夏用のストールつて使ふ?
ほんたうだつたら今日は「アフガン編みのストールが編み上がつた」と書けるところだつた。
ところが、数段間違へてゐる箇所を発見してしまつて、ほどくことにした。
このストールは、普通のアフガン編みとメリヤス編みとを交互に編んでジグザグ模様を成すやうになつてゐて、そのアフガン編みの部分でメリヤス踏みをし、メリヤス編みの部分でアフガン編みをしてゐる部分が一箇所づつあつたのだつた。
どちらの編み方にするかは下からずつとつながつてゐるから確認すれば間違ひやうはない。
だが、下の方をずつと確認しないで編んでゐると、目数が少なくなつてくるとどちらの編み方かわかりづらくなる。
かけ目の前後で必ずメリヤス編みをすることになつてゐるのも間違ふ理由のひとつだと思ふ。
なので、ちやんと確認しながら編めばいいのだが、それを怠つたんだなあ。
あともう一模様でできあがり、とか思つてゐたからだらう。
さう、五月の連休のころからずーつと編んでゐたアフガン編みのストールも、最終盤にかかつてきた。
先日、ちよつと肌寒い日にできあがつた部分をかけてみたらちやうどいい感じだ。
アフガン編みといふこともあつて、編み地が厚いのであんまり出番はないやうな気もするが、何、真夏に使ふ必要はない。
もうすこし涼しくなつてきてから使つてもいいはずだ。
おそらく冬の間も使へるんぢやないかな。そんなに寒くなる前だつたら。
考へてみたら、綿と麻の混紡糸で編んだ夏用のストールも使つてゐないことに気がつく。
麻といふのは、五月の連休に衣替へをするときにちよつと羽織つてみると、「寒すぎて無理」と思ふことが多い。
だが実際に夏になると暑くて羽織つてゐられない。
昔の人はよくこんな繊維で冬を越してゐたことよと思ふが、わた状にするとすこしはマシなのだらうか。
いづれにせよ、夏用のストールはすでにある。
それもまたあまり進まない理由の一つかもしれないな。
ずーつとアフガン編みばかりしてゐて、それなのに上達しないし、少なくとも早く編めるやうにはならないし、でもアフガン編みは今後もしてみたいからなんとかならないかといろいろ試してはみるのだが、どうにもならない。
やはり自分にはアフガン編みは向かないのかも?
今回唯一いいなと思ふ点は、アフガン編みなのに編み地が丸まつてこないことだ。
ジグザグ模様のおかげなのかな。
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