終はりが見えない
ほぼ真四角のタティングレースのモチーフの角同士をつないてゐる。
藤戸禎子の「タティングレース モチーフ&エジング101」に掲載されてゐるモチーフを使つてゐる。
復刻版の表紙のモチーフではなく、もうひとつのタティングシャトルひとつでできるモチーフだ。
シャトルは GR8 Tatting Shuttle を使つてゐて、かういふシャトルひとつだけで作れるモチーフとすこぶる相性がいい。
隅同士をつなぐと、五つつないだところで九マスの正方形ができる。対角線上に四角いモチーフが並ぶ感じだ。
本ではそこでとまつてゐるのだが、もう四つつなげてみた。
あと一つつなぐと、角が縦になるやうにおいた四角形が三つ重なつたやうな形になる。
そこで終はりにしやうかなと思つてゐる。
モチーフつなぎには際限といふものがない。
つながうと思へばいくつもつなげていける。
糸があるだけ延々つなぐこともできる。
モチーフつなぎの作品があつて、そのとほりに作るのならいいのだが、なんとなくつないでゐるといつまでも終はらない。
以前、タティングレースのモチーフをつないでスカーフを作つたことがあつたが、このときは百枚つなげると決めてゐた。
百枚もつなげばそれなりの長さになるだらうと思つたからだ。
実際はその手前で求めてゐた長さになつたのでそこでやめた。
今回のモチーフつなぎは、なんとはなしにはじめて、なんとはなしにつないでゐた。
ゆゑにいつまでたつても終はりが見えない。
先週も書いたやうにしつかりした栞も作りたいし、とりあへずはこんなところでやめておくつもりだ。
もともとはスカーフやショールにするモチーフをさがしてゐたのだが、このつなぎ方だとスカーフやショールには適してゐない気がする。
つなぎ方をかへればいけるかもしれない。試してみないと、かな。
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