12月の読書メーター
12月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1059
ナイス数:22
短歌という爆弾 -今すぐ歌人になりたいあなたのために-の感想
「あるジャンルに参入してくるとき、みんな最高の人に魅了されて入ってくるわけだから」というのだけれど、そうなのかなあ。客寄せといったらことばは悪いかもしれないけどそういう人気者がいて、その人気者に引き寄せられるとその先にラスボス(最高の人)がいることもあるんじゃないかなあ。著者はそうではなかったということなのかあるいは短歌の世界はそうではないということなのか。
読了日:12月10日 著者:穂村弘
にょっ記 (文春文庫)の感想
「トヨエツ」にやや必然性が薄いなら「オカッパル」はもっと薄いと思うが、きっとこの本を読むような人には「オカッパル」とか聞いたことがない人が多いのだろう。
読了日:12月12日 著者:穂村 弘
本当はちがうんだ日記 (集英社文庫)の感想
本番はまだ先、いまはリハーサル。本番が来たら、ミック・ジャガーになれるのかもしれない。
読了日:12月23日 著者:穂村 弘
愛とか正義とか―手とり足とり!哲学・倫理学教室の感想
ソクラテスが死ぬことになった理由は若者に「自分で考えることを教えたから」とこの本にはある。「え、でもこの本は自分で考えることを教える本なのでは?」と思ったことも事実。著者の教える講義ではこの本を教科書として使っていて試験の時に持ち込んでもOKなのらしいが、読んだ印象からいってこの本を持ち込んだところで解けるような問題は出ないだろうなあ。
読了日:12月27日 著者:平尾 昌宏
How to Buy a Planet: The must-read sci-fi novel of 2020 (English Edition)の感想
「地球、売っちゃおう」というのでG7とかG20のお偉方が勝手に宇宙人に売ってしまったからさあ大変、主人公はたまたまパブで出会った奇妙な仲間たちと地球を買い戻そうとするが相手は一筋縄ではいかない。COVID-19に悩まされる世相や行きづまった資本主義の影響も垣間見られる。登場人物の一人の名前はダビデとアーサー王(ペンドラゴン)からとったのかなあ。
読了日:12月30日 著者:D.A. Holdsworth
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