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Monday, 06 January 2025

連休中は進まなかつたのに

Puppy New 2 Ply で編んでゐる斜交ひカウルはだいたい真ん中くらゐまできた。
ほんたうは九連休のうちにせつせと編むつもりだつたのに、休みのあひだは大して編めてゐない。
結局この年末年始の休みにはなにもしなかつた気がする。
映画と芝居にせつせと行つてゐたからかもしれない。
どうも出かけると休んだ気にならない。
でも映画にも芝居にもふだんはなかなか行けない。
一時、映画には終業後にレイトショーなどを見に行つたこともあつたが、さういふことがつづくと大抵体調を崩してしまふことに気づき、行けなくなつてしまつた。
つまらない人生だ。

一応、出かけるときは編みかけを持つて行つたりもしたのだが、編んでゐる暇がなかつた。
実際には電車で移動中なんて最高のあみもの時間だつたりはしたけれど、日本は電車の中であみものしてゐて他人にけがをさせた事例があるんださうで、「世界の車窓から」で見るよその国の電車の乗客のやうに編めたりはしない。

なぜか今日になつて斜交ひカウルが進んだ。
仕事からの逃避かな。

Thursday, 02 January 2025

思ふやうに編めない

あまり編めてゐないの連休ももう終はりが見えて来た。
九連休なんてあつといふ間だな。
編めない理由はいくつかあつて、ひとつには「見るものがないから」だ。
いま編んでゐるのはひたすらメリヤス編みと裏メリヤス編みをくりかへすものだから、いはゆるmindless knittingに近いものがある。
連休前はドクター・フーを見るつもりだつたのだが、最新作はディズニー+でしか見られないんだよね? Huluで見られる分だけ見てもいいのだけれど、そんなわけでちよつと尻込みしてゐるあひだにもう一月二日である。
編めてゐないのにノールビンドニングもはじめてしまつたしな。だつてしたかつたんだもん。
あみものもノールビンドニングも、完成する日は果たしていつだらう。

Wednesday, 01 January 2025

編み正月

去年の冬は腱鞘炎でまるで編めず、もうこのまま毛糸も無駄になつてしまふのだらうかと思つてゐた。
それがこの冬は編めるやうになつて、編んでばかりゐる。
ただ、毛糸はそんなに増やしてゐない。またいつ編めなくなるかわからないしね。

いまは2枚目の斜交ひカウルを編んでゐるところだ。
1枚目はくつ下毛糸で編んだ結果、二重になる部分がちよつと暑すぎることがあるのでPuppyのNew 2 Plyでリヴェンジ中。
くつ下毛糸で編んだ方も寒くなつてきてからはよく使つてゐるけれどもね。
2枚目はちよつと工夫をする心算ではある。

ほんたうはノールビンドニングもしたくて毛糸も買つてあるのだけれど、なかなかそちらには手をつけられずにゐる。
いまは寒いがすぐにあたたかくなつてしまふんだらう。
なんとかしていろいろ編みたいのだがどうしたものか。

Monday, 28 October 2024

マーガレットを編みたい

Clapotisをぼちぼち編んでゐる。
次はくつ下かマーガレットといふかshrugが編みたいと思つてゐる。
それでshrugのパターンをいろいろと探してゐるのだが、どうもこれといふものが見つからない。
考へてみれば、まづ袖口として円筒を編み、いいかなと思つたら平たく編み、またいいかなと思つたら円筒に戻せばいいのではないかといふ気もしないではない。
さういへばドミノ編みの本にshrugがあつたなあ、と思ひ出したりもしてゐる。
ただ、円筒部分が重たくなるさうな気がするんだよね。そこは編んでみないとわからないかなあ。

だが、待てよ。
Clapotisをいい感じの長さに編んだら、shrugになるんぢやあるまいか。
といふわけで、早いところClapotisを編んでしまへ、といふことなのかもしれない。

Monday, 21 October 2024

編んでゐる

Clapotisを編んでゐる。
今月の頭に編み始めて、半ばは過ぎたと思ふがまだまだ先は長い。
毛糸はSchaferのAnneといふ廃番糸で、light fingering weightといふから合細から中細のあひだくらゐだらうか。
Clapotisはもつと太い糸で編むスカーフであるが、以前やはり合細くらゐの毛糸で編んだことがあつて、とても使ひ勝手がよかつた。残念ながらある日電車に置き忘れてそのまま出てこなかつた。
そんなわけであのスカーフふたたびと思つて編んでゐるのだが、なかなか進まない。
ひとつには、バイアスに編むからといふことがあるだらう。
斜めに編んでゐるからなかなか縦にのびていかない。
ねぢり目が多いのも理由のひとつかもしれない。Clapotisはところどころでわざと目を落とすのだが、その前後をねぢり目にして目が広がらないやうにしてゐるのだ。
さらに、目数リングが多いのも速く編めない理由だらう。全部で17個(必要な数は18個)編み針にぶらさがつてゐる。

