5月の読書メーター
5月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1069
ナイス数:20
The Lion, the Witch and the Wardrobe: The Chronicles of Narnia (Original First Edition Cover 1950 Non Illustrated without Pictures): "Teachers' Top 100 ... film video download audio) (English Edition)の感想
初めて読んだ時に「もっと幼い頃に出会えたらなあ」と思った本。その時は挫折した。なぜかは今回読み返して思い出した。エドマンド一人に悪や罪を背負わせることに耐えられなかったからだ。エドマンドが変わってしまった理由は最後の方に書いてあるけど、その次の巻を読むとピーターも同じことだったとわかる。でもまあやっぱり教養だからね。『ドクター・フー』のクリスマス・スペシャルにもこの題名と内容とを引用したものがあるし。これがまた最高なんだな。
読了日:05月08日 著者:C. S. Lewis
独学の思考法 地頭を鍛える「考える技術」 (講談社現代新書)の感想
最後は独学の思考法というよりは、倫理的にかくあるべし、というような話になっているように感じる。また、「知識」「教養書」「地頭(最新語を取り入れるような辞書でなければおそらく「じあたま」と読む場合の語釈は「かつらなどをかぶっていないそのままの頭」といった感じなのではあるまいか)」といったことばの定義がないのもどうなのだろう。新書の紙幅では不足なのかな。最終的には対話が必要だそうなので、独学って成り立ちづらいんだろうなあ。
読了日:05月27日 著者:山野 弘樹
Prince Caspian: Return to Narnia (Chronicles of Narnia Book 2) (English Edition)の感想
やっぱり子どものころ読みたかったなあと思う今も大して成長していないわけだが、やはりところどころ、「それはないだろう」と思う点があってね。前の巻ではエドマンドだったけど、今回はスーザンの分が悪い。そうやって誰かを貶めないとダメなのかな。あのアスランの態度って、ちょっとモラル・ハラスメントに近くない? とか、いろいろ思ってしまったので、幼いころ読んでたらこんなこともなかったのかもしれないのになあ、とないものねだりをしてしまうのだった。
読了日:05月29日 著者:C. S. Lewis
新・平家物語(一) (吉川英治歴史時代文庫)の感想
ここからどうやって天下を手に入れるんだ、という第1巻。清盛と彼を取り巻く環境・人々等、どう変わっていくのか。続きが気になる。
読了日:05月30日 著者:吉川英治
伊勢物語 (岩波文庫)の感想
文楽の『競伊勢物語』に合わせて読みはじめた。江戸時代にはよく知られていたんだろう。「今業平」ということばがあるくらいだし。いまは「業平橋」という名前が駅名からなくなってしまうご時世だ。この本を読むというのはなんとなく時代に逆行している感じもして、「身をえうなきものに思ひなして」なんてのもこんな気分かなと思う。なぜか読み返してしまう本だ。
読了日:05月31日 著者:大津 有一
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