再挑戦
タティングレースのドイリー、Iris Niebach の Eleonora を作り始めた。
「Tatted Doilies」に掲載されてゐるドイリーで、タティングシャトルを二つ使ふ。
一番の特徴は、目に見えるピコがないことだらう。
すべてのピコはリングやチェインをつなぐために存在する。
かういふデザインが好きでね。
あと、一周するだけでできあがる、といふのもあるか。
一見、二、三段ありさうなドイリーだが、一段だけでできてゐる。
「Tatted Doilies」にはさういふ作品が多い。
そんなわけで、過去にも挑戦してみたことはあるのだが、見事に玉砕した。
つなぐ位置やリングとチェインとの編成を勘違ひしたから、だ。
だつたらほどけばいいのだが、当時のやつがれの技量ではほどくことができなかつた。
リングの端のダブルスティッチが逆向きになつてしまつてゐたのだらうと思ふ。
糸を引きすぎてスティッチも小さくかたくなつてしまつてゐてどうにもならなかつた。
かういふときにはペンチの出番なのかもしれないが、いまに至るまでペンチをどう使ふのか知らぬままである。
なにごとにつけ自分のことを「Experienced Novice」だと思ふのはかういふところだなあ。
写真の後、今回もまんまとリングとチェインの編成を勘違ひし、リングをつないだまましばらく進んでしまつたのだが、なんとか復旧した。
復旧できるやうにリングを作ることができるやうになつた、といふべきなのかもしれない。
全然上達してゐないやうで、どこかではうまくなつてゐる部分もあるんだな。おそらくは。
そんなわけで、なんとかつづけて作つてゐる。
問題は、長いチェインが多いのでできあがつたときにちやんと平たくなるか、だな。
本では円形になつてゐるが、Web検索して出てくる写真には六角形に近いやうな形のものもある。
円形に近い方が好きなんだけどなー。
それにしても、Web検索して出てくる写真のすばらしいことよ。
「Tatted Doilies」のほかのドイリーも作りたくなつてきてしまふぢやあないか。
« レッグウォーマ | Main | この冷たいしやべり方の人は自分? »
Comments