Kindleの悩み
Kindleを愛用してゐるのだが。
「だが」と書いてしまふのには理由があつて、どうも日本語を表示したときのページ移動の動作がもつさりして感じられるからだ。
もしかしたら縦書きなのがいけないのだらうか、とも思ふが、縦書きのものは縦書きとして読みたいので横書きで読むつもりはない。
もともと横書きの日本語の本を買へばいいのかもしれないが、ページ移動のためだけにさうした本を求めるのも何かちがふ気がする。
あとハイライトもつけにくいんだよね、日本語だと。なんといふか、ちやうどいいところからはじまつてくれないし、ちやうどいいところで終はつてくれない。
それで読まなくなつてしまつたりもする。
とは云ひながら、以前よりはだいぶマシになつたとは思ふ。
初代Kindleのときはもつともつともつさりしてゐた。
あのころに比べればものすごくよくなつてゐる気がする。
でも、この後、さらによくなつたりするだらうか。
少なくとも英語とおなじくらゐの快適さを得ることができるだらうか。
そこはあまり期待できない気がしてゐる。
かういふときは国産メーカなんだらうけどねえ。
でも「これ!」といふものがない気がする。
スマートフォン用のアプリケーションにならあるのかなあ。
そんなわけであひかはらず紙の本も買つてしまふ。
もう置く場所ないんだがなあ、と、十年一日おなじことを云つてゐるが、ほんたうに場所がない。
さう云ひつつ本を買ふ。
どこまでほんたうなのやら。
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