編みかけでもあたたかい
馬蹄型のショールは6玉中5玉目の毛糸に入つた。
背中の一番長い部分がだいたい55cmくらゐだらうか。
編み方には編み終はつたらガーター編みのうねを開くやうにしつかり整形することと書いてあるので、いまの状態よりは長くなる可能性はある。
もちろん、そんなに風にきちんと整形できれば、の話だ。
そんなわけで編み地が大きくなつてきたので、編んでゐる最中に膝にのせてゐるととてもあたたかい。
編み地をちよつとのばして膝を覆ふやうにするとあたたかさ満点だ。
去年はヴェストを編んでゐて、やはりこんな感じだつた。
編み地がだんだんのびてくると膝に乗るやうになつて、あたたかい。
それでますます編むやうになつたりもする。
今年はここまで結構あたたかかつたのでさうでもないが、冷えてくるといいんだよなあ。
編まないときでも膝に乗せてしまつて、うつかり編み始めてしまつたりもする。
もう一段の目数が多いからなかなか進まないのだが、そんなわけで進んだりもする。
編み方では、4-plyの糸を1040mくらゐ使つたとある。
中細毛糸50g玉を5玉強といつたところか。
いま編んでゐるのはローワンのフェルテッドツイードで、合太でだいたい一玉175mあるといふから、6玉編んだら1050mといつたところか。
糸の長さはおなじでも太さが違ふからもうちよつと大きくなるかと思つたけれど、どうもさうはいかないやうだ。
まあ、できあがつてみないとわからないけれどもね。
そんなわけでできあがるのが楽しみなのだが、なにしろあまつてゐる毛糸を使つてゐるので色合はせがすごいことになつてゐる。
有り体にいつてありえない。うつくしくないことこの上ない。
でもあたたかければいいかなと思つて編みつづけてゐる。
だからもう一枚編みたいかな、といふ欲もわくわけだが、ひたすらひたすらガーター編みだからなあ。
次はちよつと模様のあるやうなものが編みたいなあ。
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