この目を落とすといふのが案外楽しい。
いつもだつたらまづやらないことだからかもしれない。
そんなわけで、ぼちぼち編んでゐる。
ああ、糸が細いととかいつまでも暑いといふのも進まない理由か。さうだね。

Monday, 15 July 2024

再開

編むことができるやうになつてきた。
いろいろ記録を見ると、どうやら去年の今頃から腱鞘炎がひどくなり、編めなくなつてゐたやうである。
痛いのは左手の薬指。
左手なのに、と思ふが、棒針編みをしてもかぎ針編みをしても左手といふのは案外使ふものだ。さういふことにあらためて気がついた。
タティングもできなかつた。
これまでも腱鞘炎で編めなくなることは二度あつて、一度は左手でもう一度は右手だつた。
どちらも湯舟の中でマッサージをし、薬を塗つて安静にしてゐたらさう長くかからずによくなつたので、今回も高を括つてゐた。
するといつまでたつてもよくならない。
このblogにも十月ごろに「毛糸を処分するやうだらうか」と書いてゐる。

よくなつてきたのは五月の半ばくらゐだつた。
去年の今ごろ編み始めたハマナカのポームで編むニッタオルを再開してみたら、さほど痛みを感じなかつた。
痛くなつたらその日はもう編まず、翌日編めさうだつたら編むをくり返してゐたらいつのまにかハンカチサイズのニッタオルが完成してゐた。
編んでゐるといふことは安静にしてゐないといふことで、腱鞘炎は悪化するのではないかと思つたがさうでもなかつた。
反対に、だんだんよくなつていく感覚があつた。
なにしろある日気がついてみたら両手で手ぬぐひをしぼつてゐたくらゐである。
これまでは手ぬぐひを洗つても、右手でしぼつてゐて、桜木花道ではないが「左手は添へるだけ」だつたのだ。

その後、もう一枚ニッタオルを編み、ハマナカのポームでくるぶし丈のくつ下を二足編んだ。
まだ痛みはあるものの、手もだいぶ握れるやうになつてきたし、今後も様子を見ながら編んでゆきたいと思つてゐる。

毛糸を処分しなくてよかつたかもしれない。

Monday, 23 October 2023

毛糸を寄付する?

なんとなくよくなつてきてゐるつもりでゐた腱鞘炎が先週末また痛くてどうしやうもなくなつてきた。
土日と芝居見物に行く予定だつたからそれほどでもなかつたけれど、でもやはり編めないとなるとなんとなく手持ち無沙汰だ。
しかも、時間を無駄に過ごしてゐる気がする。
あみものをすると、結果としてくつ下であつたりスカーフであつたりなにがしか目に見えて手に取れる結果が出るから時間を有効に過ごせたやうな気分になるのだ。
それがまやかしなやうな気もして、それで「やつぱりあみものは時間の無駄だらうか」と悩むこともあつた。
だが、かうして編めなくなつてみると、「編んでおくのだつた……」と切実に思ふ。

このままだと毛糸はどこかに寄付するやうだらうか。
しかし寄付するにしても、着分ある毛糸はほとんどない。
大抵一玉とか二玉とかしか買はないからだ。
大物を作ることが少ないし、ひとまづ新作毛糸を試してみたくて買ふことが多かつたからだ。
そんなんでもいいのかなあ。

いづれにしても、腱鞘炎はすこしでもよくなるやうつとめてはゐる。
そのうちまた編める日が来るやうに。

Monday, 16 October 2023

編みかけのままのもの

すこし前の写真などを見てゐると、「ああ、このころは編めてゐたんだなあ」と思ふ。
直近は八月二日に編み始めたベルント・ケストラーの手袋で、ハマナカの洗えるリネンでウェディング・グラヴを作るつもりだつた。
途中で腱鞘炎が再発して挫折したままだ。

夏のあひだ、手の甲の日焼けが気になつた。
たまたま五月にダイヤモンド毛糸のダイヤマフィンでおなじくベルント・ケストラーのオメネといふ手袋を編んでゐたので、これをはめて外出するやうにした。
オメネはレース編みの手袋で穴がかなり空いてゐる。しかしはめてみると案外穴が気にならない。無論、炎天下にずつと外にゐたりしたら穴の部分が日焼けしてしまふのだらうが、幸ひそんなことをする必要はなかつた。

そんなわけで、一対では足りないなと思つて麻の糸で指なし手袋を編んでみやうと思つたわけだ。
ハマナカの洗えるリネンは麻100パーセントなのださうだが、洗濯機で洗へるといふ。
そこが気になつて買つてみたんだけどなあ……。
手袋を使つてみてよささうならちよつと襟元に巻くやうなものも作つてみたいと思つてゐた。
だが、いまに至るまで編めるやうになつてはゐない。

