気候変動の煽りを受けて
なんだかあたたかくなつてきてしまつた。
くつ下を編むことにしておいてよかつたなと思ふ反面、この秋冬もあまり編めなかつたな、と思つたりもする。
この秋冬は、デンマーク風ショールを二枚編んだのでよしとするかな、と思はないでもない。
なにしろ、量だけはたくさん編むしね。
一方はローワンのフェルテッドツイードで編んで、もう片方はOpalのくつ下毛糸で編んだ。
フェルテッドツイードで編んだ方は、実にあたたかくていいものを編んだと自画自賛してゐるところだが、おそらく外に羽織つていくにはチト暑いんぢやないかと思つてゐる。
最初のうちはよくても、動いてゐるあひだに暑くなるんぢやないかなあ。
それに、あまつた毛糸で編んだので色合ひがよくないこともあつて、くつ下毛糸でもう一枚編んだのだつた。
こちらは黒と白のちよつと杢のやうな糸で、外に羽織つていつても、まあ大丈夫なのではないかと思ふ。
デンマーク風ショールは、両端が長くなるやう毎段増目して編む。
ショールを胸のあたりで交差して、両端を背中に回して結ぶやうに羽織る。
かうすると、端が邪魔にならないし、羽織つたまま動けるといふ寸法だ。
気に入つたのでまた編みたい気もするが、ガーター編み地獄なのでその気にならないとむつかしいな。
この秋冬はブリオッシュ編みもしてみた。
くつ下を編んで、Kelvin-Helmholtz Waves Cowl in Briocheも編んだ。
編み地がふかふかして気持ちいいし、あたたかいし、リヴァーシブルになる。
ただし、編むのにちよつと時間がかかる。
いまもブリオッシュ編みのくつ下を編んでゐるが、なかなか進まない。
このままあたたかくなつてしまふのだらう。
あたたかくなつたらどうしやう。
去年のいまごろはマクラメをやつてゐたらしい。
あたたかくなつたらタティング、と思はないでもないが、去年の夏とか、暑くて手が汗ばんでタティングどころではなかつたと記憶してゐる。
暑い時期はなんにもしないのが一番なのかな。
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