ストールの次はショール
アフガン編みのストール、編み終はつたよ。
さつそく使つたよ。
ものは『ワンダーアフガン』に掲載されてゐるハマナカのウォッシャブルコットンクロシェットで編むストールだ。
糸は指定糸の色違ひにして、針も指定のサイズを使用したところ、幅は足りなかつたが長さは問題なかつたので、段数通りで終はりにした。
編み地が厚いのでかう暑いと使ひづらいかとも思つたが、空調の効いた電車に30分も乗るやうだとこれくらゐは厚い方がいいなあといつたところ。
また芝居や映画などを見る場合もいいのではないかといふ気がする。
あ、あと冷える美術館ね。
以前浮世絵の展覧会に行つたら作品保護のためといつて強烈に設定温度を下げてゐたことがあつた。
うーん、ほかの浮世絵展ではそんなことないんだけどなあ。
作品保護は大切だから、おなじやうなことがあつても不思議ではないけれど。
水族館も場所によつては冷えるかもしれない。深海のいきもののあたりでは日も当たらないし展示位置によつてはもう子どもは飽きてしまつてゐて親子ともども早々に立ち去つたりするので、冷えることもあるやうな気がする。
いづれにしても、まあ、使へさうだ。よかつたよかつた。
といふわけで、すでに新たなものをあみはじめてゐる。
林ことみの『エストニアで習ったレース』に載つてゐるかぎ針編みのショールだ。
方眼編みをしていくうちにだんだん目数が増えて大きくなつていく。それとともに端のスカラップ模様もできあがつていくといふすぐれものだ。
このショールは編みやすくて好きなので何枚か編んでゐるが、編み方のせゐかあまり大きくならない。
今回はユザワヤで見つけたワンダーコットングラデーションといふ合太くらゐの糸を使つてゐる。一巻きだいたい200g/800mといふので、それなりに大きくなるんぢやないかなあ。
店頭にはこの糸を使つてゴム編みのやうな編み方をしたショールが飾られてゐた。
編み始めて、棒針編みにすればよかつたな、とちよつと後悔した。
といふのもこの糸、全然撚りが入つてゐないのだ。
いや、一本一本の糸はもちろん撚つてあるけれども、四本の糸を合はせてあるのに糸同士はまつたく撚り合はせられてゐない。
編み地の手触りのやはらかいことなどはこのあたりからきてゐるのかなとも思ふ。
いまからでも遅くない、ほどいて棒針編みにしなほすかなあと思はないでもないが、でもこの編み方が好きなんだもん。
そんなわけで使はないかもしれないがせつせと編んでゐる。
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