このまま編めるやうにはならないのかな、と思ふこともある。
編めるときに編んでおけ、といふのは実に正しいことばであることよ。

Monday, 09 October 2023

腱鞘炎

ここ四、五年ほど腱鞘炎に悩まされてゐる。
全然なんでもないときもあるが、いま、左手の薬指とその周辺が痛くてたまらない。
利き手は右手だから左手なら問題は少ないではないかといふとさうでもなくて、たとへば缶飲料のプルトップは左手で引くし、昨日気がついたのだがビニル袋に入れた肉を揉むときも左手で揉む。
風呂場を掃除する際には左手でブラシやスポンジを持たないと掃除をしづらい場所もあつて不便だし、風呂場に限らず雑巾をうまくしぼれない。

そんなわけで、掃除をはじめとする家事は「腱鞘炎だから」でいい加減――で悪ければできる範囲でしてゐるのだが。

あみものができない。
あみものをして気がついたが、棒針編みにしろかぎ針編みにしろ、左手もよく使ふ。編んでゐると痛い。
痛くないやうに編むことができない。

さういへば、マクラメもダメだつたなあ。三年前にやはり左手が痛くてあみものの代はりといつてはなんだがマクラメをしてみたら、痛くてうまく結べないのだつた。

それでしばらくぼーつとしてゐて、「この毛糸の山はどうすればいいのか」と暗澹とした心持ちになることもあつた。
だが待てよ。
ノールビンドニングがあるぢやあないか。

ちよつとやつてみたところ、腱鞘炎には響かない。
ずつと手をおなじ形のままにしてゐると動かすときに痛くなつたりはするのだが、そこにさへ気をつければあとは大丈夫。
よかつた。ノールビンドニングがあつて。

以前は、棒針編みもかぎ針編みもやるなんてちよつと無謀なんぢやないかと思つてゐた。
好きだからどちらもしちやふけど、でも、なんだかどつちつかずになつてしまふな、といふ気がしたのだ。
やるんだつたらどちらかに集中した方がいいのではないか、とか。
その上タティングにも手を出したりしてるし。

でも、今回手が痛くてあみものができなくて、ノールビンドニングをやつたことがあつたからなんとかものづくりをつづけてゐられる。
本で読んで覚えた自己流だけど、なんとかなつてゐる。
見境なくあれこれやつておいて、よかつた。
かういふこともあるんだな。

Monday, 08 November 2021

ひざ掛け pros & cons

土曜日にHemlock Ring Doily Throwを編み始めた。
Brooklyn Tweedで見かけて以来ずつと編みたいと思つてゐたひざ掛けだ。
多分十年前に毛糸を買つて、そのままになつてゐた。
毛糸はダルマのシェットランド島の羊だ。15玉買つたと思つてゐたのに10玉しかない。
足りるだらうか。

なぜ今まで編まずにゐたのか。
ひとつにはひざ掛けが必要なかつたから、かな。
寒かつたら着る毛布を着ればいいぢやん。
それにひざ掛けは編むのが大変といふイメージがある。
ある程度大きさが必要だからね。
いままで一枚だけひざ掛けを編んだことがある。
林ことみのデザインで、15目ごとに表編みと裏編みとを切り替へるガーター編みのひざ掛けだ。
毛糸を二色使つて二段ごとに色を変へる。
これをパピーのプリンセスアニーで編んで、いまひざにかけてゐる。
ただ薄いので、冬本番になると着る毛布になつちやふんだよね。

もうひとつの理由は、このひざ掛けは編むのがむつかしいだらうと思つてゐたことだらう。
なぜさう思つてしまつたのか。
Brooklyn Tweedで見た写真が美しすぎて自分には無理だと思つてしまつたといふことはある。
また、元になつたのが棒針編みのレースのドイリーだといふのでむつかしいだらうといふ先入観を抱いてしまつたのかなとも思ふ。
実際に編んでみたら思つてゐたほどにはむつかしくもなく、といふか、編み方に従つて編めばすいすいと編めてなんだか肩透かしを食らつた気分だつた。
あとは整形がうまくいくかどうかだ。
そして、多分うまくいかないんぢやないかなと思つてゐる。

さう、整形をはじめて問題もいくつかある。
ひとつは上にも書いたとほり毛糸が足りないかもしれないこと。
あるだけ使つて編むつもりだけれど、そんなに大きくならないんぢやないかと危ぶんでゐる。
計算したところ段数だけは十分かなと思ふんだけれども、そもそもの計算方法が間違つてゐるかもしれないしな。
これはちよつと今回確認したい点でもある。

整形については、苦手であることと、そもそも広げる場所がないのをどうしたらいいかといつたところだ。
とりあへず真ん中部分が広がればいいかなと思つてゐる。

あとこれは毛糸の不足にも関係してゐるのだけれど、できあがつたひざ掛けをかけてもそんなに暖かくないのではないかといふ不安がある。
もともとは半分に折つて使ふ想定だつたのだけれども、仕上がりが小さいとそれもできないよね。

いづれにせよ、編んでゐて楽しいんだからいいか。
十年越しのひざ掛けなんだしさ。

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