マルマンのクロッキーダイアリーがほしい
マルマンのクロッキーダイアリーを使つてみやうかと思つてゐる。
マルマンのクロッキー帳の最初の15ページくらゐが自分で日付を書き込むやうになつてゐるカレンダー式の予定表になつてゐて、あとはクロッキー用紙といふ手帳だ。
ほぼA6横サイズのものと真四角に近い形のものとある。
もうせん使つてみたいと思ひつつ、Bullet Journal形式にするやうになつてから無地は使ひつらいなあと思つて手帳の選択肢からはづしてゐた。
今回なぜ候補にあがつたかといふと、とにかく書き留めたいことがあることに気づいたからだ。
Bullet Journal形式は、インデックスやコレクション・ログから考へて、あとから検索することも視野に入れた手帳だ。
つまり、ある程度といふよりはできるかぎり読み返しやすく書くことを前提としてゐる。
さう思つてゐる。
でもさうできないこともあるよね。
いま咄嗟にメモを取りたいときとか。
自分でいへば『ドクター・フー』などを見ながら「このセリフはメモにとりたい!」と思つたときとか。
さういふときは走り書き、もつといへば殴り書きになつてしまふ。
Bullet Journalに走り書きしてあとで清書してもいいけれど、それだといくらページがあつても足りない。
そこで、下書き用といはうか、昔でいふ計算用紙のやうな手帳がひとつあるといいなあと思つたのだつた。
実際、今年は手持ちのマルマンのクロッキー帳で似たやうなことをしてゐた。
なぜ「マルマン」と書くかといふと、別段こだはつてゐるわけではなく、手に入りやすいのがマルマンのものだからだ。
もちろん、マルマンのクロッキー帳の紙がいいといふこともあるけれどもね。
万年筆で書いてもにぢまないしもちろん裏抜けもしない。やつがれの持つてゐるペンやインキの範囲では、だけれども、それで十分だ。
難点は、ぱらぱらとページをめくりにくいといふことか。
手帳やノートといふのは、使ひ終へたページをなんとなくめくつてゐるときにはつと気づくことがあつたりする。
それは情報カードでやればいいのではといふ話もあるのだが、うーん、さうなんだよなあ。
このあたりの情報と情報との連携については、悩むところではある。
だが、いづれにしても下書き用にクロッキー帳があるといいなと思ふ一方で、だつたら手帳形式のものを使つてみたいなと思つたのである。
考へてみたら、普通のクロッキー帳を買つてきて、最初の何ページかに自分でカレンダーを書いて使へばいいやうな気もしてきたが。
この文具屋の店先に手帳の並ぶ季節、見つけたら買つてみたいと思つてゐる。
クロッキー帳だと無地といふのもいいんだよね。
子どものころ使つてゐたお絵描き帳の延長のやうな感じがするところが気に入つてゐる。
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