11月の読書メーター
11月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:951
ナイス数:27
民主主義とは何か (講談社現代新書)の感想
民主主義は難しいなと思うのは、市民が当事者意識を持つことだったり責任を背負うところだったりする。世の中総丸投げ状態だと思えてならないからだ。そこを変えていくには教育ありきなんだろうけれどその教育もあまり信頼できないように見受けられるし(個人の感想です)。著者は「むしろ」とか「ある意味で」という表現が大変お好きなようで、時に一ページに複数回出てくることもある。ちょっと数えたくなってしまうほどだ。
読了日:11月23日 著者:宇野 重規
Sapiens: A Brief History of Humankind (English Edition)の感想
途中まで「心理歴史学というものが本当に存在するとしたらこういう感じなのだろうか」と思いながら読んでいた。でも、幸福感の話あたりから「え、なんでそういう話になったの?」と置いていかれた気分に。歴史の本は著名人のことばかり扱ってきたけれど個人のことも考慮に入れた方がいいというのはおもしろいけれど、どうやって? これからやろうという話? この続きは『ホモ・デウス』でということなんだろうと思うけど、読むかどうか、ちょっと悩むなあ。
読了日:11月27日 著者:Yuval Noah Harari
赤頭巾ちゃん気をつけて 改版 (中公文庫)の感想
既に誰かが書いていると思うけど、主人公の下の兄は著者と同い年なんじゃないか。上の兄が三十いくつで以下ほぼ二つ違いに兄・姉・姉でだいぶはなれて主人公とある。話の途中で日比谷高校のことをいやったらしくて学校群以降やっとまともな生徒が入ってきた散々に書いているけれど、それまでは日比谷のことをいい学校だなんて絶対云わない生徒を育ててきたというようなことが書いてあることを考えると、主人公はいい学校だったと思ってるんだろうな。先にこの本を読んでた友人が日比谷に行きたがっていたことを思い出す。都民ですらなかったけれど。
読了日:11月29日 著者:庄司薫
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