また無駄なものを編み始めてしまつた
また新たなものを編み始めてしまつた。
ひとつ完成させてから次のものにうつるやうにしてゐたんだがな。
ものは more than a triangle shawl。馬蹄型になるショールだ。
糸はローワンのフェルテッドツイード。別のものを編んであまつた毛糸だまを発掘してきて編んでゐる。
いい糸だし、ちやんとなにかにしたいと思つてとつてあつたんだよね。
なんかいいものになるといいと思つてゐる。
このショールを編み始めたのにはわけがある。
寒かつたからだ。
馬蹄型のショールは大きく編むと羽織つたときに前に垂れる二本の先を背中に回して結べるやうになる。
そこまで長くならなかつたら先に紐を編みつけて結べるやうにしてもいい。
これはデンマーク風のショールの羽織り方といふので、以前からやつてみたいと思つてゐた。
記録を見たら2008年の夏とある。
Evernoteに写真とURLが残つてゐる。
もう12年も前の話か。
去年、Dane Shawlを編んだ。
これも馬蹄型のショールで、大きく編めば背中で結べるやうになるのだが、そこまで大きくはできなかつた。
くつ下毛糸1玉だけだつたからな。だいたい400mくらゐか。
more than a triangle shawl の編み方には中細毛糸を1040m使つたとあるから、50gで200mとして5玉ちよいか。
フェルテッドツイードは50gでだいたい175mとある。
糸の太さとしては並太くらゐありさうだから、かなり編みではある。
半端にあまつてゐる毛糸は6玉あるから、それなりに大きいショールになるんぢやないかなあと期待してゐる。
問題は、半端な毛糸だから色がものすごいことになるといふことだが、まあ、家でしか使はないことにすればそれでいいかなとも思ふ。
寒さがしのげれば御の字だからね。
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