達成感がほしい
クロバーの匠は日本が世界に誇る編み針だと思つてゐる。
先頃リニューアルしたのだが、まだ手にしてゐない。
現在編んでゐるヴェストも匠の輪針で編んでゐる。
最近愛用してゐるタティングシャトルもクロバー製だ。
最初に手にしたのがクロバーの鼈甲柄角付きシャトルだつたこともあり、クロバーのシャトルには愛着がある。
サイズが絶妙だしね。
糸を巻いて手のひらに乗せたときの感覚が好きだ。
なんともいへず可愛いし、糸を巻いてあるからいつでも使へるといふ、出番を待つてゐる感じもいい。
そんなわけで Chinese Coin Bookmark はクロバーのシャトルで作つてゐたのだが、途中で失敗して糸がほどけないといふ話は先週書いたとほりだ。
仕方がないので切つて、ひとまづはなにか別なものを作らうとしてゐる。
いまはシャトルひとつでできるモチーフを作つてゐる。
シャトルひとつだけで作るモチーフは、どうも苦手でなかなかうまくできない。
外周のピコやリングとリングとのあひだの糸の長さがそろはず、モチーフが波打つてしまふこと一度ならず。
最近はだいぶマシになつてはきたけれど、はじめて作つたときには「……これ、できるやうになるんだらうか」と暗澹たる気持ちになつたものだ。
でもなあ、モチーフ作りつてなんかかう、いまひとつ達成感にかけるんだよなあ。
ここはやはりドイリーを作つてみるしかなからうか。
ドイリーつてものすごく「作つたー」といふ達成感を得られるんだよね。
その後何に使つていいかよくわからないけれど。
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