整理整頓とレース糸の質
最近は糸を巻いたタティングシャトルをつねにMacBookのわきにおいてゐる。
さうするとちよつとしたときに手に取るからだ。
そんな感じで完成させたドイリーもある。
よく使つたらもとの場所に戻しませうといふ。
それが片付けや整理整頓の第一歩なのだとか。
とにかくものにはすべて居場所を決める。
そして、使ふときはそこから出してきて、使ひ終はつたらそこに戻す。
それが肝要なのだといふ。
しかし、やつがれの場合はそれをしてしまふとあみものやタティングレースはなかなか進まないんだな。
目に見えるところにないと忘れてしまふ。
「あ、出してこなきや。でももう今日はこんな時間だし、明日にするか」
これが続くと一度は着手した作品もいつまでたつてもできない。
目に見えるところに出しておくと「あ、これ、編みかけ/作りかけだつたな」といふので手に取つて少しだけでも編んだり結んだりする。
さうすることで進む。
さういへば、ドミノ編みで有名なヴィヴィアン・ホクスブロも色を選ぶのに何日間か使ひたいと思つてゐる色の毛糸を目に付くところに出しておくといつてゐた。
日々見てゐるうちにどの色とどの色とが合ふか、わかるやうになるからだ。
さういふ方法もあるんだよね。
だから、ものが出しつぱなしだからといつて片付いてゐないといつてはいけない。
いや、いつてもいいかな。でも気にしてはいけない。
さうやつてものを作る人もゐるのだから。
いまは前回試しに作つてみたあみものでいふところの連続編みのやうな模様をまた作つてゐる。
Lisbeth #40一巻きでどれくらゐ作れるのか見てみたいと思つてはじめた。
色はFern Green Med。ちよつとスモーキーな緑色で、なんでこんな色を買つたのかちよつとわからない。
もしかしたらモニタではもつと違ふ色で見えたのかもしれない。
今日も『トーチウッド』を見ながら作つてゐたのだが、はつと気がつくと、途中に如何にも「途中で糸を継ぎました」といふ箇所があつてなー。
うわー、ないわー。
レース糸にこれはないわー。
かぎ針編みならいざしらず、タティングレースではこれぢやあ芯糸にならないよ。
運良くスティッチになればいいかもしれないが、どうやら無理らしい。
うーん、糸を切るしかないか。
そんなわけで、「一巻きでどれくらゐ作れるのか」といふ計画は潰えさうな気がしてゐるが、まあなんとかうまくつづけていきたい。
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