暑さと湿気と
腱鞘炎はよくなつてきたが、タティングレースはなにもしてゐない。
でもこれもそのうちはじめるのではないかといふ気がしてゐる。
万年筆にインキを補充する気になつてきたからだ。
夏のあひだ、万年筆のインキを補充することはあまりなかつた。
お気に入りの中でも特にお気に入りの10本くらゐを使つてゐて、それがインキ切れを起こしたら補充してゐたけれど、普段使ひのカクノ(これだつてお気に入りなわけだ)はほとんど使ふこともなく放置してゐた。
今日確認したら、すべてのカクノのインキが切れてゐた。
明日、補充しやう。
さう思へる。
明日からは使つていかう。
さうも思ふ。
これまではそんな気にまつたくならなかつた。
暑さと湿気とによる消耗つてこんなに激しいんだな、と思ふ。
梅雨が明けて最初の一週間は暑いとはいへ、それでも明ける前とおなじくらゐあれこれ書いてゐた。
一週間くらゐたつたところで、夜眠れなくなつた。
暑いし蒸してゐるからだ。
それが少しよくなつてきたのが八月末だつたかな。もうほとんど九月といふころだ。
九月に入つてからはかなり書けるやうになつてきた。
だが、最初のうちはまだ紙の上に置いた手が汗ばんでゐた。
それももう、だいぶおさまつてきた。
タティングも、八月の終はりごろにちよつとやつてみやうとした。
無理だつた。
手がすぐ汗ばんでしまふのだ。
空調つて大事。
しみじみさう思ふ。
やうすを見て仕掛かり中の栞を取り出す予定だ。
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