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Thursday, 04 March 2021

毎日が神回

Huluでほぼ毎日一話づつ『ドクター・フー』を見てゐる。
現在シーズン6(S6)のエピソード13(E13)を見終はつたところだ。
さう、見終はつたのだ、"The Wedding of River Song"を。

S6に入つてからもう毎日のやうに神回で、見終はつてはしばらくぼーつとしてしまふ。
今週はその日のうちに布団に入ることをみづからに課してゐるのでそんなことをしてゐる暇はないのだがなあ。
それに、Huluではシーズン2の配信がそろそろ終はるので、そちらも見なければと思つてゐるのに。
うーん、時間よ止まれ、とはしかし、S6E13を見てしまつたら云へないよねえ。

『ドクター・フー』を見始めたのは去年の暮れ、年末年始の休みに入つてからのことだ。
そのころはHuluが一番見られるものが多かつたので試しに入つてみた。
いま思ふと、そのころの自分に「Good job!」と感謝したいところだ。
よくぞ『ドクター・フー』を見ることにした。

きつかけは、以前も書いたやうにジェイムズ・グリックの『タイムトラベル』を読んだことだ。
『ドクター・フー』のシーズン3エピソード10(とは書いてゐなかつたが)「ブリンク」を紹介した部分があつて、これにいたく心惹かれた。
なので、Huluで最初に見たのも「ブリンク」だ。
まさかあんなに怖い話とは知らなかつたし、実はドクターも大して登場しないのだが、とてもおもしろかつた。
ドクターが出てこない理由はちやんとあつて、敵に過去に送られてしまつた上に時空を移動できる乗り物・ターディスを奪はれてしまつたからだ。
ドラマは最初からゲスト・キャラクターであるサリー・スパロウの視点で展開する。
ある夜いはくありげな空き家に忍び込んだサリーは、なぜか壁に自分宛のメッセージが書かれてゐることに気がつく。ドクターからのメッセージだ。
あくる日今度は友人とその家に行くと、自分宛の手紙を携へた人がやつてくる。
見知らぬ人だしどういふことかと手紙を見ると、一緒に来た友人からの手紙だつた。
その友人はすでにこの世を去つてゐて、手紙を持つてきたのはその友人の孫だといふ。
祖母にこの日この時間にこの場所に行つて手紙を渡すやうに云はれたのだと孫は云ふ。
友人は、サリーと孫と名乗る人とが話してゐるあひだに過去の世界に飛ばされてしまつてゐたのだつた。
この他にもう一人過去に飛ばされてしまふ登場人物がゐて、ドクターはDVDのボーナストラックを使つてさらにサリーにメッセージを送らうとする。
このあたりの時空をいつたりきたりする感覚と、敵の戦術がたまらなくてねえ。
登場人物の名字がスパロウだつたりナイチンゲールだつたり、鳥の名前であることになにか意味があるのかなとか、深読みしたくなる感じもいい。

そんなわけで、あらためてシーズン1から見ることにして、シーズン6の最後までたどりついた。
この先まだシーズン12まであるし、あひだにクリスマス・スペシャルとか50周年スペシャルとかもあるし、シーズン5からは吹替もあるし、盛りだくさんなのだが、なにしろ一話見ては止めていた息を吐き出すやうな始末なのでなかなか先に進まない。

なぜいままで見なかつたかな、と思ふこともある。
『ドクター・フー』のことは知つてはゐた。
NHKで放映してゐたことは知らなかつたけれど、さういふドラマがあることは知つてゐた。
でも周囲で話をしてゐる人もゐないしさ。
ロンドンで暮らしてゐた友人がたまに『ドクター・フー』のことを云ふことがあるのと、機内で『ドクター・フー』を見た話をしたら「友人がハマつたんだよね」と云つた友人がゐたくらゐで、ほかの人はドクターのドの字も口にしなかつたし。
『シャーロック』が流行つたころにもつと『ドクター・フー』が取りざたされてもよかつたのにな、とも思ふ。
我がTLには『シャーロック』大好きでイギリス通と見られる人が何人かゐるが、不思議なことに誰も『ドクター・フー』のことは口にしない。
『ドクター・フー』を見たら「ああ、『シャーロック』のあれもこれも『ドクター・フー』ぢやん」つて思ふのになあ。

まあでも、出会へたのだからよしとするか。
それにこの先飽きることもあるかもしれないしね。

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