。
もう何度もやつてゐることなのに、気がつくとおなじことをやつてしまふのだつた。
吁嗟。

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Tuesday, 05 September 2017

世の中暗い

タティングレースで、Mary Konior の Black Magic を作り始めた。
Tatting with Visual Patterns に掲載されてゐる栞である。

と書いて、どうしやうかと思つてゐる。
昨日の昼休み、痛恨の失敗をおかしてしまつたのだ。
ほどかうとしたけれど、昼間は暗くて目がよく見えない。

なぜ Black Magic を作らうかとしたのかといふと、昼間暗くなるからだつた。
なんだかわからないけれど、現在職場では昼休み開始から三十分たつと照明を消す。
照明を消す前にタティングすればいいのかもしれないが、残りの三十分でうまく食べ終はれなかつたらと思ふと、やはり最初の三十分は昼食を食べることに注力したい。る
そんなわけで、暗くても、まあなんとかできるやうなものといふので、Black Magic をはじめたのだつた。
しかるに間違へてしまつたわけだ。

うーむ。

今日は復旧作業から入るつもりだが。
うまくいかなかつたら Black Magic はこのままお蔵入りかなあ。

世の中にはタティングレースで間違つてしまつた場合、なにがなんでもほどくといふ人とある程度やつてダメだつたらあきらめる人とゐると思ふ。
やつがれは圧倒的に後者で、なぜといつてほどくことに時間を使ふんだつたら切つてなかつたことにする方がいいと思つてゐるからだ。
人生は短い。
からんだ糸をほどくことに時間を費やすには、人生は短すぎる。
さう思つてゐる。

といふわけで、切つてしまふ線が濃厚だ。
切つて、まだ作りはじめたばかりなので、なかつたことにするかもしれない。
まあ、その時の気分次第だな。

なにしろ世の中が暗いと考へ方も暗くなるのでな。

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