指定糸のない悲しみ
この秋冬三枚目の巻物をぼちぼち編んでゐる。
先日、まづパーツから編んだと書いた。
現在は本体をちまちま編んでゐる。
本体は筒状で、表になる部分はメリヤス編みと裏メリヤス編みの地模様で裏になる部分はメリヤス編みのみだ。
パビーのNew4Plyを二本どりにして編んでゐて、いまは二本ともおなじ色だが途中から別の色の糸同士にしやうと思つてゐる。
といふか、思つてゐた。
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ところが思つたより同色二本の部分が長くなつてしまつて、このままだと違う色同士の二本どりに変へたときに唐突で妙な感じになりさうなのだ。
困つたなあ。
まだもう二巻同色の毛糸を買つてあるからそれを使へばいいのだけれど、違う色同士をひとつの毛糸だまにしちやつたんだよね。
うーん。
違う色同士の糸は別なものを編むのに使ふか。
あるひは巻物の端の部分に使ふか。
端ならそこはちよつと褪色してきてゐるんですよ、といふやうな塩梅にできないかなあと思つてゐる。
ムリかな。
指定糸が手に入らないとかういふ苦労もある。
考へるのは楽しいんだけどね。
うまく合はないとチトつらい。
いづれにせよ、使ふことはないかもしれない巻物なので、妙になつてもいいかな。
試し編みといふことにしてもいいかもしれない。
作品は仕上げることが大事、といふ話もあるしな。
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