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Friday, 17 July 2020

Dolby, LIVE サウンド, LIVE ZOUND で見た「ボヘミアン・ラプソディ」

先週の金曜日から今週の木曜日にかけて一週間、チネチッタではLIVE ZOUNDレーザーとLIVE サウンド&RGBレーザー、T・ジョイ横浜ではDolby Cinemaで「ボヘミアン・ラプソディ」を見た。
個人的な感想としては、バランスのDolby、リアルなLIVE サウンド、大迫力のLIVE ZOUNDといつたところだ。

Dolbyは、セリフもひとつひとつ明瞭に聞こえてくる。
USツアーの途上、フレディが英国にゐるメアリーと電話をする場面がある。
この電話越しのメアリーのセリフなどがとてもよく聞き取れる。
「Nothing as exciting as America.」といふセリフでは、最後の「アメリカ」がよく聞き取れないことがあるのだが、Dolbyではしつかり聞こえる。
ほかのセリフについてもさう。
音量は大きいと思ふのに音楽を聞いてゐてもつらくない。
BIBAの店内で流れる曲は店のBGMといふよりは劇伴のやうに聞こえる。

セリフといふことでいふと、LIVE サウンドもよく聞こえるものの、通常のセリフに若干エフェクトがかかつてゐるやうな感じがする。立川シネマシティほどではないけれどもね。
その代はりなのかもしれないが、電話越しのセリフもクリアだし、なにより背景のセリフがはつきり聞き取りやすい。
フレディの誕生日会でのみんなの会話とかね。
ジョン・リードとの初会合の席でフレディを待つ三人の会話とか。
マディソン・スクウェア・ガーデンでのライヴ後のバックステージの会話。
LIVE AID のリハーサル後に飲みに行かないかといふ話をするジョン、ロジャー、ブライアンのやりとり。
これまで小さくて聞き取りづらかつたセリフがはつきり聞こえてくる。
マニアにはたまらないでせう。
なんとなく自分もその場にゐるやうな気分になる。

LIVE サウンドがリアルな感じがする点がもう一つある。
DolbyではクリアだつたBIBAの試着室で流れる曲が、店内で流してゐる曲のやうに聞こえることだ。
よく聞こえるのだけれども、試着室だからちよつと遠い、みたやうな。

LIVE ZOUND はセリフといふ意味では普通だと思ふ。
セリフはセリフで聞き取りやすい。ただし、DolbyやLIVE サウンドのやうな明瞭さはない。
LIVE ZOUND の特徴は音楽が腹ばかりか心臓にも響くところだ。
20世紀FOXの出だしのパーカッションからして圧力があり、ギターの「ばびゅ〜ん!」が劇場を貫いていく。
Synchronised Miami Wembly Version だから、LIVE AID が大音量なのはもちろんだけれども、「We Will Rock You」の迫力は群を抜いてゐる。

個人的にランク付けをすると、セリフについては Dolby > LIVE サウンド > LIVE ZOUND かな。
ガヤも聞きたい向きには LIVE サウンド > Dolby > LIVE ZOUND だ。
音楽については、バランス重視なら Dolby > LIVE サウンド ≒ LIVE ZOUND。
20世紀FOXのファンファーレは LIVE ZOUDND >>>>> LIVE サウンド > Dolby。
はじめて見に行くならDolbyだらうなあ。

あと、LIVE サウンドと LIVE ZOUND ではライヴでロジャーの歌声がかなり聞こえてくる。
Dolbyはそれほどでもない。この映画はさういふ編集方針のやうに見受けられるので、Dolbyが正解なのかもしれない。
ライヴの時はコーラス部分のロジャーの声が結構聞こえてくる気はするけれども。

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