ボビン見つかる
タティングシャトル用のボビンが二つ出てきた。
探してゐるときにはないのに、と思ふが、さういふものなのかもしれない。
どちらもAerlit用で糸が巻かれてゐない。
あー、最初に巻いたときの糸端がちよつと残つてゐるけれど、糸をギリギリまで使ひきるのに残してあるのでそれはよい。
そんなわけで、さつそく両方のボビンにDMCコルドネスペシャル#40の白を巻いた。
現在作つてゐるタティングレースの替襟に使つてゐる糸だ。
これで出先で糸がなくなつてもちよつと安心だ。
さう思ふと出先でちよこちよこ結べてしまふんだよなあ。
いままでは、「糸がなくなつたらそこでおしまひだ」と思つてゐたのかもしれない。
もちろん、家に帰つて糸を巻けばいいのだが、興が乗つてきたところで糸がなくなつてしまふと悲しいし、その後なかなか再開できなくなる可能性もある。
用意や準備といふのは快適な作業のためにするものだ。
いま思ひついたから書いておく。
ただ、さういふ時に限つてあんまり出かけないんだよなあ。
これまもた世の中かうしたものか。
家にゐるときはひたすら馬蹄型のショールを編んでゐるのでタティングはほとんどしないのだつた。
ショールはできれば今年のうちに作つてしまひたいと思つてゐるといふこともある。
替襟はなあ……できあがつてもどうしたものか悩むからなあ。
まあ、冬の間はタートルネックのセーターに合はせるなんてな技も使へるかもしれないけれど。
次に出かける日が楽しみ、とはいかないところがひきこもりのひきこもりたる所以である。
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