睡眠第一 そのはずが
東洋経済新聞のWebサイトで、「六時間睡眠の人は徹夜して働いてゐるやうなもの」みたやうな記事を見かけて、正直云つてショックを受けてゐる。
出社してゐたころは、毎日五時間台睡眠、下手すると四時間台睡眠で日々過ごしてゐた。
六時間睡眠を目指してゐるのだが、どうしてもさうなる。
帰宅後の時間の過ごし方がまづいのだとわかつてゐても、削れるものは生きていくのに不要なことしかない。
そして、生きていくのに不要なことは、この時間帯にしかできない。
それよりも睡眠を取る方がいい。
わかつてはゐるのだが。
最近は在宅勤務が多く、毎日六時間眠れることが増えてゐる。
七時間寝たいと思つてゐるのだが、これがなかなかできずにゐる。
理由はわかつてゐる。
朝早起きしても、夜してゐたことをそのまま持つて来られるとは限らないからだ。
朝は頭がぼーつとしてゐる。
働かない。
ゆゑにぼーつとしてゐるあひだに時間が過ぎていく。
また、時間があるからといふので普段できないことをしてしまふ。
結果、これまで夜してゐたことはやはり夜になつてからしかできず、就寝時間もこれまでと変はらなくなる。
早く起きる分早く寝たいのに、それができないのだ。
これつて、なんとかならないのかなあ。
もうなにもかもあきらめて寝るしかないのだらうか、とはここにも何度も書いてきた。
もちろん、起きてゐるからつてなにかができてゐるわけではない。
建設的なことはなにもしてゐない。
でも世の中つて建設的なことばかりでできあがつてゐるわけでもないでせう。
くだらないこと、役に立たないことも必要だ。
さうなんぢやないだらうか。
と、云ひ訳ばかりしてゐても仕方がない。
とにかく睡眠第一の生活をしてみやう。
とか書いてゐると「出社しろ」とか云はれるやうな気がしちやふんだよなあ。
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