2月の読書メーター
2月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:1254
ナイス数:33
ゆきどけ産声翻訳機 Best selection 100 現代川柳アンソロジーの感想
暮田真名の選ぶ川柳とその鑑賞がおもしろいことはもちろん、川柳というとサラリーマン川柳がすぐに脳裡に浮かぶだろうけど、というそうした川柳とこの本でいう現代川柳に関する葛藤が読み物としてついていて、これがまたおもしろかった。川柳は作れないけれど、読めたら、読み解けたらおもしろいだろうなと思って購入した。
読了日:02月09日 著者:暮田真名
永井陽子歌集♯(シャープ) (短歌研究文庫)の感想
私性について意識的な歌人ということで読んでみた。短歌や俳句は大抵の場合歌人・俳人自身のことを詠っていると捉えられるけど、そうなんだろうか。そんな私性に関する話題が以前Twitterでも少し取り沙汰されていて、「いやー、自分のことなんて詠まないでしょ」と思ったんだけれど(そして同じような主張をする人もいたけれど)、そこからいくとこの本には思ったよりは歌人自身のことを詠んでいるのではないかという歌が多いように感じた。フラットも読んでみようかな。
読了日:02月09日 著者:永井陽子
楽天生活の感想
詩人白楽天と白猫ハク・ラクテンの歌が交錯し、白楽天の詩が下の句になりまた短歌になり、いろいろな読み方ができる歌集。白楽天の詩の訳は、武部利男のそれに準じているようにも思う。オマージュというべきか。
読了日:02月13日 著者:紀野 恵
近現代短歌 (河出文庫 ほ 6-7)の感想
歌人別の選集で読んだことがある歌人の場合あまり記憶にない(とほほ)歌が選ばれていたりしておもしろい。知らない歌人の歌もそうなんだろうな。五首選ぶうちの一首はくすっと笑えるような歌を選んだりしていることがあったりするの、好きだなあ。解説で東直子も書いているように、続篇にも期待。
読了日:02月22日 著者:
フラワーズ・カンフーの感想
小津夜景の著作でポピュラーなのはどちらかというと漢詩の本なのかもしれないと思いつつ、最初の出会いが句集だったので読み返しがちなのかもしれない。不思議な句が多いところが好きなんだな。
読了日:02月24日 著者:小津夜景
The Tipping Point: How Little Things Can Make a Big Difference (English Edition)の感想
イノヴェータ理論に興味を抱きこの本を読んでみた。提示されている例に興味深いものが多い。何故独立前のアメリカ人はイギリス軍の攻撃に備えることができたのか、何故『セサミストリート』は成功し何故『ブルーズクルー』はその『セサミストリート』を超えることができたのか、ゴアテックスの戦略(というのか)、ヘヴィースモーカになるのは何故か等々。自分にできることはない気がするのは、人の持つ資質・才能によるところが大きい気がするからだが、流行を見てなぜそうなったのかを考えるのは面白いと思う。
読了日:02月25日 著者:Malcolm Gladwell
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