2021年4月の読書メーター
4月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:783
ナイス数:35
Think Again: The Power of Knowing What You Don't Know (English Edition)の感想
序章に出てくる消防士の話に引き込まれ、そのまま読了。ここでいう再考とは、自分の中の知識や思い込みをどんどんupdatしようということ。簡単に云えばいつまでも「いい国作ろう鎌倉幕府」とか云ってないで「いい箱」にしなきゃって話。個人での再考・対人関係における再考・集団での再考についてそれぞれ書かれている。各章とも主要な実例とともに複数の実例が出てきてわかりやすい。いわゆる「ロジハラ」にならない方法なども出ているので興味のある向きには是非。
読了日:04月08日 著者:Adam Grant
お砂糖とスパイスと爆発的な何か—不真面目な批評家によるフェミニスト批評入門の感想
まえがきを読んだ時に今まで持っていたものの見方を変えられてしまうのかと思ってちょっと警戒してしまった。怖かったこともある。でも読み進めてみると至極真っ当なことが書いてあった。古典の見方とらえ方を変えてみるというのは芝居を見る人の視点かな。映画もそうか。小説だけでもできるけれど、個人の頭の中で終わりがちな気がする。作られた時点にはなかった見方でとらえてもね、という意見もあるかと思うが、作られた時点でのものの見方なんてもうわからないものだってたくさんあるしね。
読了日:04月16日 著者:北村紗衣
The Hitchhiker's Guide to the Galaxyの感想
冒頭の主人公の自宅と地球との対比からよくできている。お役所仕事のようすとか、英国ってこんな感じなんだろうかと思ったり。ここのところ『ドクター・フー』を見ているので読み返してみた。落ち込みは相手を生かしも殺しもするんだな。
読了日:04月29日 著者:Douglas Adams
読書メーター
« 理解すれども同意せず | Main | 進まぬアフガン編み »
Comments