モンティ・パイソンとあみもの
テリー・ジョーンズといへば、モンティ・パイソンの中で唯一編めるメンバだつた。
なにをいまさら、といふかもしれないが、ときどきモンティ・パイソン強化週間とかに入つてしまふ。
いまがちやうどその時なのかもしれない。
Ravelryに加入したばかりのころ、モンティ・パイソンのコミュニティでそんな話もした。
編めるのテリー・ジョーンズだけですよねえ、だとか、右手に糸をかけるんですよね、だとか、ブラマンジュのスケッチ(コントの意)でしたよね、だとか、ほかにも、みんなでペパーポット(英国の典型的なをばちやん、だらうか)を演じてゐるときに編んでる場面ありましたよ、だとか。
コニー・ブースが棒針編みをしてゐる場面も確かあつたし、キャロル・クリーヴランドにはかぎ針編みをしてゐる場面がある(あの有名な「スペイン宗教裁判」のスケッチで、だ)。
でもパイソンズの中で編めるのはテリー・ジョーンズだけ。
なぜ編めたんだらう。
いまになつてそれが気になつてならない。
とてもゆつくりした手ではあつたけれど、テリー・ジョーンズはちやんと編めてゐた。
なにか編んだことがあつたのかな。
なにを編んだのだらう。
あるひは、役者として編むこともあるだらうから、それで素養として身につけてゐたのだらうか。
いまとなつてはわからない。
もしかしたら、身近な人に訊いたらわかるのかもしれないけれど。
謎は謎のまま、今日もブラマンジェのスケッチを見る。
テリー・ジョーンズの奥さんにマイケル・ペイリンの旦那さんといふ組み合はせが好きなんだよね。
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