ヲタ編み再び
2/29(土)に、横浜はアソビルに行つてクイーン展を見てきた。
アソビルが如何にひどい建物であるかとか、クイーン展の受付が如何にわかりづらいかとか、いろいろ云ひたいことはあるが、それはおく。
実のところ、そんなに期待してはゐなかつた。
なぜといつて、クイーンがそんなに好きかといふと、さうでもないと思つてゐたからだ。
毎日聞いても飽きないていどには好きだけど、曲が好きなのであつて、バンド自体とかメンバーの為人とかには興味ないし、と思つてゐたからだ。
しかしこれが案に相違の楽しさだつたんだなあ。
なんだらう。
展示の最初の方に、年の若い順に一枚一枚写真と経歴を書いたパネルとが飾られてゐて、ここのフレディ・マーキュリーの写真がとてもよかつたんだなあ。
まづそこがよかつたのかもしれない。
「ああ、フレディ、やつぱりすてきだなあ」としみじみ思つた。
おそらく「ザ・ゲーム」と「フラッシュ・ゴードン」の間くらゐかそのちよい先かくらゐのころの写真だと思ふ。
はじめてクイーンを知つたのがちやうどそのころだつたんだよね。
そのせゐかもしれない。
その後の展示もおもしろく見ることができたのは。
ところどころで大画面にライヴや来日の様子、インタヴューの映像等がうつしだされてゐて、画面の脇に当時のステージ衣装が飾られてゐることもあつた。
中に1977年のEarl's Courtでのライヴのときのフレディの衣装があつて、なんかかう、ひらめいたんですな。
といふわけで、アソビルを後にして向かつた先はユザワヤだつた。
こんなものを買うてきた。
オリムパスはエミー・グランデ・カラーズだ。
エミー・グランデには思つたやうな緑色がなくてかうなつた。
ほんとはもうちよつと黄色味が強いと思ふのだが、仕方がない。
Earl's Courtのライヴでフレディの着てゐたハーレクウィンの衣装をイメージした四角いモチーフをつないだものを作りたい。
そんなわけで、編み始めたのがこれである。
白黒のハーレクウィンの衣装もいいけど、それは棒針でドミノ編みにしたいかなと思つてゐる。
平日はモチーフを一枚編めればいい感じかな。
いまのところは小さい手提げを作るつもりだ。
ああ、楽しきヲタ編み。
« 2月の読書メーター | Main | タティングレースでも Earl's Court Harlequin »
Comments