レッグウォーマを編んでゐる
今年初編みはレッグウォーマーだ。
実は、暮れにユニクロでヒートテックのレッグウォーマを購入したのだが、これが思つたほどあたたかくない。
考へてみたらヒートテックなので、皮膚に直に履かないと効果がないのだらうと気がついたのは少したつてからのことだ。
去年、自分で編んだレッグウォーマがあつて、これの方があたたかい。
パピーのシェットランドを二玉使ひ切りで編んだものだ。
それが気に入つてしまつたので、もう一足編み始めてしまつたのだつた。
今回はダイヤエポカを使つてゐて、二玉編みきりで片方の脚部分を編み、足にかける部分を別の糸で編んでゐる。全部で四玉ちよいといつたところだ。
さう、多分、ヒートテックのレッグウォーマが存外あたたかくないのは、皮膚に直接あたるやうに履かないからだらう。
ズボンの上から履いてもヒートテックの効果は出ない。
なぜならヒートテックは(やつがれが理解してゐる範囲では)汗などの水分を利用してあたためるものだからだ。
フェルト地(フリース地に似てゐるがフリースではない)のズボンの上から履いても残念ながら汗がにぢんでくることはない。
ただ、理由はそれだけでもない気もする。
自分で編んだレッグウォーマは落ちてはこない程度にゆるめに編んでゐる。
寝る時も履いて寝られるやうにと考へてのことだ。
それで下に履いてゐるズボンとのあひだに層ができてあたたかく感じるんぢやないかなあ。
レッグウォーマを編み始めたのにはもうひとつ理由がある。
これまでせつかく身につけた技を忘れないやうに、だ。
馬蹄型ショールを編んだときに伏せどめは伸縮性のあるものにした。
Knittyに紹介されてゐたこの伏せどめの仕方だ。
この伏せどめは何度かやつてゐるのだが、時々忘れてしまふ。
あまり使はないからだ。
今回、馬蹄型ショールで久しぶりに使つたので、時間をあまり置かないうちに忘れないやうにやつておかうと考へた。
使ふのは、かかとの部分だ。
かかとは編まずに開けるのでそこだけ伏せどめをする必要がある。
二目ゴム編みで編んでゐるので伸縮性もほしい。
そんなわけで、この伏せどめ再び、なのだつた。
もうひとつは二目ゴム編みどめだ。
一目ゴム編みどめはそんなに忘れる心配はないのだが、二目ゴム編みどめはどうもいけない。
表目同士・裏目同士でとめていくと、途中でちやんと糸を通した部分と通してゐない部分の前後が逆になることがある。
慣れてしまへばどうといふことはないので、せつせと使へる技の棚卸しをするわけだ。
このあとはイギリスゴム編みのくつ下を編みたいと思つてゐる。
編めるかなあ。
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