歳だから
昨日は、いま編んでゐるショールが完成したらタティングをしやうかな、などと書いてゐた。
しかし暑さが増してくると「やはり夏用のくつ下を先に編まうか知らん」などと思つてしまふ。
綿とアクリルの混紡糸を買つてあるんだよね。一応くつ下向けらしい。
丈は短くていいので二足編むつもりでゐる。
それにしても編むのが遅くなつた。かぎ針編みをしづらい糸だといふことがあるにしても、いい加減できあがつてゐてもいい気がする。
読むのも遅くなつた。なかなか読めなくなつてしまつた。
今日は2日ぶりに推定ニーチェアに座つて本を読んでゐたのだが、全然読めない。
歳をとるつてかういふことかな。
或は以前読めてゐたのといふのが錯覚なのか。
それもあるかもしれない。
歳だからね。
タティングもしばらくしてゐないので劣化してゐるだらう。
連続模様のものを作りたいなどとここには書いてゐたけれど、まづはリハビリからはじめるやうだらうな。
リハビリに連続模様の少し小さいものを作るといふ手もあるかな。
いまはまだ涼しいからタティングをしてゐてもそれほど手がベタつくこともないだらうし。
とくに朝夕は涼しい風が吹いてくる。
おそらく海上の気温や海の水温がまだ低いのだらう。
それで涼しい方から暑い方へと風が吹き込んできてゐるのではないかと思ふ。
この涼しさもあと何日もつだらう。
水温があがつて海上の気温があがつたらこの風もおそらく止まつてしまふ。
さうしたら毎日地獄がやつてくる。
眠れない夜の到来といふわけだ。
タティングに向いてゐる気候といふと、五月の連休のころだらうか。
またその少し後のさはやかな日々はタティングに限らずレース作りにむいてゐるやうに思ふ。
多分、湿度が低い方がいい。
白い糸は汚れが目立つ。
だからあまり汗ばんだ手で触らない方がいい。さう思ふ。
人によつてそのあたりはさまざまなのかもしれないが、さういふのが理想的な気候だと思ふんだよなあ。
なにしろ年々湿気に弱くなつてゐる気がするからな。
これも歳のせゐか。
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