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Thursday, 05 December 2019

英単語にかなをふる

英単語にかなでふりがなをふることの是非といふのがある。

講談社のブルーバックスに「怖いくらい通じるカタカナ英語の法則」といふ本がある。
読んだことはない。
推測するに、まとまつた文章を聞こえたとほりにカタカナにする方法なのではないか。
いはゆる「What time is it now?」を「掘つた芋いぢるな」と云ひ返るやうな方法だ。
それはおそらく通じるのではないかと思ふ。
全部は通じなくてもある程度は。
ただこの方法には限界がある。
すべての文にこの方法でかなをふることはできないといふ点だ。
まつたく聞いたことのない英文には対応できない。
本の方は「法則」といふくらゐだから、未知の文章にも対応できるやうなきまりがあるのだらうとは思ふけれど。

ではやつがれが英語にかなをふることに反対なのかといふとさにあらず。
こどものころ、はじめて手にした英和辞典には各単語にひらがなカタカナまぢりのふりがながついてゐた。
発音記号の横についてゐたやうに記憶する。
これが便利だつた。
実際に声に出して発音するには向いてゐないのかもしれない。この場合は「掘つた芋いぢるな」方式の方がずつと役に立つ。
だが、文章を読むことを考へたらどうだらうか。

最近は文章を読むときは黙読するのが一般的だ。
だが、母国語でもとくにわけのわからない文章を読むときは、脳内で音読してゐないだらうか。
やつがれは読むのが遅くて、といふのは脳内で音読しながら読んでゐるからだ。
目だけで文章を追ふことができないのだつた。

英語にしてもさうで、読むときは脳内で発音しながら読んでゐる。
だからだらう、第一次世界大戦の本を読んでゐたときに、セルビアの人の名前がどうにも発音できなくて何度もひつかかつた。

つまり、読むときに単語の発音がわからないと読みづらいといふことだ。
読めないといふこともあるかもしれない。
漢字だつて読み方がわからないと黙読するにもつかへつかへになるのぢやあるまいか。

また、ふりがなと実際の発音とは違ふといふことがわかつてくると、ふりがなではああなつてゐるけれど実際はかう、みたような関連づけが脳内にできあがる。

といふわけで、英語にかなをふるのは悪くないと思つてゐる。
世の中にはかなをふることでネイティヴ(だけぢやないのにね、英語を使ふのは)に通じない英語を喋ることになるといつて反対してゐる人もゐるけどさ。
でも、たぶん、やつがれの口から出る英語はまつたくのカタカナ英語でもないと思ふので、さういふ心配は無用な気もするのだが、さて。

個人差はある、といつたところか。

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