次は夏ものかなあ
ブリオッシュ編みのくつ下も、だいぶできてきた。
できてきた、といふよりは、毛糸の残りが少なくなつてきた、といふべきか。
このくつ下はくつ下毛糸100g一玉を使ひ切るといふのも目的のひとつなので、毛糸の切れ目が縁の切れ目、ぢやなくて、終はりの合図なのだつた。
ただ、一足同時に編んでゐるので、どれくらゐ履き口のゴム編みに毛糸が必要なのかちよつとわからない。
まだまだブリオッシュ編みでいけさうな機はするんだけど、普通のゴム編みにいつ切り替へるのか、そのあたりの見極めが重要だな。
履き口まで全部ブリオッシュ編みでもいいぢやん、と思はないでもないのだが、それだとゆるすぎる気がするんだよね。
かかとはきつちり編んでゐるので履き口や脚部分がゆるくなつても履いてゐて脱げることはないと思ふけれども。
このくつ下を編み終はつたらどうしやう。
ブリオッシュ編みはもつとやりたいのだが、暑くなつてくるとどうもね、とは以前も書いた。
春ものにとりかかるには遅すぎるから、夏ものかなあと思へども、夏にはあまり自分で編んだものは使はないしなあ。
久しぶりにかぎ針でレース編みなんかしてみたい気がしてゐるけれど、ぼんやりとしたものしか思ひ浮かばない。
アイリッシュ・レースの立体的な花や葉を編むか。
それともブリューゲル・レースでテープ状のものを延々編みながらつないでいくか。
ひたすら方眼編みをするか。
ブリューゲル・レースで本体のスカーフを編んで、両端にアイリッシュ・レースの花や葉をぶらさげるといふのもいいやうな気がする。
いづれにしても、自分で考へて編める気はしないので……花や葉だつたらなんとかなるかなあとも思ひつつ……、編み図か編み方を見つけなければ、だな。
この前、近所の百円ショップで手芸関連の品ぞろへがあまり芳しくないといふやうなことを書いたが。
世の中、どうなんだらうね。
巣ごもり需要とやらで、家でできる工作や手芸に人気があつまつてゐるといふ話も聞かないでもない。
あみものはそんなに人気がないのかな。
単に季節の変はり目といふだけか。
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