Happy Hacking Keyboard がやつてきて一週間、すつかり馴染んでゐる。
これもHappy Hacking Keyboard で打つてゐる。
買つたのは、Professional HYBRID で、しづかなタイプではない。
どうせ自宅でしか使はないし、しづかでなくてもいいかなと思つたのだ。
もともと自分はカチャカチャ音を立ててキーボードを打つタイプではないし。
職場では仕事のできる人ほどカチャカチャ音を立ててキーボードを叩くやうに思ふ。
とくにリターンキーといはうかエンターキーといはうかを押すときの激しさはなんといつたものか。
やつがれがあまり音を立てて打たないのは、その方が省力な気がするからだ。
さういふ考へ方をする人間は仕事ができるやうにはならないのだらうな。
「さういふ考へ方」といふのは、「力を省かう」とか考へること、かな。
なにごとにも全力を尽くす。
さういふ人の方が仕事ができるやうになるのだらう。
いまのところ、自宅のMacbookにつないで使ふばかりで、在宅勤務用に持ち帰つてゐるWindows PCにはつないでゐない。
DIPキーの設定がMac用だし、仕事用に使ふには職場に「これこれかういふ型番のものをPCにつなぎます」と申請しなければならない。
おそらくBluetoothでつなぐので問題ないとは思ふけれどもね。
最近、なにかとうるさいのだ。
使用してゐるエディタはMacOSについてゐるテキストエディットだ。
漢字Talkとか呼ばれてゐたころのMacintoshについてゐたエディタはあまり使ひものにならなかつた。
Windowsでいふとメモ帳みたやうなものだらうか。
だからいろいろとエディタを入れてゐた。
フリーウェアでもいいものがあつたんだよなあ。
いまは自宅のMacbookではあまりものを書かなくなつてしまつて、エディタを必要としなくなつてしまつた。
一応emacsを入れてはゐるけれど、以前のやうにはカスタマイズしなくなつてしまつて、あまり使ひやすい状態にはない。
今回 Happy Hacking Keyboard を買つて、とにかく打ちたくなつて、テキストエディットをひつぱりだしてきた。
さう、テキストエディットは「ひつぱりだす」といふ表現がぴつたりだ。
アプリケーションフォルダの直下にはない。
アプリケーションフォルダにあるユーティリティフォルダにあるのだ。
なんでそんなところに、と思ふでせう。
アプリケーションフォルダにあつてもいいのになあ。
使つてみて、とても使ひやすくなつてゐることに気がつく。
機能が増えてゐるんだよね。
縦書きにもできるのらしい。まだやつたことはないけれど。
フォントも変へられるやうだ。これもまだやつたことはないけれど。
なにがすばらしいといつて、emacsとおなじキーでカーソルの移動ができることだ。
Happy Hacking Keyboard は左側のCtrlキーがシフトキーのすぐ上にある。
とても押しやすい。
Ctrl+pで上、Ctrl+nで下、Ctrl+fで右、Ctrl+bで左、Ctrl+aで行頭でCtrl+eで行末などなど。
買ふまではfnキーを駆使してカーソル移動しなければならないのかと思つてゐたのがこは如何に。
便利だー。
一応、職場用のPCにもemacsは入れてはゐるのだが、いろいろあつてあまり使ひやすくない環境にある。
使ひやすい環境にうつすかなあ。或はそちらにも入れるか。
アルバイト先の研究所では、DOS/V PC、PC-98、Macintosh、ワークステーション、ダム端末など、さまざまなコンビュータを使ふことができた。
これがよかつたのかなと思ふ。
中にはASCII配列のキーボードもあり、JIS配列のキーボードもあつた。
親指シフトがなかつたのが残念かな。
最初は戸惑つたけれども、そのうち慣れた。
いまでもどちらも使へると思ふ。
まあ、記号には手こずるとは思ふけれど。
そんなわけで、自宅のMacはここ最近はずつとASCII配列だつたし、職場ではずつとJIS配列を使つてゐる。
ボメラもJIS配列のうちに入るかな。
このHappy Hacking Keyboardも基本的にはASCII配列だと思ふ。
記号に困つたときは、Macbookのキーボードを見る。
完璧だ。
できれば職場のPCにもつなぎたいなあ。
DIPキーの設定はMacのままで大丈夫か知らん。
打ちやすいので打ちたくてたまらないのだ。
ときどき、Macbookを立ち上げてをらず、キーボードの電源も入つてゐないのにキーボードだけ叩いてゐることがある。
いまのうちだけだと思ふけれどね。
Happy Hacking Keyboardは買つて正解だつた。
すくなくともいまのところはさう云へる。
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