Tuesday, 21 May 2019

技術が自分か

「絵がうまくなりたいのか」「絵のうまい自分になりたいのか」といふ呟きが、先日TLに流れてきた。

前者ならいいけど、後者はね、といふ呟きだつた。

自分はどちらなんだらう。
「あみもの/タティングがうまくなりたい」のか。
「あみもの/タティングのうまい自分になりたい」のか。

なんとなく後者な気がするんだよなあ。
ヤバい。

ここにも何度も書いてきたやうに、これまで生きてきて自分より不器用な人間を見かけたことがない。
こどものころから親にも教師にもずつと「不器用だ」と云はれつづけてきて、自分でもさうだな、と思ふ。

あみものとタティングとは、もう長いことやつてきてゐることもあつて、人並みにはできるんぢやないかと思つてはゐるが。
問題は、周囲にあみものやタティングをする人がゐないので比較対象が存在しない。
ゆゑにできてゐると思ふことに根拠は存在しない。

「比較対象」とか云つてゐる時点でダメだ。

たぶん、うまく編めるとかうまく結べるといふことは、他人との比較ではない。
以前よりうまく編めるとか前よりうまく結べるとか、さういふことなのだと思ふ。
でも、うまく編めたりうまく結べたりしたとき、どううれしいと思ふだらうか。
「前よりうまくなつたなあ」か。
「前よりうまい自分になつたなあ」か。

やつぱり後者な気がするんだよなあ。

斯様に「不器用」と云はれつづけた経験は大きい。
事実不器用だから仕方がないのだが。
不器用な自分を受け入れられずにゐるんだなあ。
いろいろめんどくさい。

そんな中、久しぶりにはじめて作つたドイリーに用ゐたモチーフを作つてみた。

Tatted Rosetta Motif

藤戸禎子の「華麗なるレース タッチングレース」に掲載されてゐた初心者向けのドイリーだ。
モチーフはよくあるロゼッタである。
はじめてシャトル一つと糸玉一つを使つて作ることのできたタティングレースのドイリーだつた。

うーん、いま作つても今一つだ。
でも当時はもつとひどかつた。
なにしろほぼはじめてだつたしなあ。
でも前よりはうまくなつてゐる。
そしてまだまだ改善点がある。

さう前向きになれればいいのだが、なかなかむつかしいな。

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Tuesday, 14 May 2019

質も大事

極細毛糸のスカーフは停滞してゐる。

連休前にひさしぶりにレース糸でタティングしてみたら、えらく下手になつてゐた。
毛糸でばかり結んでゐたからか知らん。

ショックだつたので、しばらくレース糸で練習ばかりしてゐる。
シャトルやボビンにあまつた糸で小さいモチーフや短いエジングを作つたりね。

以前、ここに「質より量」といふやうなことを書いた。
まさにそれを目指してゐたのだけれど、でもなにかが違ふ気がして仕方がない。

質より量は確かだけれど、やはりなにか「作品」となるものを作らないとダメなのではあるまいか。

小さいモチーフや短いエジングも作品といへばいいのかもしれないが、どうも自分ではさういふ気持ちにならない。
「練習」と思つてゐるからいけないのかもしれない。
「本番」と思つて作ればいいのかも。

とはいへ、小さいモチーフとか短いエジングはどうもサンプルといふ感じがして、あまり「本番」といふ気にはならないんだよなあ。
なにかもつと「作つた!」といふ気持ちになるやうなものを作るべきぢやらうか。

でもそろそろ極細毛糸にも戻らないと先に進まないし。

ときどき阿修羅くらゐ腕があればな、と思ふよ。

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Tuesday, 07 May 2019

100円ショップのレース糸ケース

ダイソーに行つて、こんなものを見つけてきた。

ダイソーのレース糸ストッカー

レース糸を入れて保管・利用するケースだ。
似たものに Lisbeth のレース糸を入れて使ふケースがある。
これが実に遣ひ勝手がいいので、ダイソーのものも購入してみた。

