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Friday, 07 August 2020

しよつ中引く「恋人」

毎朝一枚タロットカードを引いてゐる。
といつて、実際のカードを使用してゐるわけではなく、iPhoneのタロットアプリケーションを使用してゐる。
その日を占ふといふよりは、なにかあつても「かう考へればいいのか」と視点を切り替へやすいから引く。
なにかショックなできごとがあつても「あー、今朝引いたカード、「死神」だつたからなあ。リセットしろつてことかな」とかさ。

ところが、いま使つてゐるアプリケーションの出すカードにものすごく偏りがある。
やたらと「恋人」が出るのだ。
先月からの記録を見ると、「恋人」が圧倒的に多い。
全体的には12の「吊るされた男」までがよく出て、13の「死神」以降はあまり出ない。あ、「死神」は引いたことないかも。
この一ヶ月と十日ほど、「塔」と「悪魔」が一度づつ出たくらゐで、「星」と「世界」が二度づつ、「月」「太陽」「節制」が一度かな。
「皇帝」「教皇」「力」「戦車」あたりもよく出る。

これ、プログラムになんか意図的なものがあるのだらうか。
13以降は出づらくしてゐる、とか。
あるひはランダマイズにしくじつてゐるとか?

「恋人」のカードは恋愛相談のときにはよい意味を持つカードと見なされるといふが、もともとは選択を表すカードだつたといふ。
米光一成は『思考ツールとしてのタロット』の中で選択するときのどきどきする気持ち、恋のドキドキをイメージすると書いてゐる。
Holistic Tarot』にも伝統的にこのカードは道徳的倫理的な選択をイメージするカードだと書いてある。

選択、ねえ。
それも道徳的な選択。

生きてゐれば無意識のうちにもさまざまな選択を行つてゐる。
その時に、「それは道徳的に正しいのか」と考へよ、といふことなのかな。
考へてみれば、その視点はなかつたな。

たとへば朝食だ。
食べるか食べないか。
そんな選択は意識することなく行つてゐる気がする。
何を食べるかにしてもさうだ。
きちんとなにか作つてあるひは作つてあるものをあたためて食べるか。それともとりあへずなんでもいいからそのあたりにあるものを食べるか。

朝食を食べることは健康にいいのだといふ。
ならば「食べるか否か」と考へた時には、「食べる」一択だらう。
食べるものにしてもさうだ。
きちんとしたものを食べた方がいいに決まつてゐる。
かういふ何気ない日々の選択を、「(道徳的に)正しいか否か」考えへて決めよ。
さういふことなのかもしれない。

それでしよつ中出てくるのかなあ。
しばらくはさう思ふことにするか。

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