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Tuesday, 21 January 2020

収納はどこにもついて回る悩み

ドイリーをあまり作らない理由は、作つてもどうしたらいいのかわからないからだ、とは何度も書いてゐることだ。
飾るわけにもいかないしね。
我が家にはドイリーの似合ふやうな場所がない。
保存するにもどうしたものやらと思ふし、そもそも使ひ道がないのに保存する意味があるのかといふ話もある。

そんなわけで、一時はタティングレースのスカーフとかできたらショールとかを作りたいなと思つてゐた時期もあるし、実際作つてもみた。
途中で挫折して「ランナーといふことにしやう」と思つたものが二つほどできた。
完成できたのはいまのところ一つだけだ。
この後もまだスカーフやショールには挑戦してみたいと思つてゐるけれど、飽きずに作れるモチーフなりエジングなりを探す必要がある。

それに、スカーフやショールもしまつておく場所は必要なんだよね。
タティングレースだからそんなにかさばるものにはならないが、つぶさないやうに保管したい。
そんなにたくさんは作れないのだ。

さう考へると、やはりドイリーがいいかな、といふ気になつてくる。
ドイリーなら折らなくてもそのまま保管できるくらゐの大きさのものが多いし、重ねてしまつておけさうだからだ。

完成したものをどうするかといふのは、手作りにおいて必ず問題になることだと思ふ。
あみものの話になるけれど、くつ下といふのはその点そんなにかさばらず、日々使用できて(日本の夏には向かないが)いい。
手袋だとそんなにとつかへひつかへしないし、マフラーはかさばる。
一時、セーターやヴェストを編んでゐたこともあつたが、しまふ場所を確保するのに苦労した。

先にも書いたやうに、タティングレースはそれほどしまふ場所には困らない。
困らないけれども、たとへば小さいモチーフなんかはどうしたものか、と悩みはする。

手芸好きになるには収納上手である必要があるのかもしれないなあと、あちらこちらに点在するモチーフや栞を見て思ふ。

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