Lisbeth のケースは、Lisbeth にほぼぴつたりとした大きさで、オリムパスやダルマの40番やDMCのコルドネスペシャルでも使へる。セベリアでは試したことないな、さういへば。番手によつてはセベリアは大きさから云つてムリかもしれない。

ダイソーのケースはセベリアなら使へさうだ。
残念ながらエミーグランデを入れるには小さすぎる。これでエミーグランデが入ればいふことはないのだが、さうするとケースが大きくなりすぎるのだらう。

Lisbeth のケースには、中央に突き出た部分があり、そこにレース糸をさして使ふ。
ダイソーのケースには、レース糸をさすやうな部分はなく、レース糸はただ置いて使ふ。
それでなにか違ひがあるかといふと、さして違ひはないやうに思ふ。

糸もするすると出てくるし、ちよつと大きいことを除けばいい感じだ。

ふたの上、糸を出す穴のそばにちよつとした突起がある。
使はないときはここに余分に出過ぎた糸を巻いておくものだといふ
使つてみやうとしたが、Lisbeth #40だとちよつとむつかしいかな。

大きい分、使はないときはタティングシャトルをしまつておける。いい感じだ。

ダイソーのレース糸ストッカーを使って見た

Lisbeth のケースだと、シャトルを入れる余裕はないんだよね。レース糸の玉が小さくなつてくれば話は別だけれども。

これでがんがんタティングを、と思はないでもないけれど、かぎ針編みのヴェストをはじめてしまつたからねえ。

ダイソーには書見台を買ひに行つたのだが、思わぬものを買つてしまつた。
百円ショップには毛糸もあるしなあ。
危険な場所だ。

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Tuesday, 30 April 2019

タティングレースの栞など

栞を作つた。

Tatted Bookmarks

左側の二つは過去に作つたものだ。
右側の栞はここ二週間くらゐで作つた。
手が遅くなつてゐるし、下手にもなつてゐる。

Mary Konior の Tatting with Visual Patterns に掲載されてゐる Anniversary は、おそらくおなじ本に載つてゐる Black Magic といふ栞を作つたところあまりにも下手だつたので、似たやうなデザインでもうちよつとかんたんなものを作つてみたのだつたと記憶してゐる。

この中ではおそらく Kersti Anear のデザインした Floral Bookmark が一番タティングしてゐたころに作つたものなんぢやないかなあ。
それでこの程度の出来か、と云はれたら、はいその通りです、としか云へないわけだが。

最近作つたのは、こちらに作り方がある。
以前も「リハビリに栞を、と思つたが、タティングシャトル二つ遣ひの上スプリットリングがあるものを選んだ時点で誤りだつた」といふやうなことを呟いてゐる。
学ばないなー。
この栞と Floral Bookmark とはもういくつ作つたかわからない。
好きなんだらうな、多分。
作りやすいといふこともある。
作りやすい、といふよりは、作りやすさう、かな。
さう思つて作りはじめていつも「しまつた」と思ふからだ。
学ばないなー。

糸は Lisbeth #40 の Col.139 FRUIT FIZZ。
確か神戸のドヰ手芸で購入したと思ふ。
ドヰ手芸はとにかくものが多く、しかも見やすく並んでゐるといふのが圧巻で、行くとなにか買はずにはゐられない。
あれだけ商品が並んでゐて、かつ整然としてゐる、といふことにまづ圧倒されるんだよね。
ドヰ手芸での最初の買物はWeb通販で、対応がものすごく速いことに驚いたものだつたが、はじめて行つた時これだけ大量の商品をきちんときれいに見やすく陳列してゐるお店だもの、それも当然か、と思つたものだつた。
店舗が移転してから行つてゐないなあ。
行きたいなあ。
でもこれ以上糸を増やしてはいけないのだつた。

いつものことだけれども。

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Tuesday, 23 April 2019

なんの因果でタティングレース

タティングレースは、それでもちよこちよこやつてゐる。

昨日は、全然編めてゐないといふ話を書いた。
タティングはといふと、先週栞を作り始めたところだ。
極細毛糸で作つてゐるスカーフは小休止といつたところ。
これは編めないのと似てゐる気がする。
おそらく、大きいものを手がけるだけの気力がないのだ。

