Celtic Bookmarkを作る
タティングレースにもぼちぼち手をつけてゐる。
写真はタティングをはじめたばかりのころ作りたいと思つてゐた栞だ。
LaRae MikuleckyのデザインしたCeltic Bookmarkである。
当時も作らうとして挫折した。スプリットリングがうまく作れなかつたからである。
この栞は四つの部分からできてゐる。
一番目の部分では1段14個のスプリットリング2段のモチーフを作る。
二番目では四隅にリングのある四角形のモチーフを7つ作る。
三番目では一番目と二番目とを組み合はせてチェインとリングでつなぎ合はせる。
モチーフ同士を組み合はせるとセルティック・タティングらしい形になる。
四番目ではチェインで全体を縁取る。
こんな具合で、そんなにむつかしい技法があるわけではない。
四番目のチェインをつなぐときにちよつとしたコツが必要だが、それは作り方にしたがつてつなげば問題ないし。
初心者のころはスプリットリングをうまく作れなかつたからできなかつたのだと思ふ。
ただ、今回作つてみて、二番目のかんたんな四角形のモチーフをきちんと作るのがむつかしいなと思つた。
それで栞全体の形がきれいにできてゐない気がする。
次に作ることがあつたら、気をつけたい。
今回はオリムパス金票40番のCol.656を使つた。渋い紫色で、この栞にあつてゐると思ふ。作り方には20番のレース糸を使ふやうに書いてあるので、だいたい同じやうな太さなのではないかとも思ふ。
モチーフが重なつてゐるので栞にしては厚みがあるが、実際に使つてみると厚みは気にならない。
多色遣ひで作つてもおもしろさうなので、そのうち再挑戦したいと思つてゐる。
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