ブリオッシュ編みのネックウォーマ完成
編んでも編んでも終はらないと思つてゐた Kelvin-Helmholtz Waves Cowl in Brioche を編み終はつた。
編み終はつた直後の編み地はちよつとでこぼこした印象だつたが、整形したらうまいこと平らになつた。
使用した毛糸はJaegerのMatchmker Merino 4Ply、針は四号にした。
編み方には3.75mmとあるので、ほんたうは五号くらゐかと思ふ。手がゆるい方なのでちよつと細い針にしてみた。正解だつたかな。
編み地はふつくらとしてあたたかい。
整形したあと、毛糸もなんとなくふくらんだ感じがする。
ネックウォーマとしてはちよつと中途半端な長さだが、リヴァーシブルなので折り返して裏側を見せてもいい感じだ。
色合ひは地味かなといふ気もするが、これくらゐの方が使ひやすいかなとも思ふ。
ブリオッシュ編みは、以前何度かやつたことはある。
一度帽子を編んだら大きくなりすぎてしまつたことがあつた。
そのときは単純に目数が多すぎたんだなと思つてゐた。
でも、それだけではなかつたのかもしれない。
このネックウォーマを編む前にブリオッシュ編みでくつ下を編んだ。
この編み方は伸縮性があまりよくないといふ話だつたので、いつもは中細毛糸で60目作るところ、68目にした。
ここのとこ履いてゐるのだが、どうも横に伸びすぎる。
これなら60目どころか、56目くらゐでもよかつたんではないかといふくらゐだ。
ブリオッシュ編みは縦には伸びないけれど、その分横には伸びるのかもしれない。
横は伸びるといふよりはメリヤス編みとあまり変はらないのかも。
ブリオッシュ編みはもう少し編んでみたいところなのだが、なにしろ春が近いんだよなあ。
くつ下をもう一足編んでみやうかな。
このネックウォーマは作り目も伏せ目もi-codeにした。
編み方には伸縮性のある作り目と伏せ目にすること、とあつて、写真のネックウォーマはどちらもi-codeになつてゐた。
i-codeの作り目も伏せ目も久しくしたことがなかつたので、この機会にやつてみた。
まー、時間がかかるね。
そりや三目のメリヤス編みを必要なだけ編むんだからよくある作り目や伏せどめに比べたら時間がかかるのは当然だ。
その代はり、伸縮性はあるし、でもだらりとだらしなくなつたりはしない。さらに、作り目側も伏せどめ側もおなじ見た目になる。
これはいい。気持ちにゆとりのある時は。
今度はくつ下の履き口をi-codeにしてみやうかなあ。60目くらゐならそんなにひねもすといふ気もしないのではないだらうか。
といふわけで、ブリオッシュ編みとi-codeの作り目・伏せ目には今後も取り組んでみたい。
とか書きながら、またデンマーク風ショールを編み始めてしまつたんだよなあ。
今度はひねもすガーター編みだ。
次の冬を見込んで編んでゐるのだが、さて。
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