そこで、栞、といふことなのだらう。

小さいものだしこれまで何度も作つたものなのだけれども、遅々として進まない。
やつぱり気力が落ちてゐるんだらうなあ。
でもなにか作らずにはゐられない。
因果な性分だ。

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Tuesday, 16 April 2019

栞大好き

タティングレースにおける栞は、あみものにおけるくつ下と似てゐるのかもしれない。

あみものにおけるくつ下とは、こものだがいろいろ楽しめる、といふことだ。
ただ編むだけではなく、はぐ必要があつたり増減目があつたりする。
メリヤス編みだけで編むこともできるし、複雑な模様を使ふこともできる。

タティングレースにおける栞も同様だ。
極々かんたんなリングだけを連ねたものでも栞になるし、スプリットリングやモックリングを使つたちよつと複雑なエジングでも栞になる。
シャトルに巻いた糸だけで作れる栞もあれば、シャトルを四つ使ふやうな栞もある。
エジングだけでなく、モチーフを作つてタッセルを足してもいいし細いブリッジをつなげてもいい。
二色遣ひも楽しいし、セルティックタティングの栞なども趣深い。

あみものにおけるくつ下もタティングレースにおける栞も、なにか新しいことをちよつと試してみたいときに向いてゐるのだ。

くつ下も何足も編んだし、栞もいくつも作つた。
どちらもそのうちいくらかは使つたし、残りはまつたく手つかずのままだ。
栞は人にあげたものもある。
贈り物の彩りに加へるのにちやうどいい大きさだからだ。

おなじ栞を色違ひや糸の太さ違ひでいくつも作つておくのもおもしろいかと思ふ。

さうか。栞か。
作るかな。

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Tuesday, 09 April 2019

タティングレースでウェアもの

タティングレースでウェアものを作らうと思つたこともある。

太い糸で大きく作れるモチーフをつなげたらできるのではないか、と思つて、な。
実際、タティングレースのヴェストのやうなものはたまに見かけるし、ヴェストは好きだ。

タティングレースで作らうと思つたら、四角形や六角形のモチーフをつなぐんだらう。
以前、Burda で細いエジングをつないだやうなヴェストを見たことがある。これはちよつとすてきだつた。

10番手の糸で作つたら、案外作れるものなのかも。
だつて実際にタティングレースのウェアものを着てゐる人がゐるのだし。

でも作らうとしたことはない。
第一に、作つたあと、手入れに困るだらうと思ふからだ。
10番手の糸で作つたとしても、タティングレースは繊細なものだ。
乱暴に扱ふことはできないし、洗濯にも細心の注意が必要だらう。
それは、ちよつとやつがれにはムリなのではあるまいか。

第二に、作つてゐる途中で飽きてしまふ可能性が高いからだ。
飽きないやうな工夫をする必要があるだらう。
そしてその工夫を考へつかない。

第三に、この糸で作りたいと思ふ糸がないからだ。
タティングレースでウェアものを作るとしたら、どんなに細くてもエミーグランデくらゐだらうと思ふ。
エミーグランデでウェアものを作るのだつたらタティングレースよりもかぎ針編みを選びたい。

斯様に、考へてはゐるのだ、タティングレースでウェアものを作ることを。
そのうちなんかの表紙で気がをかしくなつて作つてゐるかもしれないな。

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Tuesday, 02 April 2019

アイドルはタティング

タティングをしに出勤してゐる。

仕事としてタティングをしてゐるわけではない。
昼休みのあいた時間にせつせとタティングシャトルを使つてゐるだけだ。
家ではあみものをしてゐる。
さうやつて、あれもこれもなんとかやらうとしてゐる。

