6月の読書メーター
6月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:654
ナイス数:12
英語リーディングの秘密の感想
本格推理小説の好きな人は好きなんぢやないかなあ。開示された手がかりをもとに謎(というか)を解いてゆくおもしろさがある。この会話版がいまのNHKラジオ講座「ラジオ英会話」なんだと思う。大西泰斗は「S+V+C」とか「S+V+O+O」とか云わずに「説明型」とか「授与型」とかいうからちょっと戸惑うけども。
読了日:06月07日 著者:薬袋 善郎
So Long, and Thanks for All the Fish (Hitchhiker's Guide to the Galaxy Book 4) (English Edition)の感想
こんな恋物語もいいなあ。三部作の四番目というヘンテコリンな立場(というか)がとても生きているということなのかもしれない。これで終わりにするつもりだったというような話もあるけれど、やっぱり続きがあった方がいいんじゃないかな。
読了日:06月15日 著者:Douglas Adams
「空気」の研究 (文春文庫)の感想
今だと東京五輪に結びつけて読んでしまう。論理が通用しないとか「その通りだよ」と思うことも多い一方、開催しないとという空気は感じられない。開催しようと無理強いしている人々の間には「そうせずにはいられない」空気があるのか。やめればいいのにと思っている方にも空気が? 情況倫理については、ジャン・バルジャンとかそれなんじゃないかなあとか、「俊寛」だと妹尾の方が固定倫理だよなあと思ったりとか。なにごとも対立概念で対象を把握することができないというのは問題だけど、そうしろといってできることでもなさそうだしねえ。
読了日:06月23日 著者:山本 七平
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