風邪の予防に
風邪をひいてしまつた。
月曜日に寝込んで、以降、咳と鼻水とに悩まされてゐる。
どちらも「おさまつたかなー」と思ふとまた出てくるといつた寸法でどうにもよくない。
風邪やインフルエンザの予防には、朝起きたら即歯を磨くといい、と聞いた。
眠つてゐるあひだに口の中に菌が増えて、それが原因で風邪やインフルエンザにかかるのだといふ。
歯を磨くことで、さうした菌を除去できる、といふのだ。
朝一番に歯を磨くやうになつて風邪をひかなくなつた、といふ人の話もあつた。
はじめてはみたものの、そのあひだ風邪にもインフルエンザにもかかつた。
まだつづけてゐるけどもね。
もともと、風邪をひきやすい性質だ。
こどものころは人に先駆けて風邪をひき、春のくるころや五月の連休前後にもまたひいてゐた。
鼻と喉、気管がポンコツといふ話もある。
なんかあるとすぐ声が出なくなるしね。
手洗ひうがひも励行してゐる。
小学生のときに習つたとほり、手のひら、手の甲、指の股、爪の先、手首と洗ふやうにしてゐる。
こんなに気をつけてゐるのに、なんで風邪をひくのかなあ。
我ながら不思議でならないが、原因はわかつてゐる。
寝不足と冷えだ。
寝不足だけでもまづい。
でもコンボでくるともつとまづい。
今回がさうだつた。
寝不足がずつとつづいてゐて、さらに土曜日曜と「ちよつと寒いかな」と思ふことがあつたけれども「すぐ寝るから(といつて寝ないのだが)」と我慢したのがよくなかつたらしい。
こんなに苦しい思ひをするのなら、今後は早寝を心がけるよ。
さう思ひつつ、やはり就寝時間は早くならない。
こんなことではまた風邪をひいてしまふ。
それにしても、「風邪の予防には十分な睡眠とあたたかくしてゐることが必要です」といふだけのことを、なぜもつと強調しないのだらう。
なぜ朝一番に歯を磨くといいだとか手洗ひうがひを心がけるやうになどといふのだらう。
やつてゐても全然効かないのに。
不思議なことである。
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