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Friday, 01 August 2025

7月の読書メーター

7月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:1446
ナイス数:26

Artificial Intelligence: A Guide for Thinking Humans (English Edition)Artificial Intelligence: A Guide for Thinking Humans (English Edition)感想
チェスでカスパロフを負かすAIも、チェッカーは指せない。一からルールを覚える必要がある。人間だってそうかもしれないが、すでに持っているチェスのルールの知識をある程度応用する力がある。というのがこの本を読んで自分の理解したことだ。著者は『ゲーデル、エッシャー、バッハ』を読んでダグラス・ホフスタッターに師事したのだとか。2019年に出版されたもので、ここで「AIにはできない」と書かれていることでも現在のChatGPTにならできることもあるようだ。ただ、ネット上にないことはわからないというのは変わらないだろう。
読了日:07月11日 著者:Melanie Mitchell
Ladies andLadies and感想
短歌でもかなり不思議な歌を作る平岡直子の不思議な川柳句集。帯にある「男性社会にチェックインするという手続きを踏まずに使える言葉の置き場がひとつある」というのが気になる。短歌はわざわざ男性社会にチェックインして作っているのか、とか。題名になっている部分のある句については一夫多妻制のようなことを云っているのかと思ったり。実際法的にはそうなっていないけれど、でも事実そんな感じでしょ、不思議だね、ということか。すぐに読めるけど解凍するのはむつかしい。そこが楽しい。
読了日:07月13日 著者:平岡直子
ゲーム作家の全思考ゲーム作家の全思考感想
小説家やマンガ家が歴史ものをかくと次の作品も同じような時代の話になったりすることがある。調査したことを活かせるからということも大きいとは思うが、きっと先の話をかいているときにアイディアが育ったのだろう。この本を読んでそう思った。ゲームを作らなくても企画を考えるような人には向いている本じゃないかな。この本にはゲームもたくさん紹介されていて、どれもおもしろそう。
読了日:07月20日 著者:米光一成
分解 (ちくま文庫)分解 (ちくま文庫)感想
表題作は途中で「えっと、どういうことかな?」と立ち止まることしばし。それがことのほか楽しい。エピクテトスのようになれたらと思いつつ、ピュタゴラスと弟子との関係に中島敦の「弟子」を思い出し、「童貞」は今読むと「これでいいのか……」と時折考え込んでしまう。その他いずれも読みごたえがあり、中短編集とは思えない満足感を得られた。ただし共感を得られるか否かで小説を評価する人にはお勧めしない。もっとたくさん酒見賢一の作品を読みたかったよ。
読了日:07月22日 著者:酒見賢一
「銀河を産んだように」などIIIIII歌集 (短歌研究文庫, 5<新お-1>)「銀河を産んだように」などIIIIII歌集 (短歌研究文庫, 5<新お-1>)感想
字足らずの歌や句には名作が少ないという。この歌集にはところどころ字足らず(だと思うんだけど)の歌が組み込まれていて、そこで立ち止まってしまう。読み返す。なにか違和感がある。でもつまらない歌だとは思わない。だからまた読み返す。この歌人の歌に限らず、字足らずの作品にはそういう効果があるのだけれど、作為は感じられないように思う。図書館で『人類のヴァイオリン』を借りて以来、ずっと手元に欲しいと思っていた。幸運だ。
読了日:07月25日 著者:大滝和子
リリカル・アンドロイド (現代歌人シリーズ29)リリカル・アンドロイド (現代歌人シリーズ29)感想
以前から題名がとても気になっていた。読んでみると「リリカル」ではある気がするけれど「アンドロイド」はどこから? もしかしてアンドロイドが詠んだ歌が並んでいるのだろうか? そんなことを考えながら読んだ。他の方の感想にもあるとおり季節を意識した歌が多く、この歌が詠まれたころの夏はこうだったのかもしれないなどと考える。それくらいこの夏は暑い。
読了日:07月27日 著者:荻原裕幸

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