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Monday, 03 November 2025

10月の読書メーター

10月の読書メーター
読んだ本の数:11
読んだページ数:1378
ナイス数:31

方丈記方丈記感想
いま主に米国で「Zuihitsu」の人気が高くなっていて、『方丈記』が特に人気があるということをPoetry Interface主催の「随筆邂逅」というオンラインイヴェントを視聴して知った。それで読み返してみた。Zuihitsuとは詩なのだそうで、『方丈記』は詩ではないもののどことなく詩情が感じられるのは、やはり文章の力なのではないかと思う。最後が和歌で閉じられているところに詩を感じることもあるのかもしれない。三大随筆の一つながら、ほかの二つとは全然趣が違うのも人気の所以なのかなあ、などと思いつつ読んだ。
読了日:10月01日 著者:鴨 長明
近現代俳句 (河出文庫)近現代俳句 (河出文庫)感想
句集や歌集にはとても素敵な装丁の本が多い。そういう本も買ってしまうし、こういう文庫本も買ってしまう。文庫本は持ち歩きやすいし、ふらっと出かけるときに詩集というのはとてもいいものだと思っている。この本も旅の友としていいなと思いながら自宅で読んだ。なかなか句集にお目にかかれない俳人の句もあって、いつか句集に巡り会えたらと願わずにはいられない。口語訳と解説がついていて、「そう鑑賞するのかー」と大変参考になる。著者の句集も読みたい。
読了日:10月02日 著者:
通言総籬・仕懸文庫 (河出文庫 い 18-5)通言総籬・仕懸文庫 (河出文庫 い 18-5)感想
右脳の働き・左脳の働きというものがあると仮定する。物語自体を読むときは右脳が働くが、注釈を読むときは左脳が働いてしまう。そこがなんともはがゆい。くり返し読めば解消されるだろうか。
読了日:10月11日 著者:
波多野爽波の百句波多野爽波の百句感想
ネットの検索結果で出会った爽波の句の数々に惹かれて本書を読んだ。季語と句全体との距離感がよくわからないので参考になったと思う。「多作多捨」は創作についてはだいたいそうなのかな。とはいえ、職場では「多作」はむつかしいもののなんとかなるかもしれないけれど、「多捨」は無理な気がする。
読了日:10月12日 著者:山口昭男
句集 百題稽古句集 百題稽古感想
平安時代末期から鎌倉時代初期の和歌の百首題を三つ用いて題詠した句を編んだもの。ひとつひとつの句に題がついている。句集に雑というのがあるのがおもしろい。ただ、いまの自分にはかなりむつかしかったというのが正直なところ。栞に書かれている内容を踏まえて読み返したい。じっくり読むつもりだったが、この句集の評が読みたくてちょっと焦って読んでしまった。
読了日:10月13日 著者:高山れおな
西東三鬼句集 (芸林21世紀文庫)西東三鬼句集 (芸林21世紀文庫)感想
書店でぱらぱら見たらガツンと来て買った。なんでガツンときたのか、情けないことに読んでもよくわからなかったけれど、解説を見て「諷詠句ではないからかな?」と思った。
全句集も手に入りそうなのが嬉しいが、まずはこの本をよく読むのが先決かな。
読了日:10月17日 著者:西東 三鬼
岡井隆の百首 (百首シリーズ)岡井隆の百首 (百首シリーズ)感想
その時に応じていろんなものを吸収していき最終的にこういう歌を作るようになった、ということが途中経過も含めてわかりやすく編まれている。そして、その途中経過も含めてもっと読みたいと思ってしまう。岡井隆の歌集でも、なかなかそうはいかない現実。探し方が悪い? それはあるかもしれない。
読了日:10月22日 著者:大辻隆弘
大人読み『山月記』大人読み『山月記』感想
『山月記』『名人伝』『弟子』『李陵』の元ネタと推定される中国古典作品の該当部分を解説しつつ、中島敦が参考にした点・創作した点などを解説した本。上記四作品と並行して読むといいと思う。野村萬斎による『山月記』「名人伝』の舞台についてや『山月記』をマンガ化した西村悠里へのインタヴューも掲載されている。だったら川本喜八郎の「不射之射」も取り上げて欲しかったなあ。卒業論文で中島敦を取り上げようという女子学生の「『李陵』はやっぱり恋愛小説なんですよね」という発言がおもしろい。
読了日:10月27日 著者:増子 和男
名人伝名人伝感想
この小説を原作にした川本喜八郎の人形アニメーションがある。なかなか見る機会がないのだが、奥さんの機の下に入る場面とか、紀昌対飛衛の映画『用心棒』を思わせるような場面は思い出しながら読んだ。『大人読み『山月記』』に出てきたので読み返してみた。
読了日:10月27日 著者:中島 敦
文字禍文字禍感想
笑い話だよね、と思っている。もちろん笑い話の裏もある。
読了日:10月27日 著者:中島 敦
弟子弟子感想
過去の感想にも書いてあるとおり、わかりあえないことをわかりあう関係もありうる、という話だと思う。人は(主語デカい)、共感ができないものは受け付けなかったりするけれど、共感できないけれどもおもしろい作品というのはいくらでもあるし、共感できなくてもつきあっていける他人というのも存在するのだろう。『大人読み『山月記』』に出てきたので読み返した。
読了日:10月31日 著者:中島 敦

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