2月の読書メーター
2月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1237
ナイス数:20
NHK俳句 ひぐらし先生、俳句おしえてください。の感想
弟子のもずく君が出来過ぎ君なんだけどイヤミがない。もずく君は料理の達人でもあって、ひぐらし先生と二人で食事をする場面を読んでいると、「旬のものを食べるっていいものなんだなあ」と思う。地球温暖化の進む中、次第になにが旬でなにが季節のものなのか判然とはしなくなってきているが、そんな世の中だからこそ俳句を作らない人にも楽しめる本なのではないかなあ。
読了日:02月13日 著者:堀本 裕樹
ユリイカ 2019年5月臨時増刊号 総特集◎橋本治の感想
あれもこれも読み直したい。そんな気分になる。そして、あれもこれも読んでいないことに気づく。そんなことは読む前からわかっているし、橋本治の全著書を追いかけるなんて無謀ということもわかっているけれど。
読了日:02月16日 著者:橋本治,高野文子,高山宏,さやわか
進化のからくり 現代のダーウィンたちの物語 (ブルーバックス)の感想
エンリケ・イグレシアスからサウザーときて内臓逆位に触れ、そこから巻貝・カタツムリの右巻き・左巻きの話に及ぶ。おもしろい。出てくる人もみな個性的。でも「日本の科学が自由で、豊かで、誠実で、活力に満ち、世界に対して存在感を発揮していた最後の時代のことである。(p.217)」という一文に思わず涙してしまう。おそらく2000年代のことだ。Twitterでおもしろいと紹介されていたので読んでみた。おもしろい。でも今はどうなの? 日本の科学はどうなってるの?
読了日:02月22日 著者:千葉 聡
The Secret Life of Pronouns: What Our Words Say About Us (English Edition)の感想
代名詞や冠詞、前置詞に接続詞といった普段はあまり注目されない単語の使い方で為人がわかるし、嘘をついているか否かもある程度の精度でわかるという。これ、日本語だとなににあたるのかね。punctuationの話もあるから、そのあたりは日本語にも適用できるのじゃあるまいか。
読了日:02月28日 著者:James W. Pennebaker
なぜ歴史を学ぶのかの感想
いい本なのだろうと思いつつ、読んでいてしっくりこない表現が多くてつまずくこと一度ならず。訳者あとがきからの印象では下訳担当の問題なのではないかと思う。もったいない。
読了日:02月28日 著者:リン ハント
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