客先で働いてゐたときにお客さまでおもしろいことを云ふ人があつた。
社内に自分の「アイドル」を作つておく、といふのだ。
いまどきのことばにすると「推し」かもしれない。
「アイドル」または「推し」に会ふために出勤する。
職場に行けば「アイドル」に会へる。
さう思ふと、心憂く出勤もまた楽しくなる。
さう云ふのだつた。

なるほどなあ。
なにか楽しいことがあれば、ちよつと行きたくないくらゐの職場なら少しは心軽く出勤できるかもしれない。

といふわけで、タティングである。
実を云ふと、タティングは家でもできないことはない。
道具はあるし糸もある。
職場よりも環境はととのつてゐる。
実際、二週間前にもやつてゐた。あみものはちよつとサボつて。
といふのは、あみものはちよつと煮詰まりつつあるからなんだな。
アイリッシュ・クロシェの薔薇をいくつもいくつも編んでゐるけれど、いつたいいくつ編めば終はるのか、自分でも定かではない。
とりあへず、薔薇を飾る帽子の方を先に整形した方がいいかもしれない。

だからこそ、あみものをする必要がある。
タティングは職場で。

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Tuesday, 26 March 2019

タティング道具入れとしてのがま口

濱野のがま口、ナティカFを新調した。
以前は紺色といはうかネイヴィーといはうか暗い青だつたが、今度はロイヤルブルーとかロンドンブルーと呼ばれる明るい青にした。
かばんの中で見つけやすいからだ。

濱野のがま口

最初に「がま口、いいなあ」と思つたのは濱野のナティカFだつたやうに思ふ。
銀座の大和屋で見かけて、手に取つてみたところ、なぜか気に入つた。
そのときは財布に大きく絵のついてゐるものしかなくてあきらめて、後に楽天の大和屋サイトから購入したやうに記憶してゐる。

最初は財布として使つてゐた。
がま口部分とは別に下にファスナーがついてゐて、開くとがま口を開いたときとは別の袋が開く仕掛けになつてゐる。
がま口側に小銭、ファスナー側にお札といつた入れ分けができるやうになつてゐるのが、まづ気に入つた。
そのためか、がま口の財布としては少し大きめな気もするが、使ひ勝手はいいので気にならない。

その後、財布を別途新調してナティカFは使はなくなつた。
このとき、ナティカFにタティング用の道具を入れて持ち歩くことを考へついた。
がま口側にシャトルや糸を巻いたボビン、ファスナー側にクロススティッチ針や糸切りを入れてみた。
がま口側にはちいさな内袋がついてゐて、マジックスレッド用の糸を入れておくのにちやうどいい。

濱野のがま口

もともと使つてゐた財布はいい感じに光沢も出て、くつたりとしてよく手になじんでゐる。
今度の財布もそれくらゐ使ひたいものだ。

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Tuesday, 19 March 2019

糸が足りない

なんだかひどくのびのびとした気分になつて、思はずタティングで栞を作りはじめてしまつた。

Mary Konior の「Tatting With Visual Patterns」から大きい十字架の栞に着手した。

のびのびとした気分だからだらうか、なんだか楽しく作れるぢやあないか。

楽しく作れはするものの、目が揃はないし、リングの大きさもまちまちで、ちよこちよこ気分をそがれながらも、あと少しといふところまできた。

のこりクローバー1と2/3といふところで、シャトルに巻いた糸がなくなつてしまつた。

どうしたものだらう。

シャトルに糸を足して完成させるか。

それとも目も不揃ひでリングの大きさもさまざまなものなど、途中でやめてしまふか。

やめちやはうかな。

さう思ひつつも、完成させることに意義があるとも思ふ。

なぜやめてしまはうかと思ふかといふと、糸を接ぐのがめんどくさいからだな。

実際はスティッチを作りながら糸端を始末していくのだからそんなに手間ではない。

どちらかといふと、残りどれくらゐ糸が必要かといふ方が問題かもしれない。

あまりシャトルに糸を巻きすぎても残ると始末に困る。

といふのはすべて云ひ訳で、えうはもうやりたくないのかもしれない。

完成させることがめんどくさいといふか。

といふことは、やらなければ、といふことだな。

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