大きくならない
林ことみの『エストニアで習ったレース』に出てくるかぎ針編みのショールをせつせと編んでゐる。
本ではエステルヨートラント(オステルヨートラント)の毛糸を使つてゐた、と思ふ。
こちらはユザワヤで買つたワンダーコットン《グラデ》で編んでゐる。
この糸は麺と化繊の混紡糸で、一巻き200g・約800mとある。
ショールを編むにはちやうどいいのではないかと買つたときは思つた。
だが、いま編んでゐるショールはあまり大きくならないことをすつかり失念してゐた。
このショールはこれまでも編んだことがあるのだが、くつ下毛糸100g使つてもそんなに大きくならない。
本でもそんなに大きくないはずだ。
そんなわけで、夏は冷房で肘と上腕とが冷える自分には向かないサイズになりつつある。
この前編んだ『ワンダーアフガン』に載つてゐるストールはそのあたりなかなかいいサイズになつたのだが。
とりあへず糸を使ひ切れるところまで使ひ切る予定だが、夏は使はないかもしれないなあ。
すこし冷えてきて、首回りが寒くなるやうになつたら使ふかもしれない。
といつて、いまの日本にはさういふ「ほどよく涼しい」季節がなくなりつつあるがなあ。
本ではこのショールは端を折り返して使用してゐるし、それなりに冷えてきても使へるかもしれない。
本気で寒くなつてきたらさらにマフラーを足してもいいしね。さういや以前は冷えてきたらマフラーとショールの二枚遣ひをしてゐたこともあつたよ。
そんなわけで、いま編んでゐても編み終はつたところで使へない気がしないでもない。
それでなかなか進まないのかなとも思ふが、単に編む力が落ちてゐるだけといふ気がしないでもない。
それに前回書いたとほりちよつと編みづらい糸ではあるしね。棒針編みならよかつたのかもしれないけれど。
これが編み終はつたら次は夏用のくつ下を編むつもりなのだが、どうしやうかなあ。
このあたりで一度タティングを主にやつてみやうかと思はないでもない。
タティングは職場の昼休みにすると決めてゐたせゐか、なかなかする時間を見つけられずにゐる。
家にゐると昼休みつて意外と忙しいんだよね。
ただ夏用のくつ下もほしいところなので悩んでゐる。
編み終はるころには夏が終はつてゐる? さうかもしれない。
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