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Thursday, 19 November 2020

Sustainable Theatregoing (STG) のこと

Sustainable Theatregoing、略して STG について考へてゐる。
定期券代が出なくなるので芝居見物に行けないと嘆いてゐたのが金曜日のこと。
その後も日々嘆いてゐるし、考へただけで気が滅入る。
さう。STG のことも考へるだけで気が滅入る。
だがさうも云つてゐられない。
なんとか芝居通ひをつづけていく道はないものか。
それが STG、即ち「つづけていけさうな芝居見物」だ。

持続可能? なにそれ、おいしいの?
といふか、持続可能つてなんだか頭悪さうに聞こえませんか。
持続可能といひ脆弱性といひ、もつとまともな日本語はなかつたのかと思つてしまふ。
かといつて、「サステイナブル(時折「サスティナブル」といふ表記も見るが、なんて読むんですか?)」とか「ヴァルナラビリティ」とかは云ひづらかつたのだらう。
「ファシリテーション」とは云ふくせにね。

とりあへず、電車の回数券は買ふ。
ただどこまで買ふかが問題だ。
職場と歌舞伎座と国立劇場に行くことを考へて、そのどこにも使へる区間の回数券を買つて、あとは毎回清算するか。
清算かー。
いまの職場のある駅はもともと出口が一箇所だつたのだが、もう一箇所増やした。職場はあとにできた出口側にある。
こちら側には清算機が一台しかない。
しかも、自分が出たい側ではない方にある。
時間かかるだらうなあ。

回数券を使ふといふことは、改札口も紙の切符に対応したところから出入りしなければならない。
これも案外手間だ。
近づいてみないとどの機械が紙の切符に対応してゐるのかわからないことが多いからだ。
普段、意識してないもんなあ、何番目の機械が紙の切符に対応してゐるか、なんて。

共通区間の回数券とは別にそこから先職場の最寄り駅までの回数券を別に買ふといふ手もある。
この場合は駅から出るときは毎回駅員のゐるところから出るやうだ。
問題は、なにかトラブルがあつて客の列ができてゐたりすることだが、さういふあまりなささうなこと(でもないやうな気がするが)は考へなくてもいいかなあ。

また、芝居見物に行く際には他社路線に乗り換へるといふ手もある。
片道二百円近く安くなる計算だ。
その代はり三十分は余計にかかることになる。
時間を取るか、お金を取るか。
ここでもやはり悩むことになるのか。

肝心の芝居は可能な限り通しだらう。
いまの歌舞伎座の四部構成でそれをするのはかなりつらい気がする。
さうすると、やはり見る部を減らすしかないかな。

鉄道各社はすでに定期券収入が激減してゐることだらうと思ふ。
大打撃だらうが、その打撃を被るのはなにも鉄道会社だけではない。
おそらく、映画館や劇場、博物館や美術館も対象になるのではあるまいか。
外食業や各種店舗もさうかもしれない。

企業は安易に定期券代支給をやめることで自らの保身をはかりながら、自身の収入の道を狭く細くしてゐるのかもしれない。
どうしてさういふ深謀遠慮が働かないのか不思議でならないが、だからシステム思考なんぞといふものがもてはやされたりするのだらう。
#え、してない?
#こりやまた失礼。

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