毛糸を寄付する?
なんとなくよくなつてきてゐるつもりでゐた腱鞘炎が先週末また痛くてどうしやうもなくなつてきた。
土日と芝居見物に行く予定だつたからそれほどでもなかつたけれど、でもやはり編めないとなるとなんとなく手持ち無沙汰だ。
しかも、時間を無駄に過ごしてゐる気がする。
あみものをすると、結果としてくつ下であつたりスカーフであつたりなにがしか目に見えて手に取れる結果が出るから時間を有効に過ごせたやうな気分になるのだ。
それがまやかしなやうな気もして、それで「やつぱりあみものは時間の無駄だらうか」と悩むこともあつた。
だが、かうして編めなくなつてみると、「編んでおくのだつた……」と切実に思ふ。
このままだと毛糸はどこかに寄付するやうだらうか。
しかし寄付するにしても、着分ある毛糸はほとんどない。
大抵一玉とか二玉とかしか買はないからだ。
大物を作ることが少ないし、ひとまづ新作毛糸を試してみたくて買ふことが多かつたからだ。
そんなんでもいいのかなあ。
いづれにしても、腱鞘炎はすこしでもよくなるやうつとめてはゐる。
そのうちまた編める日が来るやうに。
« 出かけたくないけどカバン | Main | 10月の読書メーター »
Comments