編んでゐる
Clapotisを編んでゐる。
今月の頭に編み始めて、半ばは過ぎたと思ふがまだまだ先は長い。
毛糸はSchaferのAnneといふ廃番糸で、light fingering weightといふから合細から中細のあひだくらゐだらうか。
Clapotisはもつと太い糸で編むスカーフであるが、以前やはり合細くらゐの毛糸で編んだことがあつて、とても使ひ勝手がよかつた。残念ながらある日電車に置き忘れてそのまま出てこなかつた。
そんなわけであのスカーフふたたびと思つて編んでゐるのだが、なかなか進まない。
ひとつには、バイアスに編むからといふことがあるだらう。
斜めに編んでゐるからなかなか縦にのびていかない。
ねぢり目が多いのも理由のひとつかもしれない。Clapotisはところどころでわざと目を落とすのだが、その前後をねぢり目にして目が広がらないやうにしてゐるのだ。
さらに、目数リングが多いのも速く編めない理由だらう。全部で17個(必要な数は18個)編み針にぶらさがつてゐる。
この目を落とすといふのが案外楽しい。
いつもだつたらまづやらないことだからかもしれない。
そんなわけで、ぼちぼち編んでゐる。
ああ、糸が細いととかいつまでも暑いといふのも進まない理由か。さうだね。
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