やりなほしドイリー
結局Spring Doily 2014を作り直してゐる。
去年の暮れに突然思ひたつてドイリーを作り始めて、なんの役にも立たないかもしれないがやはりドイリー作りは楽しかつた。
そんなわけで、今年はとにかくドイリーを作つてみやうと思つてゐる。
といつても、モチーフつなぎのドイリーはちよつと違ふ気がしてゐるんだよね。この場合、「ドイリー」より「モチーフつなぎ」が強い気がしてゐる。
モチーフはモチーフで完結してゐるからかもしれない。
もちろん、モチーフ同士をつなぎあはせるとまつたく違ふ表情を見せるものもあるわけで、それはまた別なのかも。
さう考へると、モチーフではもの足りないんだな、作るものとして。
栞もモチーフも立派に作品だ。
それはさうなのだけれども、タティングしてゐるときに糸を持つ手の先にゆらりとぶらさがる作りかけのレースがあると、なんだかものすごく「タティングしてゐる!」「レースを作つてゐる!」といふ満足感があるんだよね。
現在このドイリーは二段目に入つてゐる。
二段目だとまださういふ満足感はない。
三段目くらゐになると満ち足りた気持ちになる。
「タティングしてゐる」といふ満足感は、タティングシャトルをあやつつてゐるときにもあるんだけどね。
プラスアルファの喜びとでもいはうか。
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