セル連結なんてなくなればいいのに
Microsoft Excel (以下、Excel)のセル連結が嫌ひだ。
セル連結をするとキーボードから行選択や列選択をして挿入または削除するのがひどくやりづらい。
一々右クリックして(あるいは右クリック用のキーを押して)[挿入(I)..]-[行全体(R)]-[OK]とかやらないといけない。
しかも挿入と削除とでエンターキーを押す回数が違ふときてゐる。
また、タイトル行をセル連結すると、フィルターが思はぬ動きをすることがある。
章番号のセルと章タイトルセルとを章といふ単位で連結してゐると章タイトルではフィルターがかけられない、とかね。
だいたいExcelの機能を考へたらセル連結なんて百害会って一利なしだ。
書くことが決まつてないのに書き始めていきあたりばつたりに表をデザインするからさうなる。
つまり、ろくな文書ぢやないといふことだ。
だいたい、一枚の中に複数の表のデザインを入れたいのなら最初からMicrosoft Word (以下、Word)を使へばいい。
さうしないのはWordが使ひづらいからだらう。
さうすると怒りの矛先はMicrosoftに向かふ。
Excelのセルの列幅を小さくして方眼紙状態にする人もゐる。
さういふExcelの表を見るたびに、「ああ、これを作つた人はなにも考へてゐないんだな」と思ふ。
おなじ表を作るのでも使ふセルの数が多いのと少ないのとではExcelのファイルの大きさが違ふ。
方眼紙状態にするといふことは、無駄にExcelファイルを大きくしてゐるといふことだ。
なぜそれに気づかないかな。
それでExcelが落ちたのファイルが壊れたのと嘆いてゐても自業自得といふものだ。
もしドラゴンボールが存在するならば、七つ集めて神龍に「未来永劫、Excelのセル連結をする人間を抹殺してほしい」と願ひたい。
そして、死にたくなつたらセル連結をするのだ。
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