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Thursday, 13 August 2020

アニメのエンディング選曲

『泣き虫弱虫諸葛孔明』第伍部の文庫版を読んでゐる。
単行本で一度読んでゐるのに、うつかり笑つてしまふ。
たとへば、北伐に赴く蜀軍を見送る民衆の中に、赤い手ぬぐひを振つてゐる人がゐる、とか。
誰のためでもいいぢやないか、とかロマンとか地の文にあつて、思はず笑つてしまふ。
つづいて十四万八千光年とか出てくると、腹がよぢれるかと思ふ。

「真つ赤なスカーフ」、名曲だよね。
数あるアニメのエンディングの中でも一番好きかもしれない。
と、考へて、だが待てよ、とも思ふ。
『ガンバの冒険』のエンディングがまたいいんだよね。
絵自体はあまり動きがないのに、ものすごく動いてゐる感じがする。
歌詞がまたダークでいい。
ノロイ最強(最凶)。

あるひは黄色いマフラーの昭和の『サイボーグ009』のエンディングもいい。
これもあまり絵に動きがなくて、草原の草が風になびくさまがとてものどやかだ。
この『サイボーグ009』は主題歌もいいけれど、エンディングののんびりとくつろぐやうな、それでゐてちよつと切ない歌がまたいいんだなあ。

切ないといへば『伝説巨神イデオン』のエンディング、「コスモスに君と」。
『イデオン』はあまり見てゐなかつたのだが、なぜかこの歌は歌へる。
傷を舐め合ふ道化芝居ですよ。

同意を得られるかどうかあまり自信がないけれど好きなのが『最強ロボダイオージャ』のエンディング、「よかつたね宇宙」。
題名通りの歌だ。
助さん格さん……もといスケさんカクさん、今日もめでたしめでたしで、よかつたね。
なにせエドワード・ミト王子だから、最後は印籠ぢやないけど紋所を出して成敗してめでたしめでたしなんだよ。
それをかはいい絵柄にあはせたのかこれまたゆつたりとしたテンポで歌ふ。

『COWBOY BEBOP』のエンディング、「THE REAL FOLK BLUES」。
絵はモノクロのやうな感じで、スモーキーなブルースが流れる。
世の中、なにもかもどつちつかずよ、みたやうな。
「All that glitters is not gold.」は英語のことはざだけれども、なんとなくレッド・ツェッペリンの「天国への階段」を思ひ出さないこともない。

個人的には『銀河旋風ブライガー』のエンディング、「さすらひキッド」も好きだけれど、世の中的には『銀河烈風爆シンガー』のエンディング、「アステロイドブルース」の方が有名だらうか。
J9シリーズは山本正之の手がけた歌が多く、ロックだけどどこか演歌な響きもあつて、それもいい。

山本正之といへば、タイムボカンシリーズのエンディング、特に悪役三人がfeatureされてゐる歌はどれも最高だ。
『ヤッターマン』の2度目のエンディングだつたか「悪役主役よモテモテよ」つて、ほんとそのとほりだよ。

アニメのエンディングには、主題歌は勢ひがあつたり明るかつたりするのに、どこかしんみりとしたものがあつたりもする。
『タイガーマスク』に『ドカベン』、『キューティー・ハニー』に『キャンディ・キャンディ』とかね。
いまだと『おじゃる丸』のエンディングが毎回変はつてゐて好きだ。
とくに好きなのが電ボの歌ふ「恋をいたしましょう」。
ハワイアンの波間にゆれるやうなメロディで、電ボの声(岩坪理江)がぴつたりあふ。
いいなあ、恋をいたしませう。

脳内の記憶をはたけばまだ出てきさうな気がするけれど、ぱつと思ひつくのはこんなところかなあ。
なんか、いくらでも歌へさう。

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